スマホアプリには漢字辞典や漢和辞典もいろいろとあります。漢字を手書き入力で検索できるものや、難しい読み方を調べられるもの、勉強に役立つ無料アプリなど、いろいろな種類がある中で、おすすめの漢字・漢和辞典アプリにはどのようなものがあるのかご紹介します。
スマホやタブレットを使うといろいろな事を調べることができてとても便利です。Web検索で辞書機能を使うこともできますが、辞典アプリもとても充実しています。この記事では、iPhoneやAndroidスマホで利用できる辞典アプリの中でも、特に漢字辞典や漢和辞典のおすすめアプリをご紹介します。まずは漢字辞典を選ぶコツについてみていきましょう。
漢字辞典アプリを選ぶコツには、どのような用途で使うのか、ということを考えて選ぶことが挙げられます。一口に漢字辞典・漢和辞典といっても、小学生が普段の学校の勉強に役立てるために使うものと、大人が仕事で難しい漢字を調べるのとでは、まったく用途が違ってきます。小学生向けの漢字学習辞典に難読漢字や専門用語は必要ありません。
どのような目的で作られていて、どのようなことに役立てることができる漢字辞典なのか、ということを考えて選ぶことで、自分が調べたい漢字をドンピシャで調べることができるようになります。
どのような漢字をどのように調べたいのかによって、手書き検索か読み方検索で調べるのかが変わってきます。読み方が全く分からない漢字を調べることが多い場合には手書き検索機能が必要ですが、基本的な漢字の読み方わかっている場合に、同じ漢字が持つ別の意味や用例を調べたい場合には読み方検索で大丈夫です。
最近では両方の機能を備えている漢字辞典・漢和辞典アプリも増えてきましたが、あなたの必要性に合った検索方法を選びましょう。
漢字辞典・漢和辞典を調べ物のために使うのではなく、勉強目的で利用するのなら、漢字の意味だけではなく、書き順や熟語、四文字熟語などの勉強に役立つ情報がたくさん掲載されているものを選んだ方がいいでしょう。
特に漢字の勉強が必要な小学生にとっては、漢字辞典・漢和辞典を利用することで、言葉の幅を広げることができるので、より幅広い言葉を学べる漢字辞典・漢和辞典を選びましょう。
それではここからおすすめの漢字辞典アプリをご紹介します。まずは手書き検索できる漢字辞典アプリです。漢字の読み方や部首がどれなのかわからないときには、その漢字を書くことで似たような形の漢字から検索できればとても便利です。手書き検索機能は紙の辞書ではできないアプリならではの機能です。
手書き検索ができるおすすめの漢字辞典アプリには「手書き漢字認識辞書」があります。iOSとAndroidに対応しています。基本的に無料で利用できますが、一部課金で利用できる機能もあります。
こちらのアプリは文字通り文字をアプリに表示される入力パッドに指で手書きで書くことで、漢字を認識してくれるアプリです。認識した漢字をインターネット上の辞典サイトで探して、似たような形の漢字がないか探してきてくれます。
本を読んでいるときにわからない漢字があったときにとても重宝するアプリです。辞書をアプリ内に入れていないのでアプリの容量も少ないのはいいのですが、通信状態が悪いと検索に時間がかかります。通信制限を受けていると使いにくくなるのが唯一の欠点です。
手書き検索ができるおすすめの漢字辞典アプリには「漢字検索」もあります。iOSとAndroidに対応しています。こちらのアプリも基本的に無料で利用できますが、一部課金で利用できる機能もあります。
こちらのアプリも読み方や意味が分からない漢字を手書き入力で検索できます。アプリの中に常用漢字、人名漢字など合計3500文字以上の漢字を収録しているのでオフラインでも利用できます。漢字の読み方や意味だけではなく、英語訳も表示することができるので、日本語を勉強している海外の人や、英語への翻訳が必要な人にも役立つでしょう。
手書き入力以外にも、キーボードからの入力やコピペでの検索も可能なので、ウエブサイトなどでわからない漢字があったときにも調べやすい漢字辞書です。
手書き検索ができるおすすめの漢字辞典アプリには「漢字読み方 漢字検索 - 手書き漢字辞典」もあります。iOSとAndroidに対応しています。こちらのアプリは広告が表示されることによって、完全無料で利用できるアプリです。
こちらのアプリには18万語のもの漢字や熟語が収録されています。これだけの情報があるのに、すべてのコンテンツはアプリの中に収録されています。それで完全無料で利用できます。その分だけアプリの容量は大きくなってしまいますが、オフラインでも利用できるというメリットがあります。
アプリには漢字の読み方、部首、画数、熟語の読み方と意味が収録されています。細かい意味や用例はWeb検索ですぐに調べられるようになっています。
漢字の中には難読漢字と呼ばれるものがあります。漢字自体が難しくて読み方がわからない漢字や、難しい漢字は使っていなくても熟語になることで読み方がわからなくなる漢字などです。こちらでは、そんな読み方が難しい漢字を調べることができるアプリをご紹介します。
難しい漢字の読み方や意味を学ぶのに役に立つおすすめのアプリには「難読漢字辞書」があります。iOSとAndroidに対応しています。広告表示がされますが、完全無料で利用できるアプリです。
このアプリでは「法学・法令」「植物」「魚類」といった14の種類ごとにカテゴリー分けされて、それぞれのカテゴリーごとに難読とされている漢字を学ぶことができます。「海象」と書いて「セイウチ」、「火酒」と書いて「ウイスキー」など、現在の生活や仕事にはあまり直結しない漢字の知識が多いのですが、雑学として知っておくと楽しいでしょう。
明治時代の小説を読んでいると、現代の小説では出てこない熟語が良く見られます。そんな時に、この辞書で調べてみると面白い発見がありそうです。
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