QuickPicの危険性！代わりのAndroid用ギャラリーアプリを紹介！

QuickPicギャラリーはAndroidの画像ビューアーアプリです。Androidの画像ビューアーアプリの中でも、とても人気の高い画像ビューアーアプリで、多くの方が利用しています。無料アプリですが使い勝手もよく高性能で、ユーザーからのフィードバックを受けてのアップデートもしっかり行っていた画像ビューアーアプリということで、とても人気です。

そんな便利で人気のあるAndroidアプリですが、利用するうえで安全面で不安なところがあるアプリです。アプリ自体はとてもいいものなのですが、アプリ自体が買収され、この買収した企業の姿勢に危険性があるといわれています。本記事では、QuickPicギャラリーの危険性と代替方法や代わりのアプリについて説明します。

QuickPicはある一定のバージョン以降で危険性が指摘されています。特に、不自然な通信が行われており、個人情報の流出に不安がある状態です。ここでは、QuickPicの危険性について説明します。

QuickPicギャラリーは無料の画像ビューアーアプリですが、2015年にCheetah Mobile社に買収されました。QuickPicギャラリーの他にも、人気のあるAndroidアプリを多数買収している企業です。ちなみに、Cheetah Mobile社が提供しているAndroidアプリは、「Clean Master」や「CM Security」、「Battery Doctor」など多数のものがあります。

Cheetah Mobile社は、ほかの無料アプリも多数買収していますが、買収されたアプリは買収後に安全性に疑問が投げかけられています。具体的には、頻繁な広告の表示や不要なアプリのダウンロード、データを勝手に送信するなどです。このように、Cheetah Mobile社には危険性が指摘されています。

また、Cheetah Mobile社に買収されたアプリでこれらが確認されています。そして、QuickPicギャラリーも同様の事例が確認されています。

QuickPicギャラリーの安全面で気になるのは、個人情報流出の危険性です。実際にアプリを使用してQuickPicギャラリーが通信している通信先を確認すると、Cheetah Mobileのサイトや閲覧不能な危険性の感じられるサイトにデータが送信されていることが確認されたという報告があります。

ちなみに、データを送信している送信先のURLは、「ksmobile.com」と「q-supreme.com」で、前者がCheetah Mobileのサイトで、後者が閲覧不能怪しげなサイトです。

QuickPicギャラリーを使用していると、広告が表示されます。広告の中には安全性に不安があるという話もあり、この危険性は不安です。ただでさえ、広告が多数表示されるだけでも煩わしいですが、さらに広告のリンク先の安全性に疑問があると不安が増します。また、広告が多数表示されると、せっかくの便利なアプリでも使い勝手が悪くなってしまいます。

とはいえ、買収時にはCheetah Mobile社はQuickPicに広告入れないと発表しています。しかしながら、いつまでも広告を入れずにリリースし続けるとは限りません。いつの日か、ほかのアプリのように広告地獄になる可能性は排除できません。

ここまで、QuickPicギャラリーの安全面での不安と危険性について説明しましたが、このAndroidアプリ自体は便利なので、利用を続けたいところです。代わりのAndroidアプリで代替するのも一つの手段ですが、バージョンによっては安全に利用することができます。具体的には、買収前のバージョンを利用することです。

QuickPicギャラリーは2015年に買収されたことから、買収以前のバージョンを利用すれば危険性はないということになります。実際、QuickPicギャラリーを気に入っているユーザーは安全性の高い旧バージョンを利用しています。ちなみに、買収前のバージョンは、QuickPic_4.5.2以前のバージョンです。

そして、旧バージョン（4.5.2）は、こちらのウェブサイトからダウンロードできます。

「https://forum.xda-developers.com/android/apps-games/app-quickpic-v4-5-2-classic-version-t3204543」

このサイトから旧バージョンをダウンロードしてインストールすることで安全で危険性のないQuickPicギャラリーを利用することができます。PCでダウンロードした後、スマホにダウンロードしたファイルをコピーし実行することで、旧バージョンをインストールすることができます。

旧バージョンダウンロード場所は、下記画像の赤囲み部分で、「QuickPic_4.5.2.apk - [Click for QR Code] (1.05 MB, 163292 views)」と表示されています。ここをクリックしてダウンロードしましょう。

QuickPicギャラリーはやはり怖いので代わりのAndroidアプリと使いたいという場合は、代替アプリがあるのでご安心ください。QuickPicギャラリーの代わりとなる代替アプリはいくつかがあります。ここでは、かわりとなる代替アプリを5つ紹介いたします。

QuickPicギャラリーの代わりとなる代替アプリは、以下の5つです。代替アプリとして紹介するのは、「F-Stop Media Gallery」「Gallery」「ギャラリー」「Googleフォト」「Piktures」です。どれもQuickPicギャラリーの代わりとなる便利なアプリですが、それぞれ特徴があります。

どのAndroidアプリが画像ビューアーとして使いやすいかは人それぞれなので、まずは特徴を確認して、自分に合った代替アプリを選んでください。

QuickPicギャラリーの代わりとなる代替アプリの1つ目は、「FASHION STYLIST-Stop Media Gallery」です。このAndroidアプリは、広告表示のないアプリです。また、デザインもシンプルで使い方もわかりやすい点がおすすめです。また、有料版は起動画面の変更などを行えるようになります。

2つ目のQuickPicギャラリーの代わりとなる代替アプリは、「Gallery」です。まず、広告については、目立ちませんが一応あります。無料アプリなので広告があるのは致し方ないですが、気にならないレベルなので問題ないです。使い勝手は、写真解析をしていい写真だけのアルバムを作成するなどの機能があります。

また、表示形式が2種類あり、まず、モーメントはサムネイル表示で、モーメンツは日別表示となっています。

3つ目のQuickPicギャラリーの代わりとなる代替アプリは、「ギャラリー」です。QuickPicギャラリーからの移行がスムーズな点が評価されているAndroidアプリです。機能としては、フォトギャラリーでの並べ替えのほか、アルバム作成などもできます。また、インターバルのタイミングを変更できるスライドショーの機能も搭載されています。

QuickPicギャラリーの代わりとなる代替アプリの4つ目は、「Googleフォト」です。多くのAndroid端末で最初から入っているアプリです。Googleドライブとフォルダを同期することで、自動的にバックアップできる点が便利なアプリです。また、自動的にアルバムなどを作成するなどの機能も面白いアプリです。

最後に紹介するQuickPicギャラリーの代わりとなる代替アプリは、「Piktures」です。このAndroidアプリも評判の良いアプリです。広告表示があるのと日本語化されていない点に注意が必要ですが、使い勝手はよいです。初期設定では画像が時系列で並んでいます。また、カレンダーにサムネイル表示することも可能です。

QuickPicは使い勝手の良い画像ビューアーアプリですが、安全性に不安があります。他のアプリでも、使い勝手の良いものはあるので、危険性を排除するために乗り換えることがおすすめです。本記事では、安全で使い勝手の良いアプリを5つ紹介しています。これらを参考に、使いやすいアプリに乗り換えましょう。