Zoomの共同ホスト機能(有料)について！できることや設定方法を解説！

Zoomの有料プランを利用している場合には、共同ホストを設定できます。共同ホストを設定すれば、Zoomアカウントを持っていてミーティングを主催する人だけではなくて、共同ホストもZoomをホストとして管理できます。

この記事では、Zoomの共同ホストに指名された人ができることと、共同ホストを設定する方法について解説します。

Zoomで共同ホストに指名された人ができることには次のようなことがあります。ミーティングをホストの代わりに開始することは、共同ホストにはできません。

Zoomで共同ホストに指名されたら、会議の参加者を管理する権限が与えられます。ホストは参加者のビデオや音声を切ったり、参加者を待合室へ移動させられます。共同ホストにもホストと同じ、参加者の管理権限が与えられます。

Zoomで共同ホストに指名されたら、クラウド録画の開始と停止の操作ができます。ホスト以外の参加者が、Zoomのミーティングを録音録画したい場合には、PCの内部ストレージへのローカル録画しかできません。

Zoomのクラウドストレージへのクラウド録画の権限はホストだけが持っています。共同ホストに指名されると、クラウド録画の操作ができるようになります。

Zoomで共同ホストを設定するためにはいくつかの条件があります。共同ホストの条件について解説します。

まず、ミーティングを主催するホストは必ず有料アカウントの利用者でなければいけません。無料アカウントでZoomミーティングを主催する場合には、共同ホストは設定できないので注意しましょう。

共同ホストに指名される方は、無料アカウントの参加者でも構いません。共同ホストは有料アカウントの利用者でなくても大丈夫です。また、Zoomアカウントを持っていない参加者でも、共同ホストになることができます。

共同ホストに指名できる人数には上限はありません。極端なことを言えば、そのミーティングに参加している参加者全員を、共同ホストに指名してしまうことも可能です。

Zoomで共同ホストを設定する方法を解説します。

Zoomで共同ホストを設定するためには、Zoomミーティングを開始する前に、Webのマイページで設定する必要があります。

上記のリンクから Zoomアカウントにサインインして 「ミーティング」のタブを開きます。「ミーティング」の設定の中に有料プランを利用していれば、「共同ホスト」のオンオフのボタンがあります。そちらをオンにすれば、共同ホストを指名できるようになります。

Zoomミーティングで共同ホストを指名する方法を解説します。Zoomミーティングを開始したら、画面の中から共同ホストに指名する参加者を選び、その参加者のビデオにマウスカーソルを合わせます。「…」をクリックすると、その参加者に対するメニューが表示されます。

「共同ホストにする」をクリックすると、その参加者を共同ホストに指名できます。

この記事ではZoomで共同ホストができることと、共同ホストを指名する方法について解説してきました。Zoomでミーティングを主催していると、会議の司会やセミナーや授業の講師をしながら、参加者を管理したり、録画のオンオフを切り替えたりするのが難しいことがあります。

そのような場合には、共同ホストを指名して、仕事をお願いすると便利です。ぜひZoomで有料アカウントを使っているのなら、共同ホストを誰かにお願いしてみましょう。