Windowsタスクスケジューラの使い方!繰り返すプログラムを設定する方法!

Windowsタスクスケジューラをご存じでしょうか。繰り返し作業を自動化できるのがWindowsタスクスケジューラですが、起動の仕方や使い方、設定したのに動かないという方もいると思います。今回はWindowsタスクスケジューラはどうやって使うのかご紹介します。

Windowsタスクスケジューラの使い方!繰り返すプログラムを設定する方法!のイメージ

目次

  1. 1Windowsタスクスケジューラとは?何ができる?
  2. 繰り返し作業を自動化する
  3. 定期自動バックアップ
  4. 定期的にプログラムを実行する
  5. 2Windowsタスクスケジューラの設定方法
  6. タスクスケジューラの起動方法
  7. 3Windowsタスクスケジューラの使い方
  8. タスクの作成方法1
  9. タスクトリガーの設定方法
  10. タスク操作の設定ープログラムの開始
  11. タスクの完了
  12. タスクの作成方法2
  13. 4Windowsタスクスケジューラに変更を加える方法
  14. タスクの設定の変更方法
  15. 5Windowsタスクスケジューラで役に立つ機能
  16. ログオフしててもタスク実行が可能
  17. タスクのテスト実行が可能
  18. メッセージの表示
  19. 実行履歴を有効化する
  20. 6Windowsタスクスケジューラが動かない場合の対処法
  21. タスクが実行されない
  22. 7Windowsタスクスケジューラで定期作業を自動化させよう!

Windowsタスクスケジューラとは?何ができる?

タスクスケジューラのイメージ

WindowsOSには、繰り返しの作業を自動化することができる機能である「タスクスケジューラ」が標準装備されています。アプリのインストールなどは不要です、WindowsOSタスクスケジューラは、Windows95では「システムエージェント」として提供されていました。Windows98から「タスクスケジューラ」に名称が変更されています。

Windowsタスクスケジューラは、事前に設定した時刻と間隔を繰り返して、プログラムやスクリプトを自動で実行してくれて、細かい設定まででき、複数のタスクも作ることができます。複雑な設定では自動化のプログラミングの設定もできます。Windowsタスクスケジューラでの定番の使い方は以下の3つをご紹介します。

繰り返し作業を自動化する

繰り返し作業のイメージ

タスクスケジューラは設定した時間になると、繰り返し使っているアプリを設定しておくと起動してくれます。定期的に決まった時刻に起動させたい機能を設定することで、効率アップをはかったり、作業を忘れるのを防ぐなど、使い方はいくらでもあります。

例えば、繰り返し作業とは、毎朝ログイン時に電子メールを起動させたり、メールの送信することもできます。さらに、報告書を決まった曜日に立ち上げたり、月末の作業なども起動してくれます。PCでは時刻がずれることがありますので毎日時刻を正しく修正したり、シャットダウンを自動化したり、アラームで予定を知らせてくれたり、目覚まし時計としても設定することができます。設定方法には、毎日や毎週、曜日、毎月、1回限り、ログオン時など、細かく設定できます。

定期自動バックアップ

バックアップのイメージ

PC作業で定期的で重要な作業に「バックアップ」を取ることが多いですが、忙しくてバックアップを取り忘れたということがあるかもしれません。そういった事態に備えて、タスクスケジューラでバックアップを定期で自動化することでバックアップの取り忘れを防ぐことができます。PCを使用していない時間にも動作するように設定できます。

PC作業で繰り返しバックアップを取っている方にとって、バックアップを取り忘れたら心配になることでしょう。そういった事態に備えて、タスクスケジューラを使ってみましょう。設定を間違えると動かないので、最終確認としてテスト試行して、タスクが正しく動くことを確認することをお勧めします。

定期的にプログラムを実行する

タスクを実行してくれるイメージ

繰り返し作業であるプログラムの起動をPCで自動化させて利用するのに、タスクスケジューラは非常に便利な機能です。PCを起動させると、アプリとメーラーが立ち上がると時間短縮にも繋がります。さらに、プログラムを起動するだけではなく、プログラムを複数を組み合わせて、タスクを実行してくれる設定もすることもできます。

