格安航空券を変えるアプリとして人気が高いエアトリですが、実は事務手数料や取扱手数料がかかり、航空会社のサイトで購入するよりも高いといった意見があります。実際にエアトリの手数料は高いのか、この記事では詳しく検証します。
格安航空券を買えるサイトとして、テレビCMなどでもおなじみのエアトリ。エアトリなら、どの会社の格安航空券でも買えるので安くて便利に見えますが、実は取扱事務手数料が高いといった意見があります。
この記事では、エアトリの取扱事務手数料は本当に高いのか、どんな手数料が必要なのか、解説します。
エアトリと、航空会社公式サイトで、それぞれ同じチケットの購入料金を比べてみましょう。ピーチ航空で、2020年2月28日の成田~沖縄那覇への片道チケットを、大人1名で検索してみました。ピーチ航空の公式サイトでは、最も安い席で午前8時発の便が9,090円、午後1時30分発の便が8,190円です。
一方でエアトリで検索してみると、ピーチ航空の同じ便が出てきますが、ピーチ航空の公式サイトより価格が高くなっています。午前8時の便が10,270円、午後1時30分の便が9,370円です。どちらも公式サイトよりも、1,180円高くなっています。
エアトリで航空券を予約した場合は、販売価格が1,180円高くなることがわかります。
エアトリで予約した時は、上記の差額の他に手数料が必要です。こちらでは、どのような手数料が必要なのかご紹介します。
エアトリで航空券を購入すると、購入金額5%分の、取扱事務手数料の支払いを求められます。申し込み画面を進んで手続きを進めていくと、決済画面でエアトリの事務手数料として加算されます。
支払い方法によっては、支払い手数料も必要です。
エアトリでは、クレジットカード決済は支払い手数料がかかりません。
コンビニ決済では、200円~350円程度の支払い手数料が必要です。支払うコンビニによって金額が異なります。
Paidyの口座振替は、手数料無料です。コンビニ決済の場合は350円の支払い手数料が、銀行振り込みでは150円~550円の支払い手数料が必要です。銀行振り込みの金額は、金融機関によって異なります。
エアトリでは銀行振り込みとして、Pay-easyを利用できます。Pay-easyでは、振り込みに使う金融機関によって支払い金額の5%~8%の振込手数料が必要です。
支払い手数料などは、公式サイトで購入してもかかります。しかし、もともとの航空券の金額が高く設定されている上に、事務手数料なども請求されるのであれば、エアトリで購入するメリットが内容に感じられます。エアトリを利用するメリットは何があるのか、解説します。
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