iTunesをダウングレードしたことがありますか?ここではiTunesを前のバージョンに戻す方法をWindows/Macごとにご紹介します。ダウングレードする際の注意点もまとめました。何かあればiTunesのダウングレードを検討してみましょう。
ダウングレードとは、アップデートの逆で新しいバージョンから古いバージョンのソフトウェアをダウンロードすることです。iTunesをダウングレードをすることでどのようなメリットがあるのでしょうか。また、ダウングレード前におすすめすることもご紹介します。
iTunesのエラーの要因は様々ですが、OSのアップデートやiTunesの再起動など基本的な対処法を試しても効果がない場合、iTunesを旧バージョンに戻すとエラーが解消される可能性があります。他にiTunesのエラーの対処法がない場合は、ダウングレードをおすすめします。
現在は必要ありませんが、iTunesの最新バージョンが12.7のときは、App StoreがなくなりiPhoneと同期できないため、12.6へダウングレードしなければなりませんでした。2019年1月7日現在の最新バージョンである12.9.2.6では同期が可能ですが、これからも12.7のように最新バージョンで何らかの機能が削られる可能性があります。
また機能は変わらなくてもアイコンの場所が変わるなど、使い勝手が大きく変わることもあります。
iTunesをアップデートする際は変更点が確認できるので、今のバージョンの方がいいと感じたらiTunesをそのままにしておくことをおすすめします。万が一iTunesをアップデートしてしまったらこれから説明する方法でiTunesをダウングレードしましょう。
iTunesをダウングレードすると、今までに保存したプレイリストやデータが消去されたり動かなくなったりする可能性があります。そのためバックアップしておくことを強くおすすめします。Windows 10の場合は"c: \Users\ユーザー名\Music\iTunes"のフォルダの中にバックアップファイルが入っています。
いくつかファイルがありますが、"iTunes Library.itl"のみでいいので、他のフォルダにコピーや移動をさせておきましょう。ダウングレードした後に音楽が消えていたら、移動したファイルをコピーすればもとに戻ります。
Macの場合は念のため"Time Machineバックアップ"でMacOS全体のバックアップを取りましょう。外付けのストレージデバイスがないとバックアップできないので注意してください。
それではここからiTunesのバージョンを戻す方法をご紹介します。まずはシェアが大きいWindowsから説明します。
まずはすでにインストールしてあるiTunesの関連ファイルをアンインストールしましょう。"コントロールパネル"から"プログラムのアンインストール"をクリックします。
ここからiTunes関連の、以下の6つのプログラムをアンインストールしましょう。発行元順にすると、Apple Inc.でまとめて表示されてわかりやすいのでおすすめです。ちなみにiCloudは全く別のアプリケーションなのでアンインストールの必要はありません。
現在のバージョンのiTunesをアンインストールしたら、旧バージョンのiTunesをダウンロードしましょう。Appleの公式サイトから旧バージョンのiTunesがダウンロードできます。旧バージョンのiTunesは一部しかありません。あくまで旧バージョンのiTunesがダウンロードできるのは、一時的な措置ということでしょうか。
旧バージョンのiTunesがダウンロードできたらインストールしてください。フォルダからダウンロードしたiTunesをダブルクリックするか、右クリックして"管理者から実行"を押すとインストールできます。あとは通常通りiTunesを利用できます。
旧バージョンのiTunesのダウンロードは下記のリンクから行いましょう。
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