PCにログインしたら、作業が終わっていたとう複雑な設定も可能です。自動ダウンロードから、実行するプログラムの実行順序を決めて設定しておくと全てPCが行ってくれます。ダウンロードだけでも定期的にプログラム実行もできます。

Windowsタスクスケジューラの設定方法

定期的な仕事のイメージ

Windowsタスクスケジューラが定期的な仕事に便利な機能であることをご紹介しましたが、自動化の設定をするには、タスクスケジューラを起動して、メインメニューの表示まで行うことでタスク作成までの最初の準備は完了です。ここでは、タスクスケジューラのメインメニューまで開く2つの方法を解説します。

タスクスケジューラの起動方法

Windowsのイメージ

Windowsタスクスケジューラを起動する方法には「インターフェースからコントロールパネルを開いて、タスクスケジューラを開く方法」「コマンドプロントからタスクスケジューラを開く方法」によって起動することができます。検索でコントロールパネルを探しても良いでしょう。普段から起動しやすい方法で開いてください。

Windowsのインターフェイスから実行する

スタートのイメージ

Windowsの「スタート」ボタンをクリックします。

コントロールパネルを開く画像

「コントロールパネル」をクリックします。

システムとセキュリティの画像

「システムとセキュリティ」をクリックします。

管理ツールの画像

「管理ツール」をクリックします。

タスクスケジューラの画像

「タスクスケジューラ」をダブルクリックします。

コマンドラインから実行する

コマンドプロントの画像

「スタート」から「コマンドプロント」をクリックします。

Taskschd.mscの画像

コマンドプロントに「Taskschd.msc」を入力して「Enter」を押します。

Windowsタスクスケジューラの使い方

メインメニューの画像

Windowsタスクスケジューラを起動ができて、メインメニューの画面が表示されて、左側にファイルがあり、右側に操作項目があるのを確認できたら、ここでは、タスクの作成からプログラムを実行・開始するまでの使い方を2つご説明します。

タスクの作成方法1

タスクスケジューラライブラリの画像

タスクを作成するには。左側の「タスクスケジューラライブラリ」フォルダを選択します。

基本タスクの作成ウィザードの画像

タスクスケジューラライブラリを選択してから、右側の「基本タスクの作成」をクリックすると、「基本タスクの作成ウィザード」が起動します。このウィザードは初心者の人にお勧めの方法です。順序に従って登録するだけで簡単に自動化の設定ができます。

基本タスクの作成ウィザードの「基本タスクの作成」画面の使い方ですが、「タスクに名前」を入力します。同じフォルダ内では同じ名前は付けることができません。そして、「タスクの説明」を入力をします。説明は省略できます。実行する際に間違える名前を設定しないようにしましょう。

タスクトリガーの設定方法

作成ウィザードのトリガー画像

基本タスクの作成ウィザードの「トリガー」タブを選択します。トリガーの使い方としては、定期タスクを開始する日付と時刻や実行する間隔を決めていきます。午前中の業務なら、午前にアラーム設定もできます。3日ごとに設定することもできます。

タスクを開始するタイミング
毎日(D) 定期的に繰り返し起動する場合
毎週(W)
毎月(M)
1回限り(O) 繰り返ししない1回だけの起動
コンピューターの起動時(H) 決まった時に起動する場合
ログオン時(L)
特定のイベントのログへの記録時(E)

毎日を選択した場合

毎日の画像

トリガーの画面で「毎日」を選択したら、毎日の画面では「タスク開始の年月日」「タスクを起動する時分秒」「起動を繰り返しする間隔」を設定します。例えば、毎日定期的に決まった時間に行う仕事に役に立つ使い方ができます。

毎週を選択した場合

トリガーの画面で「毎週」の画像

トリガーの画面で「毎週」を選択したら、毎日の画面では「タスク開始の年月日」「タスクを起動する時分秒」「起動を繰り返しする間隔」「曜日」を設定します。例えば、毎週決まった曜日にする仕事に役に立ちます。毎週金曜日だけなどの決まった曜日に行われる定期的な作業の時に設定すると、作業漏れを防ぐ使い方ができます。

毎月を選択した場合

トリガーの画面で「毎月」の画像

トリガーの画面で「毎月」を選択したら、毎日の画面では「タスク開始の年月日」「タスクを起動する時分秒」「起動を繰り返しする間隔」「月」を設定します。例えば、月初めや月末締めなどに使用すると役に立つ使い方ができます。

