Googleウェブマスターツール(サーチコンソール)とは?サイト登録や使い方を解説!

Googleウェブマスターツール(サーチコンソール)はサイトの質を高めるうえで欠かせない情報を提供してくれる無料ツールです。本記事では、Googleウェブマスターツールに分析したいサイトを登録する方法から代表的な機能の使い方まで解説します。

目次

  1. 1Googleウェブマスターツールとは?
  2. 2015年5月20日「サーチコンソール」に名称変更
  3. 2Googleウェブマスターツールに登録しよう
  4. Googleアカウントの用意
  5. サイトを登録する手順
  6. 3Googleウェブマスターツールの使い方
  7. サイトへのリンク
  8. 検索アナリティクス
  9. インデックスステータス
  10. 4Googleウェブマスターツールの便利な機能
  11. HTMLの改善
  12. Fetch as google
  13. サイトマップ
  14. Googleアナリティクスとの連携
  15. 5Googleウェブマスターツールを削除する方法
  16. サイトを削除する手順
  17. 6Googleウェブマスターツールに登録しよう

Googleウェブマスターツールとは?

Googleウェブマスターツールとは、Webサイトの検索パフォーマンスを解析できるGoogle提供の無料ツールです。効果的なSEO(Serch Engine Optimization)対策に欠かせない情報を提供し、サイトの質を高めるために一役買ってくれます。

2015年5月20日「サーチコンソール」に名称変更

Googleは、2015年5月20日に名称を「ウェブマスターツール」から「サーチコンソール」に変更しています。当初、ターゲットユーザーをWebサイトの管理者(ウェブマスター)としていましたが、実際にはサイト管理者にとどまらない幅広いユーザーに利用されていることがGoogleの独自調査によって明らかになったためです。

そこで、Googleは、このツールのターゲットユーザーを広げる方針のもと、名称を「サーチコンソール」に変更しました。サーチコンソールは、最近では2019年2月27日に新しいバージョンを発表しました。約一か月の移行期間の後旧バージョンは廃止される予定です。本記事では2019年2月27日に発表されたバージョンを新サーチコンソール、これ以前を旧サーチコンソール(ウェブマスターツール含む)と呼びます。

Googleウェブマスターツールに登録しよう

Googleサーチコンソール(旧名:ウェブマスターツール)の使い方を解説します。Webサイトを解析するにためには、まず解析したいサイトをサーチコンソール(旧名:ウェブマスターツール)のサイトに登録する必要があります。

Googleアカウントの用意

サイト登録の手順は次の通りです。

  1. Googleサーチコンソール(旧名:ウェブマスターツール)へアクセス
  2. Googleアカウントでのログイン
  3. 対象としたいサイトをサーチコンソール(旧名:ウェブマスターツール)に登録

まずは、Googleサーチコンソール(旧名:ウェブマスターツール)へのアクセスとGoogleアカウントでのログインまでの手順です。サーチコンソールのサイトにアクセスします。サイトへのリンクを下記に貼ります。

Google Search Console(公式サイト)

サーチコンソール(旧名:ウェブマスターツール)のサイトにある「今すぐ開始」ボタンをクリックすると、Googleアカウントへのログインを要求されます。アカウントがある場合は、「メールアドレス」と「パスワード」を入力してログインをしてください。Googleアカウントがない場合は、例えば次の記事を参考にまずはアカウントを作成してください。

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サイトを登録する手順

Googleアカウントへのログインができたら、次は対象としたいサイトを登録します。分析対象としたいサイトの単位によって「ドメイン」または「URLプレフィックス」を入力し、入力したサイトの所有権を確認できればサイトの登録は完了です

ドメインプロパティとは、新サーチコンソールで発表された機能で、旧サーチコンソール(旧名:ウェブマスターツール)で提供されていたプロパティセット(複数のプロパティをまとめることができる)に似た機能です。ルートドメイン(例えば、「example.com」)を指定します。下表に示したように特定ドメイン「example.com」のプロトコル、サブドメイン、サブディレクトリのサイトを統合して取り扱うことができます。

出典: https://webmasters.googleblog.com/2019/02/announcing-domain-wide-data-in-search.html

URLに含まれる要素
プロトコル(http/https) (A)http://example.com
(B)https://example.com
サブドメイン (C)http://sub1.example.com
(D)http://www.example.com
(E)http://m.example.com
サブディレクトリ (F)http://example.com/css/
(G)http://example.com/img/
ドメインプロパティ「example.com」は、(A)から(G)で示したURLを統合して取り扱います。なお、ドメインプロパティの実装にともないプロパティセットは2019年3月28日で廃止されています。

URLプレフィックスとは、旧サーチコンソール(旧名:ウェブマスターツール)でも実装されていた、入力されたアドレスのURLのみを対象とする場合に使うプロパティです。ドメイン、プロトコル、サブドメイン、サブディレクトリを区別して取り扱います。

本記事では、URLプレフィックスでの登録手順を説明します。まずはテキストボックスに登録したいURL(例:https://www.example.com)を入力して、「続行」ボタンをクリックします。"確認状態をチェックしています"と表示され、しばらくすると"所有権の確認"がポップアップされます。

解析するためには対象としたいサイトの所有権が必要です。サーチコンソール(旧名:ウェブマスターツール)がこの"所有権の確認"する方法には、「HTMLファイル」「HTMLタグ」「Google Analytics」「Google タグ マネージャー」「ドメイン名プロバイダ」があります。

本記事では、「HTMLタグ」を使った方法を解説します。「HTMLタグ」が表示されていない場合は、マウスのスクロールホイールなどで表示画面を下方にスクロールさせてください。

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