Windows Security notification iconとは？スタートアップの無効化方法を解説！

Windows10のSystem32のフォルダの中に、「Windows Security notification icon(SecurityHealthSystray.exe)」があります。プロパティを確認すると、ファイル名が「SecurityHealthSystray.exe」で、ファイルの説明に「Windows Security notification icon」と記載されています。

この記事では、Windows Security notification iconとはどのようなものなのか、Windows Security notification iconによってPCが重いときには停止しても大丈夫なのか解説します。

「Windows Security notification icon(SecurityHealthSystray.exe)」はWindows Defenderを含む、Microsoft純正のセキュリティ対策プログラムの中の1つのプログラムです。

Windows DefenderはPCにウイルス対策ソフトを入れていない場合には、セキュリティ対策としてとても重要なソフトです。「Windows Security notification icon(SecurityHealthSystray.exe)」はWindows DefenderによるPCの保護に重要なファイルの一つです。

Windows Security notification iconがウイルスではないかと疑っている方もいるようです。ウイルスやトロイの木馬などの中には、Windows10の重要なシステムファイルに似せて作られたものがあるので、Windows Security notification iconという名前のウイルスがあっても不思議ではありません。

Windows Security notification iconがウイルスかどうか不安な場合には、System32の中にあるか、デジタル署名がMicrosoftのものになっているか確認しましょう。Windows Security notification iconがSystem32にあり、発行者がMicrosoftであれば問題ありません。

Windows Security notification iconによってPCが重いときには、Windows Security notification iconを停止したいという方もいるようです。Windows Security notification iconは停止してもいいのかどうか、お伝えします。

Windows Security notification iconを停止してもいい場合とは、信頼できるセキュリティ対策ソフトをWindows10にインストールしてある場合です。

Windows Defenderとノートンやウイルスバスターなどのセキュリティ対策ソフトは競合するので、通常はサードパーティのセキュリティ対策ソフトをインストールすれば自動的にWindows Defenderは停止されます。

しかし、何らかの理由で停止されていない場合には、PCの動作に影響を及ぼす可能性があります。その場合には、停止してしまいましょう。

サードパーティ製のウイルス対策ソフトを入れていない場合には、Windows Security notification iconを含めたWindows Defenderを停止するのはとても危険なことです。しかし、どうしてもPCが重くなってしまう場合には、一時的に停止して原因を探る程度にしておきましょう。

スタートアップでWindows Security notification iconが起動するのを停止する方法を解説します。

Windows10のスタートボタンから「設定」を開き、「アプリ」＞「スタートアップ」と進みます。「Windows Security notification icon」があるので、こちらをオフにすると、スタートアップでWindows Security notification iconが起動するのを停止できます。

Windows Security notification iconはPCをウイルスなどの脅威から守るためにとても重要なプログラムです。他に信頼できるセキュリティソフトを入れているのなら安心ですが、そうでない場合には停止してもいいか慎重に判断しましょう。