Internet ExplorerをMacで使う方法を解説します!無料、有料の方法がありますが、有料の方法は上級者向けです。お手軽な無料の方法をマスターして有効活用してください。現在でもMacでInternet Explorerが必要なときがあります。
Macの標準ブラウザといえばSafariですが、Internet Explorer(IE)がMacの標準ブラウザだった時代がありました。Mac OS 8.1~Mac OS X 10.2までの5年間はMacでInternet Explorer(IE)を使用するのが基本でした。
Macの標準ブラウザがSafariになった後も、しばらくはMac用のInternet Explorer(IE)は開発・公開されていましたが、2006年1月に供給が終了しています。
しかし、オフィシャルなMac用のInternet Explorer(IE)の供給が終わった現在でも、MacでInternet Explorer(IE)を利用する方法があります。今回はその方法(無料・有料)と、MacでInternet Explorer(IE)を使う理由について解説します。
MacでInternet Explorer(IE)を無料で使う方法について説明します。具体的にはユーザーエージェント (User agent)を使う方法です。ユーザーエージェント (User agent)とは、閲覧者がホームページにアクセスした際、ホームページに対して開示する自分のOSやブラウザなどの情報のことです。
この情報をもとに、ホームページはその閲覧者に合ったホームページ画面を供給してくれるのですが、このときに疑似的に情報を調整することで、実際のブラウザとは違うブラウザのホームページ画面を表示させられます。
端的にいえば、例えばSafariで閲覧していても、ホームページ側に「私が使っているブラウザはInternet Explorer(IE)です」と便宜上伝えることで、Internet Explorer(IE)の画面を閲覧できます。
SafariでInternet Explorer(IE)を疑似的に表示させる方法を説明します。
まず、Safariを立ち上げ、画面左上のメニューバーにある「Safari」をクリックし、開いたメニューウインドウから「環境設定」を選択します。
環境設定の画面の右端にある「詳細」をクリックすると、詳細の画面の最下方に「メニューバーに開発を表示」という項目があるので、チェックを入れます。
画面上方のメニューバーに表示された「開発」をクリックして、開いたメニューウインドウから「ユーザーエージェント」を選択します。ユーザーエージェント (User agent)を選択できるブラウザの一覧が表示されるので、その中からInternet Explorer(IE)を選ぶと、SafariでInternet Explorer(IE)の画面を表示させられます。
次に、ChromeでInternet Explorer(IE)を疑似的に表示させる方法を説明します。
Chrome画面右上の「メニューマーク」をクリックし、開いたメニューウインドウから「その他のツール」→「デベロッパーツール」を選択します。
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