ANAのマイルには有効期限があります。せっかく貯めたマイルを失効させてしまうのはもったいないので、他のポイントに交換するなど活用した方がいいでしょう。この記事ではANAのマイレージの有効期限の確認方法や失効前に活用する方法などについて解説します。
ANAのマイルを貯めて航空券と替えようとポイ活に励んでいる人もたくさんいます。しかし、ANAのマイルを航空券に替えるためには1万マイル以上必要なことが多いのが現実です。航空券に替える前に有効期限が来てしまうポイントがあり、航空券に交換するまで貯められない、という人も少なくありません。
有効期限がなくて無制限にマイレージを貯めることができれば、時間をかけることで航空券ゲットまでたどり着きますが、残念ながらANAのマイルには有効期限があります。
もちろん使わずに有効期限を迎えたマイルは失効してしまいます。せっかく貯めたマイルが失効してしまうのはとてももったいないことです。この記事ではANAのマイルを失効させたくないという人のために、有効期限を確認してマイルを活用する方法についてみていきましょう。
まずANAのマイルの有効期限はどのくらいなのか見ておきましょう。ANAのマイルの有効期限は取得した日から3年間です。3年目の月末にすべてのマイルが失効します。3年間のうちに活用しないと取得した日から3年間経ったマイルから順番に失効していきます。
他のポイントのように最終利用日からすべてのポイントの有効期限が延長される、ということはありません。例えばTポイントは取得、利用、交換すべての利用方法で、所有しているすべてのポイントが最終利用日から1年間が有効期限になります。
しかし、ANAのマイルは全てのマイルが取得した日から計算されます。例えば2016年1月20日取得した100マイルと2017年5月5日に取得した200マイルを持っていたとします。
2016年1月20日に取得した100マイルは有効期限が過ぎた3年後の月の月末の2019年1月31日に必ず失効します。2017年5月5日に取得したマイルは有効期限の3年が過ぎた月の月末の2020年5月31日に失効します。
Tポイントや楽天ポイントのようにこまめにコンビニや通販で貯めていれば有効期限は半永久的に延長されていくものと違い、ANAのマイルは延長されることは基本的にありません。取得してから3年間のうちに活用しないと必ず失効してしまので注意しましょう。
ANAのマイルの有効期限の確認方法はANAマイレージクラブのウエブサイトもしくはANAのスマホアプリの「ANAアプリ」で確認できます。PCもスマホも利用していない人のために、郵送でマイレージを確認する方法ありますが、この記事を閲覧できているのならそちらの方法は必要ないでしょう。
WEBで確認する場合にはこちらのページから確認方法をよく確認した後で、PC用のページもしくはスマホ用のページへ入って確認しましょう。
スマホアプリを利用する場合にはiPhoneはAppストアから、AndroidスマホはGoogle Playストアからアプリをスマホにダウンロードしてログインして確認しましょう。
マイルの有効期限を確認するためにANAのウエブサイトかアプリにログインするときには、ANAのお客様番号が必要になります。ANAのお客様番号は、ANAプリペイドカードかANAマイレージクラブカード、ANAカードに記載されています。
デジタルカードを利用していてお客様番号がわからない場合には、ウエブサイトかアプリからお客様情報の照会ができるので、そちらから照会してみましょう。
ANAのマイルの有効期限が迫っていてもうすぐ失効しそうだというときに、航空券と交換ができるほど貯まっていなくても、そのまま失効させてしまうのはもったいなさすぎます。ANAのマイルの有効期限が失効しそうなときにはぜひ活用できる方法で活用しましょう。
失効しそうなマイルを活用する方法には次の方法があります。
ANAのマイルはANAが発行していてANAのサービスで利用することができるANAスカイコインやANA利用券に交換できます。またANAの通販サービスANAショッピングでもマイルが利用できるので、ANAのサービスで利用するといいでしょう。
スカイコインや利用券に交換することで失効目前だったマイルの有効期限を実質的にもう1年延長することもできます。
ANAのマイルは他の会社のポイントや電子マネーに交換できます。他社ポイントや電子マネーは実質的に利用期限を無期限延長できるものもあるので、そちらに替えて有効期限を気にせずに使えるようにする、というのも一つの方法でしょう。
ANAのマイレージが提携している通販ショップがあります。こちらで利用することで、失効前のマイルを活用できます。
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