Windows10の再起動方法!デスクトップにショートカットアイコンを作成する方法も解説!

Windows10の再起動について、デスクトップにショートカットを作成、ショートカットキーなど、様々な方法をご紹介します。更にWindows10ではスタートメニューが復活しているため、そちらからの再起動の方法もご紹介しております。

Windows10の再起動方法!デスクトップにショートカットアイコンを作成する方法も解説!のイメージ

目次

  1. 1Windows10でPCを再起動する方法を解説!
  2. スタートメニューから再起動する
  3. スタートボタンを右クリックして再起動する
  4. ショートカットキーで再起動する
  5. デスクトップのショートカットボタンで再起動する
  6. 検索ボックスから再起動する
  7. コマンドプロンプトから再起動する
  8. 2トラブル時はWindows10の再起動が有効
  9. シャットダウンでは解決しないことも
  10. 高速スタートアップは解除できる?
  11. 3PCの電源ボタンを押しての強制終了は極力避けよう
  12. Windows10のOSに不具合がでる危険性が
  13. 4Windows10の再起動方法を知って快適に使おう!

Windows10でPCを再起動する方法を解説!

Windows10を使用している際に、システムエラーや読み込みが遅いといった問題が報告されています。そういった不具合は無暗にシャットダウンや強制終了をしてしまうと、データが消えてしまったり、最悪の場合Windows10が起動できなくなったりするがあります。今回はWindows10で生じた不具合への対処法「再起動」についての方法をご紹介します。

スタートメニューから再起動する

1つ目はスタートメニューから再起動する方法です。Windows10ではスタートメニューが復活しているため、デスクトップ上の左下のスタートボタンもしくはキーボードのWindowsキーを押すことでこのようにスタートメニューが開きます。

Windowsのスタートメニュー

このスタートメニューのWindowsアイコンの上の電源アイコンのボタンをクリック、その後出てくる再起動というボタンを押すことで再起動が開始され、しばらく待つと起動時の画面に切り替わり再起動完了となります。

windowsの再起動

スタートボタンを右クリックして再起動する

2つ目はスタートボタンからの再起動方法です。Windows10の再起動はスタートボタンを右クリックすることでも実行できます。スタートボタンを右クリックするといくつかの項目が表示されますので、その中から「シャットダウンまたはサインアウト」→「再起動」と進むことで再起動が可能です。

右クリックでPCを再起動

ショートカットキーで再起動する

3つ目はショートカットキーから再起動する方法になります。PCにはメニューを開かずに特定の操作が可能な「ショートカットキー」という機能があります。よく使うところであれば、「Ctrl+C」でのコピー、「Ctrl+V」のペーストなどです。Windows10では2通りのショートカットキーが設定されています。

「Alt」と「F4」

デスクトップ上で「Alt」+「F4」キーを押すことで「Windows10のシャットダウン」が開きますので、シャットダウンが表示されているボックスから再起動を選択します。

Alt+F4での再起動

ボックス内に「再起動」が選択されているのを確認したら、「OK」ボタンを押すと再起動が実行されます。

Alt+F4での再起動

ちなみにこの操作はデスクトップ上で行うものですので、何か作業をしている画面上でこの操作をすると、「すべてのタブを閉じますか?」と表示されてしまうため、各ウィンドウを閉じた上で再起動を実行してください。

アプリの終了

「Ctrl」と「Alt」と「Delete」

もうひとつは「Ctrl」+「Alt」+「Delete」の3つのキーを同時に押す方法です。こちらはデスクトップ上でなくとも使用できます。キーを押して青い画面が出てきたら、右下の電源アイコンをクリックし、そこから再起動を選んで実行します。

デスクトップのショートカットボタンで再起動する

Windows10の再起動は、ショートカットを作成しそれをダブルクリックすることで簡単に再起動を実行できます。では実際にショートカットを作成してみましょう。デスクトップ上で何もないところを右クリックし、「新規作成」→「ショートカット」と進みます。

windows10の再起動のショートカット

項目の場所を~のボックスに
「shotdown -r -f -t 0」
と半角で入力します。

windows10の再起動のショートカット

ショートカットの名前入力のボックスに「再起動」と入力し、完了を押します。

windows10の再起動のショートカット

するとデスクトップにこのように新規のショートカットが作成されます。このままダブルクリックすることで直ぐに再起動を実行できますが、アイコンを一目見ただけで「再起動」と分かるようにアイコンのデザインを変えることもできます。

windows10の再起動のショートカット

アイコンの変更も可能

ここからはデスクトップ上に作成した再起動ショートカットの、アイコンの変更方法になります。まずは作成したショートカットを右クリックし、プロパティを開くとこのような画面が出てくるため、プロパティの中ほどにある「アイコンの変更」を選択します。

windows10のショートカットのアイコン変更

するとこのように変更可能なアイコンが表示されるため、好きなアイコンを選択して「OK」を選択します。

windows10のショートカットのアイコン変更

アイコンの選択が終わったらこの画面に戻るため、再び「OK」を押してプロパティの変更を完了します。

windows10のショートカットのアイコン変更

「OK」を押すとデスクトップに戻るため、アイコンが変更されているか確認してください。

windows10のショートカットのアイコン変更

検索ボックスから再起動する

タスクバーの「ここに入力して検索」というボックスに
「shutdown -r -t 0」
と入力して検索します。

検索ボックスからwindows10の再起動

検索すると「コマンドの実行」と表示された項目が出てくるため、ダブルクリックで再起動が実行されます。

検索ボックスからwindows10を再起動

コマンドプロンプトから再起動する

検索ボックスに「cmd」と入力するとコマンドプロンプトが表示されるため、ダブルクリックで起動します。

コマンドプロンプトから再起動

Windows10のコマンドプロンプトが起動したら、赤枠の位置が最初は何も記入されていないため、ここに
「shotdown -r -t 0」
と入力し、このまま実行することで再起動となります。