1回限りを選択した場合

トリガーの画面で「1回限り」の画像

トリガーの画面で「1回限り」を選択したら、毎日の画面では「タスク開始の年月日」「タスクを起動する時分秒」を設定します。例えば、特に決まってはいないイベントなどが行われる時に設定しておくと忘れることを防げます。

タスク操作の設定ープログラムの開始

作成のウィザードで「操作」画面の画像

基本タスクの作成のウィザードで「操作」画面の使い方では、「プログラムの開始」をチェックして「次へ」進むことで自動化が実行されます。プログラムの開始画面では「起動するプログラム」を指定して、プログラムに引数が必要なら「引数の追加」を入力して、タスク起動時のカレントフォルダ(作業フォルダの指定)が必要なら「開始(オプション)」に入力します。開始という名称ですので間違えないようにしましょう。

プログラムの開始の画像

プログラムの開始は自動でプログラムを実行します。電子メールの送信は、メールを自動で送信してくれます。

電子メールの送信項目の画像

電子メールの送信項目では、「差出人」「送信先」「件名」「テキスト」添付フアイルでは参照から指定するなどの入力を行います。メッセージの表示はお知らせ画面で表示してくれます。

タスクの完了

作成のウィザードで「完了」画面の画像

基本タスクの作成のウィザードで「完了」画面では、作成したタスクの自動化設定の最後の確認ができます。

すべてのタスク履歴を有効にするの画像

作成したタスクが実際に実行されているのか心配な場合には「履歴」で実行ログを確認できます。画面下の「履歴」タブで確認できますが、デフォルトでは無効設定です。右のメニュー操作項目から「すべてのタスク履歴を有効にする」をクリックすると有効となり「履歴(無効)」から「履歴」に変更されます。ここで有効にならない場合は、後半で履歴を有効にする方法を解説しています。

タスクの作成方法2

初心者の方は「基本タスクの作成ウィザード」で作成することをお勧めします。ここでは手動でタスクスケジューラを使用する方法を解説します。細かい設定が一度にできるので、慣れた人は手動が良いでしょう。

タスク作成の画面

タスクスケジューラを起動して、左メニューの「タスクを追加したいフォルダ」と右の操作項目から「タスク作成」をクリックします。

全般タブの画像

「全般」タブでは、名前、場所、作成者、説明、セキュリティオプション、タスクの構成オペレーション、タスクを非表示にするかなどの項目があります。セキュリティオプションではログオン時のみ実行する、最上位の特権で実行するなどは必要であればチェックをいれます。

トリガーの画像

「トリガー」タブでは、開始させるトリガーを指定します。条件を満たすように設定することでタスクの実行が開始されます。指定した時刻にタスクを始めます。手動では、「新規(N)」をクリックします。

新しいトリガーが画面の画像

新しいトリガーが画面が表示されたら、タスク開始(G)の一覧から「スケジュールに従う」「ログオン時」「スタートアップ時」「アイドル時」「イベント時」「タスクの作成・変更時」「ユーザーセッションへの接続時」などから条件を選びます。設定の欄では開始(S)と間隔、曜日を指定します。詳細設定の欄では、遅延時間や繰り返し間隔、停止までの時間、有効期限が指定できます。設定ができたら「OK」をクリックします。

手動の操作の画像

「操作」タブでは、実行処理(プログラムの開始、電子メールの送信、メッセージの表示)を指定できます。手動では1タスクに複数の操作を指定できます。実行順もここで設定できます。「新規(N)」をクリックします。「プログラムの開始」「電子メールの送信」「メッセージの表示」のいずれかを選択します。

手動の条件の画像

「条件」タブでは、実行を決める条件の指定を行いますが、任意の条件が正しくないとタスクが実行されないので注意が必要です。ここでは、「アイドル」「電源」「ネットワーク」の欄を設定します。

手動の設定画面の画像

「設定」タブでは、タスクの動作に影響を与える設定を行います。「タスクを要求時に実行する」「スケジュールされた時刻にタスクを開始できなかった場合、すぐにタスクを実行する」「タスクが失敗した場合の再起動の間隔」「タスクを停止するまでの時間」「要求時に実行中のタスクが終了しない場合、タスクを強制的に停止する」「タスクが再度実行するようにスケジュールされていない場合に削除されるまでの時間」から、動作を決めて設定します。時間がかかりすぎて他の作業に支障がでるタスクの停止までの時間を設定できます。

