Amazonの商品の発着を当日にして欲しいとお願いしたいときが多々あるはずです。Amazonには当日お急ぎ便があるようですが、どんな配送システムなのでしょうか。今回はAmazonの当日お急ぎ便を利用するための5つのポイントを紹介します。
宅配大手のヤマト運輸がAmazonの当日配送から撤退すると言うニュースは、多くのユーザーに驚きと衝撃を与えました。宅配大手の佐川急便はすでにAmazonからの撤退をしていましたが、ヤマト運輸まで撤退するのか、とAmazonの利用者の間に大きな不安がよぎりました。
しかし同時にこのニュースは、Amazonの利用者ではない多くの人にある疑問をもたらしました。Amazonの当日配送サービスとは一体何なのか、という疑問です。Amazonの配送サービスには、通常配送とお急ぎ配送の2つがあります。それぞれどんな配送サービスなのかこれから説明します。
Amazonの配送サービスの1つ目は、通常配送です。通常配送とは、どんな配送サービスなのでしょうか。基本的には、Amazonの通販サイトで商品を購入する際に、その商品に在庫があり、なおかつお届け日の指定などの条件がない場合に適用される配送方法です。
通常配送の条件は、基本的に商品の在庫があるかどうかだけです。配送料は配送先によって変わってきます。商品が届くまでにかかる時間は、1日~4日です。配送の支払い料金を以下にまとめて記載します。
配送条件 | 配送地域 | |
本州、四国(離島を除く) | 北海道、九州、沖縄、離島 | |
注文金額が2,000円以上 | 無料 | 無料 |
注文金額が2,000円以下 | 410円 | 450円 |
Amazonの配送サービスのもう1つは、お急ぎ便です。お急ぎ便とは、具体的にどんな配送サービスなのでしょうか。お急ぎ便とは、読んで字のごとく、Amazonで購入した商品の発送と配送を迅速に行い、当日か翌日に商品が届くようにしてもらえるというサービスです。待つのが苦手な人には便利なサービスです。
また緊急事態でどうしてもAmazonで注文した商品を早急に配送して欲しいときにも利用できるサービスです。
Amazonの配送サービスの1つであるお急ぎ便には、2種類あります。緊急事態は人によって異なります。それでAmazonは緊急事態を、いわば「レベル化」し、消費者の緊急事態レベルに応じて配送サービスが選べるように工夫を凝らしています。
Amazonの配送サービスであるお急ぎ便の、緊急事態レベル2の際に利用できるのが「お急ぎ便」サービスです。「お急ぎ便」サービスとは、商品の注文が確定してから商品が届くまでに3日以内かかるサービスです。しかし実際は、注文確定後、発送がすぐに行われるので、翌日には商品が届きます。配送の支払い料金を以下にまとめて記載します。
注文から到着までの配達の早さ | 配送地域 | |
本州、四国(離島は除く) | 北海道、九州、沖縄、離島 | |
お急ぎ便(3日以内に到着) | 510円 | 550円 |
Amazonの配送サービスであるお急ぎ便の、緊急事態レベル1の際に利用できるのが「当日お急ぎ便」サービスです。「当日お急ぎ便」とは、商品の注文が確定したその日に商品が発送され、その日に商品が届く、即日配達サービスです。ヤマト運輸が撤退したのはこの「当日お急ぎ便」サービスです。配送の支払い料金を以下にまとめて記載します。
注文から到着までの配達の早さ | 配送地域 | |
本州、四国(離島は除く) | 北海道、九州、沖縄、離島 | |
当日お急ぎ便(注文当日に到着) | 610円 | 650円 |
Amazonにはプライム会員制度があります。有料の会員制度です。Amazonプライム会員制度に加入するには月額400円、もしくは年額3,900円の会費の支払いが必要です。しかし、Amazonプライム会員にはたくさんの特典があります。配送サービスに関しても特典が与えられています。
Amazonに会員費の支払いをするAmazonプライム会員は、お急ぎ便も、当日お急ぎ便も無料で利用できます。Amazonプライム会員費は月額400円ですから、お急ぎ便(510円か550円)または当日お急ぎ便(610円か650円)を月に一度利用するだけで、元が取れてしまう計算になります。
Amazonプライム会員にはさらにお得な特典やサービスが盛りだくさんあるので、一考の価値があると言えます。
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