docomoが提供する2つの動画配信サービスであるdTVチャンネルとdTVの違いや、dTVにある31の専門チャンネルの種類や内容について、また、動画アプリの使い方をわかりやすく説明します。また、PCで使用できる動画アプリについても説明します。
docomoには「dTV」と「dTVチャンネル」という、2つの異なった映像配信サービスがあります。ここでは、「dTVチャンネル」と「dTV」の違いや、録画機能の有無、料金体系など、dTVチャンネルについての詳しい情報を紹介します。
dTVチャンネルとは、docomoが提供する映像配信サービスの一つで、2018年1月30日からサービスを開始した、比較的新しい動画配信サービスです。
dTVチャンネルは、Huluなどの他の映像配信サービスの様なオンデマンドの配信サービスとは異なり、リアルタイムで配信されるコンテンツを、テレビを見ているように視聴する映像配信サービスです。
ただし、テレビやCATVの様な固定網の動画配信サービスとは違い、インターネットを通じてコンテンツが配信される為、チューナーなどの特別な専用機器を用意する必要はなく、スマートフォン・タブレット・PCなどの端末があれば、どこでも好きなチャンネルを視聴することが可能です。その為、場所を選ばず、どこででもコンテンツを楽しめます。
この様に、dTVチャンネルはスカパーやCATVなどと競合する動画配信サービスと言えます。これらのCATVなどのサービスは月額が約4,000円からであるのに加え、専用チューナなどが必要となることから、dTVチャンネルは非常にお得なサービスです。
現在のところ、31の専門チャンネルがあり、海外ドラマ・映画からエンターテイメント、ニュースなど、幅広いジャンルのコンテンツを視聴できます。
dTVチャンネルは、オンデマンドの映像配信サービスではないため、残念ながら録画のサービスはありません。この点がdTVやHuluを始め、他の動画配信サービスとの大きな違いです。
その為、見たい番組の放送前に通知が届くサービスがあり、番組の見逃しを防止できるようになっています。
また、どうしても放送時間に番組を視聴できなかった場合には、一部の番組のみですが、見逃し配信のサービスをしている番組もあり、別の時間に視聴することが可能です。ただし、すべての番組において、見逃し配信がされている訳ではないため、基本的には自分の視聴したい番組は配信時間に見る必要があります。
端末への録画機能がないため、外出先でチャンネルを視聴する場合は、パケット代がかかる為、注意が必要です。端末に録画されたコンテンツを視聴するのではなく、リアルタイムで配信されるコンテンツを視聴するサービスであるため、外出先で視聴するのにはあまり向きません。
この点に関しても、dTVチャンネルが競合するサービスはCATVなどの固定網の動画配信サービスと言えます。
domomoの映像配信サービスには「dTV」と「dTVチャンネル」の2種類あります。dTVは、HuluやNetflixなどと同様に、自分の好きなコンテンツを自分の好きな時に見ることのできるオンデマンド方式のネット動画配信サービスです。
これに対し、dTVチャンネルとはそれぞれの専門チャンネルを、そのチャンネルの配信スケジュールに合わせて視聴する形式の動画配信サービスです。形式的には通常のテレビや衛星放送などと同様です。ただ、ネット配信ですので、テレビ放送や衛星放送で必要となるチューナーなどの専用機器は必要無く、動画アプリなどを用いてコンテンツを視聴します。
dTVとdTVチャンネルの違いの一つに、録画機能の有無があります。dTVには録画機能があるのに対し、dTVチャンネルには録画機能がありません。
配信形式及び録画機能の違いは次の通りです。
dTV | dTVチャンネル |
オンデマンド配信 | リアルタイム配信 |
録画機能あり | 録画機能なし |
dTVチャンネルは月額780円(税抜)ですべてのチャンネルを視聴できます。
また、初回登録31日間は料金がかからず、無料で視聴できます。
「dTV」、「dTVチャンネル」ともにdocomoが提供する動画配信サービスです。しかしながら、docomoユーザー以外でも、dTV、dTVチャンネルの視聴ができます。ただし、docomoユーザーかどうかで、料金体系に違いが出ます。
docomoユーザー以外は、2019年3月31日までは月額780円で視聴できますが、それ以降は月額1,280円となり、それまでとは違い、月額料金が高くなります。
docomoユーザー | docomoユーザー以外 |
780円(税抜) 842円(税込) |
1,280円(税抜) 1,382円(税込) |
dTVはオンデマンド配信ですので、Huluなど他の動画配信サービスと競合するサービスと言えます。これに対し、dTVチャンネルはリアルタイムでの動画配信サービスであるため、テレビや衛星放送などが競合します。
dTVチャンネルには31チャンネルの専門チャンネルが用意されており、リアルタイム配信という性質上、速報性の高いスポーツやニュース、また単発で楽しめる趣味の番組などに特色があります。こういった特徴がある為、dTVチャンネルには録画機能がついていないと言えます。
dTVなどのオンデマンド方式の動画配信サービスでは、基本的に視聴可能なコンテンツの数には制限がありますが、dVTチャンネルでは、常に新しいコンテンツがリアルタイム配信されている為、コンテンツの数に制限はありません。
どちらのサービスもネット配信の動画配信サービスであるため、スマートフォン、タブレット、PCなどの端末で視聴可能です。ただし、テレビでの視聴に関しては、dTVとdTVチャンネルでは違いがあります。
dTVはスマートTVやApple TV、Chromecastなど幅広い端末に対応していますが、dTVチャンネルは現在のところ、スマートTVには対応しておらず、STBのドコモテレビターミナル、Chromecastのみとなっています。
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