Windowsタスクスケジューラに変更を加える方法

タスクのスケジュールを変更のイメージ

Windowsタスクスケジューラの作成方法では、「基本タスクの作成にはウィザード形式」と「基本タスクの作成のしたのタスクの作成をクリックするとダイアログ形式」で設定しながら作成できることをご紹介しました。ここでは、予定外の事情で変更があった場合に作成したタスクのスケジュールを変更を加えることもあると思いますので、作り直す必要はなく、作成したタスクに変更を加える方法を解説します。

タスクの設定の変更方法

変更方法のイメージ

基本タスクの作成を設定してきて使い方はご理解いただけたかと思います。手動では細かく設定できますが、ウィザードで登録したタスクと設定の変更方法を説明します。

登録したタスクを確認する方法

プロパティの画像

メインメニューの「タスクを作成したフォルダ」を選択してから、「F5」もしくは「右クリックから最新の情報に更新」をクリックします。作成したタスクを右クリックして「プロパティ」を開きます。タスクを削除する場合はプロパティの下にある「削除」と右メニューの操作項目から「×削除」することができます。

×削除の画像

作成したタスクのプロパティから設定の内容を確認しましょう。

全般・トリガー・操作の変更方法

全般タブの変更画像

「全般」のタブでは、タスク名や説明、場所などを変更できます。手動ではなく、ウィザードでタスクを作成した際には、ここでセキュリティオプションの変更ができます。

変更のトリガー画像

「トリガー」のタブでは、タスクを起動する時間、間隔、期間などの設定が変更できます。トリガーの確認画面では「編集」をクリックして、いつ起動するかや期間、間隔を変更します。例えば、起動時間を7時から10時に変更するなど。

変更の操作画像

「操作」のタブでは、操作では「プログラムの開始」やプログラム・スクリプトなどがあります。次の「条件」ではノートパソコンやタブレットの方は電源のチェックを変更しましょう。

設定の変更方法

変更の設定画像

「設定」のタブでは、手動では設定できますが、ウィザードで設定した方は、ここで、タスクの作成の時間停止や失敗したときの実行の仕方の設定ができます。前のタスクスケジュールが実行している最中でも、新しいタスクスケジュールを設定することもできて、強制的に停止することもできます。

Windowsタスクスケジューラで役に立つ機能

タスクスケジューラのイメージ2

WindowsOSのタスクスケジューラには、繰り返し作業の設定以外にも細かい設定で役に立つ機能が揃っています。PCを使っていない時でも実行してくれたり、タスクを試運転したり、メッセージで知らせてくれたりも可能です。Windowsタスクスケジューラでは実行されて履歴も確認できます。ここでは、そんな役に立つ設定機能をご紹介します。

ログオフしててもタスク実行が可能

かかわらず実行するの画像

夜間など、スケジュール実行の時刻にPCにログインしていない場合でも、設定で対応できます。タスクスケジューラの「全般タブ」のセキュリティオプションにある「ユーザガログオンしているかどうかにかかわらず実行する」にチェックを入れることでタスクがログオフ状態で実行されます。

タスクのテスト実行が可能

テスト実行の画像

タスクスケジューラには、作成したタスクのテスト実行することができます。時刻に正しく実行されるために、特にメール送信などは確認しておくのが良いでしょう。作成したタスクが含まれているファイルを選択して、タスク一覧からテスト実行したいタスクを右クリックします。メニューが表示されますので、「実行する」をクリックします。変更後のテスト実行ができます。

メッセージの表示

メッセージの表示の画像

上記の画像がメッセージの表示の画面です。デスクトップ上に表示したい内容を書きます。この操作で、指定されたタイトルとメッセージが表示されます。メッセージの表示の使い方としては月一の定期作業や期限があるタスクなど、忘れやすい業務を登録しておくと便利です。

