Googleフォームのメール自動返信設定方法!スクリプトエディタの設定は?

Googleフォームに回答するとメールで自動返信する設定方法をご紹介します。フォームの設定にはGoogleスプレッドシートのスクリプトエディタという機能を使用しますが、本記事を読めば自動返信メールが簡単に設定ができますよ。是非参考にしてください。

目次

  1. 1Googleフォームに自動返信機能を付けることはできる?
  2. スプレッドシートにスクリプトエディタを設定して自動返信が可能
  3. 2Googleフォームの回答を格納するスプレッドシートを作成する
  4. 作成したGoogleフォームからスプレッドシートを開く
  5. 3Googleフォームに自動返信機能を付ける方法
  6. スクリプトエディタを編集する
  7. スクリプトエディタを保存する
  8. 自動返信のトリガーを設定する
  9. 4Googleフォームに回答して自動返信されるかテストしよう
  10. 5Googleフォームの自動返信が届かないときは?
  11. 自動返信の設定が不足していないかを確認する
  12. 迷惑メール扱いになっていないかを確認する
  13. 自動返信先のメールアドレスに問題がある場合もある
  14. 6問合せ用のGoogleフォームに自動返信機能を付けてみよう!
  15. Googleの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!

Googleフォームに自動返信機能を付けることはできる?

GoogleフォームはGoogleが提供しているGoogleドライブのサービスの一つで、ホームページでよく見かける「アンケートフォーム」や「お問い合わせフォーム」を簡単に作成することができます。GoogleドライブやGoogleスプレッドシートと連携し、回答結果の集計を自動で行ってくれるため、これを活用することで分析に掛ける時間を多く確保できるというメリットがあります。

そんなGoogleフォームですが、もっと便利なフォームにしてみませんか?本記事ではGoogleフォームに回答があると自動で返信する機能を設定する方法をご紹介します。

実は、Googleフォームは標準で自動返信するような機能は存在しません(2019年2月18日執筆現在)。ただし、スクリプトエディタという機能を利用することで自動返信機能を設定することができます。

スクリプトエディタとは?馴染みがない用語に戸惑っているかもしれませんが、その説明は以下で解説します。

スプレッドシートにスクリプトエディタを設定して自動返信が可能

Googleフォームからの回答結果はGoogleスプレッドシートに自動で出力されます。自動返信機能を設定するには、回答結果のスプレッドシートのスクリプトエディタに「スクリプト」と呼ばれるプログラムを記述し、そのプログラムを動作させることで、自動返信が可能になります。

因みに記述するプログラミング言語はGoogle Apps Script(GAS)という言語で、Googleが提供するスプリプト言語です。JavaScriptが元々の言語ですが、Google用に使える機能を制限し、シンプルになったプログラミング言語がGoogle Apps Scriptです。

このプログラミング言語をスクリプトエディタを記述し、活用することによってフォームの自動返信機能だけではなく、様々なカスタマイズをすることができます。蛇足になりますが、ご興味がある場合は検索して調べてみてください。

プログラミングと聞いて少々引き気味かもしれませんが、今回はサンプルコードをコピー&ペーストするだけですのでご安心ください。それでは設定について順々に解説していきますので、頑張って設定していきましょう。

Googleフォームの回答を格納するスプレッドシートを作成する

まずはGoogleフォームの返信結果を一覧で記録するスプレッドシートを作成しましょう。スプレッドシートとはGoogleの表計算サービスで、マイクロソフトのExcelと似たサービスです。Excelを使用したことがある人は取っ付きやすいので、扱い方はすぐ慣れるでしょう。

それでは、まずGoogleフォームを作成しましょう。

Googleドライブを開き、適当なディレクトリで、ページ左上の「新規」ボタンを押します。押すと、上記のようなコンテキストメニューが表示され、その中から「その他」→「Googleフォーム」を選択してください。

すると、Googleフォーム作成画面が表示されます。

Googleフォーム作成画面ではフォームタイトルや説明文、各入力項目を作成していきます。例として今回は以下の設定で説明します。

まず、Googleフォームの一番上部にあるのがタイトル説明文を入力する箇所です。入力したいテキストにクリックすることで編集することができます。フォームは何のためのフォームなのか利用者に伝えるために重要な事柄なので必ず入力してください。

今回はGoogleフォームの第一入力項目として名前を入力項目とします。「お名前」と記述し、右のプルダウンメニューは「記述式」を選んでください。また、入力必須項項目としたいので、右下の必須スイッチをONにしてください。必須スイッチをONにすることで、入力必須となります。

Googleフォームの第二項目としてメールアドレスを入力項目とします。「メールアドレス」と記述し、右のプルダウンメニューは「記述式」を選んでください。また、こちらも入力必須項項目としたいので、右下の必須スイッチをONにしてください。

また、右下の「」をクリック→「回答の検証」を選択すると、メールアドレスが正しい形式かどうか検証ができます。メールアドレスを入力させる場合には必ず設定すると誤りがなく手間が省けます。

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この記事のライター
山田一説

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