iPhoneをパソコンに接続しても認識しない場合の原因と対処法を解説します。iPhoneをパソコンに接続しても認識しない場合は、まず、接続機器を確認し、ソフトウェアが古くないかをチェックします。また、iPhone上で接続を許可しているか確認しましょう。
iPhoneをPC・Macに接続しても認識しないことがあります。様々な原因が考えられますが、今回はその原因を1つ1つ検証し、それぞれの原因に対応する対処法を紹介します。また、パソコン条件もWindowsとMacに分けて考えます。
まずは、WindowsパソコンにiPhoneを接続しても認識しない原因から考えていきます。
WindowsパソコンがiPhoneを認識できない原因として考えられる要因の1つが、USBケーブルの破損・WindowsパソコンのUSBポートの破損です。
USBケーブルは使用頻度が多いと消耗します。また使用環境の条件によっても消耗が加速する場合があります。十分コードを伸ばした状態で使用していれば良いですが、コードを束ねたり、コードを折った状態で固定して使用したりすると、負担のかかるコードの箇所が消耗しやすくなります。
WindowsパソコンのUSBポートの破損は気づきづらいポイントですが、デバイスマネージャーでUSBポートの認識状況を確認し、USBポートを取り換えて試しても認識しないようであれば、WindowsパソコンのUSBポート自体の破損である可能性が高いといえます。iPhoneが認識されると「ポータブルデバイス」の項目に表示されます。
デバイスマネージャー上のiPhoneの確認については、後述のドライバーインストールの説明を参照してください。
WindowsパソコンがiPhoneを認識できない原因として考えられる要因の1つとして次に考えられるのが、iTunesのバージョンが古いという点です。WindowsパソコンにインストールされているiTunesのバージョンが最新バージョンでない場合は、利用しているiPhoneに対応できない場合があります。
WindowsパソコンがiPhoneを認識できない原因として考えられる要因の1つとして次に考えられるのが、WindowsのOSが古いという点です。WindowsのOSが古いバージョンであったり、アップデートがなされていなかったりすると、利用しているiPhoneに対応できない場合があります。
WindowsパソコンがiPhoneを認識できない原因として考えられる要因の1つとして次に考えられるのが、Appleデバイス用のUSBドライバーがインストールされていないという点です。
Appleデバイス用のUSBドライバーは「Apple Mobile Device USB Driver」といいますが、このドライバーはMacの場合は標準でインストールされていますが、Windowsパソコンの場合は新規でインストールする必要があります。
iTunesをインストールする際に一緒にインストールされる場合もありますが、iTunesをインストールする経由によっては「Apple Mobile Device USB Driver」は一緒にインストールされない場合があります。「Apple Mobile Device USB Driver」がWindowsパソコンにインストールされていないとiPhoneを認識できません。
WindowsパソコンがiPhoneを認識できない原因として考えられる要因の1つとして次に考えられるのが、iPhoneをWindowsパソコンに接続した際に、iPhone側で接続許可処理がなされていないという点です。
iPhoneをWindowsパソコンに接続した際に、このパソコンを信頼するかというメッセージのポップアップが表示され、信頼するをタップすると、次にパスコードを入力してiPhoneのロックを解除しなくてはいけません。この一連の処理が正常に行われないとWindowsパソコン側でiPhoneを正しく認識できません。
次に、WindowsパソコンがiPhoneを認識できない場合の対処法を解説します。
WindowsパソコンがiPhoneを認識できない場合に、まず、試すべき対処法が、接続しているWindowsパソコンの別のUSBポートに接続してみるという方法です。
前述した通り、WindowsパソコンのUSBポートの不具合が原因でWindowsパソコン側でiPhoneが認識されないという場合があるので、iPhoneがWindowsパソコンに認識されないときは、まず、Windowsパソコンの別のUSBポートに接続してみましょう。それで認識されれば、原因はUSBポートの不具合ということになります。
WindowsパソコンがiPhoneを認識できない場合に、次に試すべき対処法が、Apple正規品のLightning cableを利用するという方法です。
iPhoneに接続できるLightning cableはApple正規品以外にも多くの製品が市場に出回っています。その中にはApple認定品もありますが、iPhoneがWindowsパソコンに認識・表示されない場合は、Apple正規品のLightning cableに取り換えて試すことをおすすめします。
正規品以外のLightning cableの場合は、初めは使用できていても使用頻度が進むにつれて接続がうまくいかなくなるという場合も考えられます。ケーブルの不具合を疑うのであれば、まず、Apple正規品のLightning cableに取り換えて再度、iPhoneがWindowsパソコンに認識されるか試せば、原因がケーブルにあるかどうかが明確に判別できます。
WindowsパソコンがiPhoneを認識できない場合に、次に試すべき対処法が、最新のiTunesをパソコンにインストールするという方法です。
WindowsパソコンにインストールされているiTunesのバージョンが最新バージョンでない場合は、利用しているiPhoneに対応していない場合があります。
iTunesのバージョンが古いと、利用しているiPhoneのスペックをフォローしきれないためWindowsパソコンでiPhoneが認識されません。
しばらくiTunesをアップデートした覚えがない場合は、一度WindowsパソコンにインストールされているiTunesのバージョンを確認してみましょう。iTunesのバージョンが最新でない場合は、アップデートを行ってから、改めてiPhoneをWindowsパソコンに接続して認識されるか試してみましょう。
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