実行履歴を有効化する

履歴(無効)の画像

デフォルトでは履歴は「履歴(無効)」の設定です。有効にするための設定方法を解説します。タスクが実行されたのかを確認できます。正しく実行されなかった場合にも履歴は有効にしておきましょう。

eventvwr.mscの画像

「Windows」+「R」を押して、ファイル名に「eventvwr.msc」を入力します。

TaskSchedulerの画像

「アプリケーションとサービスログ」をクリックして「Microsoft」から「Windows」を、さらに「TaskScheduler」を続けて展開していきます。

プロパティの画像

「TaskScheduler」から「Operational」を選択して右クリックから「プロパティ」を選択します。

ログを有効化の画像

「ログを有効化にする」にチェックを入れて「適用」して「OK」を押します。これで、履歴タブの無効がないことことを確認します。

Windowsタスクスケジューラが動かない場合の対処法

タスクスケジュールが実行されないイメージ

ここまで、Windowsタスクスケジューラの自動化の使い方や定期的に動かす設定方法について解説してきました。ここでは、タスクスケジュールが実行されない場合の対処法を説明します。どこで設定を間違えているのか、よく分からない設定など確認のためにも参考にしてください。

タスクが実行されない

それぞれの原因によって対処法のイメージ

スケジュールが実行されない場合には、それぞれの原因によって対処法があります。タスクが実行されないのには、実行するファイルのミスもありますが、設定方法にも問題がある場合があります。それぞれの解決策をご紹介します。

実行ファイルに間違いがないか確認する

指定した場所にファイルがないイメージ

実行ファイル名を間違えたり、指定した場所にファイルがない場合には、履歴ではタスクが完了していても、エラーが出ていて実行されていないことになります。パスの間違いでもエラーが起こりますので、実行ファイルに間違いがないか確認しましょう。またファイル名に半角括弧が使われていると実行されないので使用しないようにしましょう。

実行するの画像

タスクは実行されたが、プログラムが正しく実行されなかった場合には、役に立つ機能でご紹介した「実行する」でテスト実行を試してみて、動作を確認しましょう。

権限を確認する

最上位の特権の画像

管理者権限で実行でないとエラーが表示される設定をしている場合には「最上位の特権で実行する」にチェックを入れる必要があります。スクリプトの内容によっても実行されないこともあるのでチェックは忘れないようにしましょう。

タスクスケジューラの設定に間違いがないか

ユーザーがログオンそているときのみ実行するの画像

1、全般タブで「ユーザーがログオンそているときのみ実行する」設定にしていると、ログオフ状態では実行されません。ログオフで動かない場合には設定を変更しましょう。

開始(オプション)の画像

2、タスクスケジューラに登録したプログラムが自動で行われない原因には、基本タスクの作成の操作の項目にある開始(オプション)にプログラムがある作業フォルダの指定をすることで解決することがあります。

AC電源の画像

3、プロパティの条件タブで、電源の欄にあるデフォルトで有効になっている「コンピューターをAC電源で使用している場合のみタスクを開始する(P)」も外しておくことをお勧めします。ノートパソコンやタブレットを使用している方は注意が必要です。また「タスクを実行するためにスリープを解除する(デフォルトはOFF)」もスリープ中にタスクスケジューラを起動するかなども確認しておきましょう。ネットワークの設定ではデフォルトは任意の接続ですが、特定のインターネット回線に繋ぐ時のみタスクを開始することもできます。

タスクを停止するまでの時間の画像

4、トリガーでは毎日と設定しているにもかかわらず、2日ごとに実行される場合の対処法は、設定のタブで、「タスクを停止するまでの時間」を「1日」に変更してみましょう。

Windowsタスクスケジューラで定期作業を自動化させよう!

定期作業を自動化イメージ

Windowsタスクスケジューラで定期作業を自動化させることができることをご紹介しました。Windows95のシステムエージェントから搭載されてきたタスクスケジューラは細かい設定から複雑な設定まで自動化できます。

基本タスクの作成の使い方ではエラーが生じた場合にも実行されたのか履歴を有効にしておくのがお勧めです。PCを開くと必要なアプリを起動させる使用でも時短できます。WindowsOSタスクスケジューラで繰り返し作業や定期的なバックアップなど自動化させて時間を節約しましょう。

関連するまとめ

Original
この記事のライター
ma-gol
Windows10・Android・iPhone/MOS資格有。趣味は旅行。