コマンドプロンプトから再起動

トラブル時はWindows10の再起動が有効

ここで、PCの不具合を直すのにそもそもなぜ再起動が必要か、という点についてお話しします。Windows10を終了する方法としては「シャットダウン」「再起動」の2つの方法がありますが、実はこの2つは全く違う機能を持っています。

「シャットダウン」それから「再起動」は、それぞれ「PCをシャットダウンさせ、電源オフの状態にする(システムの終了)」こと、「PCをシャットダウンさせた後、直ぐに起動する」こととなっています。しかしこれら2つは公式からも説明のあるように、似て非なるものになります。

この違いを理解するのに重要になってくるのが「高速スタートアップ」というキーワードになります。Windows10ではPCの起動時に素早く立ち上げを行うため、前回のシャットダウン時にシステム情報を専用のファイルに保存して、次回のPC起動時にデータを読み込む「高速スタートアップ」という機能が備わっています。

Windows10ではこの機能がデフォルトで設定されているのですが、そもそもどういうプロセスで起動速度の高速化が行われているのでしょうか。

Windows10の高速スタートアップ

シャットダウンでは解決しないことも

まず初めにWindows10以外のOS起動のプロセスですが、

  1. BIOS(Basic Input/Output System)の起動
  2. POST(Power On Self Test)の実行
  3. Windowsカーネルのロード
  4. デバイスドライバのロード・初期化
  5. ログイン
  6. ユーザープロファイルのロード

となっており、この中で最も時間を要する作業が4.デバイスドライバのロード・初期化となっています。

PCの起動・再起動

Windows10の高速スタートアップではこの工程を短縮するために、シャットダウン時にデバイスドライバのイメージを保存し、初期化をせずに起動しています。そのため起動する際には、デバイスドライバの状態が前回のシャットダウン時と同じであることが前提となっていますが、そうでないと起動時に違うイメージを読み込むため不具合が生じてしまいます。

そこで起動時にその不具合を生じさせないため、システム終了時に保存をしてしまう「シャットダウン」ではなく、デバイスドライバのロード・初期化を行う「再起動」を実行する必要があるのです。

高速スタートアップは解除できる?

高速スタートアップの解除

結論からお話しますと、Windows10の高速スタートアップは設定から解除できます。ただしこれはメーカー非推奨の行為になるので、自己責任となります。(※尚この設定は管理者権限のあるアカウントで実行する必要があります。)まずはWindows10の設定アプリを起動し、システムという項目を選択します。

Windows10の設定

「電源とスリープ」→「電源の追加設定」とクリックします。

Windows10の設定

左上の方にある「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。

Windows10の設定

「現在利用可能でない設定を変更します」をクリックします。

Windows10の設定

「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックボックスのチェックを外したら、右下の「変更の保存」をクリックで完了です。これでWindows10の起動時に時間がかかるようになってしまいますが、Windows10をシャットダウンするときにはシステムが完全に終了され、再起動と同じ状況になります。

Windows10の設定

PCの電源ボタンを押しての強制終了は極力避けよう

PCの調子が悪くなったからと言って、すぐに電源ボタンで強制終了させるのはお勧めできません。強制終了はPCがフリーズしてしまい、キーボードも効かずどうしようもないときに使う最終手段です。

Windows10のOSに不具合がでる危険性が

PCの強制終了は極力避ける

強制終了する際の注意点としては、

  1. 作業中の保存していないデータが失われる危険がある
  2. ハードディスクのデータを失ってしまったり、ハードディスク自体の破損も考えられる
  3. Windows10の破損も考えられ、最悪の場合は起動しない可能性も

と言ったことが考えられます。前述の通りフリーズしてしまって再起動が不可能な場合は強制終了する必要がありますが、そうでないのであればまずは再起動を試してみてください。

Windows10の再起動方法を知って快適に使おう!

PCのエラー

ここまでWindows10の再起動について、いくつかの方法と、そもそもなぜWindows10には再起動が必要なのかという点について解説してきました。Windows10は以前よりバージョンアップされており、変更点も多いために今までのバージョンで予期しなかった不具合が、Windows10では生じてしまうこともあるようです。

特にWindows10からの新機能である高速スタートアップでは、そのプロセスから「再起動」をうまく使うことで正常に稼働してくれるようなので、少しでも「おかしいな」と感じたときは、「再起動」を試してみてください。

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この記事のライター
Tenneko_iriq
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