【Mac】画面をスリープさせない設定!自動スリープの解除方法を解説!

Macの画面をスリープさせない設定方法や、自動スリープを解除する方法を紹介します。Macのスリープモードでは、ダウンロード・アップロード中のファイルが途中で中断されてしまうなどのデメリットがあります。本記事を呼んでスリープさせない方法を覚えておくと便利です。

【Mac】画面をスリープさせない設定!自動スリープの解除方法を解説!のイメージ

目次

  1. 1Macのスリープモードとは?
  2. Macをスリープモードにさせないメリットとデメリット
  3. 2MacBookでスリープモードに移行させない設定方法
  4. スリープモードに移行する時間を設定する設定方法
  5. 画面を閉じても自動でスリープモードに移行させない設定方法
  6. Wi-Fi接続時にスリープモードに移行させない方法
  7. 3アプリを使ってMacをスリープモードにさせない方法
  8. 【Mac専用のスリープモードアプリ】Amphetamine
  9. 4コマンドを使ってMacをスリープモードにさせない方法
  10. 5すべてのスリープ設定をデフォルトに戻す設定方法
  11. 6Macの画面をスリープさせない方法をマスターしよう!

Macのスリープモードとは?

iMac 1

本記事ではMacパソコンに搭載されているスリープモードとMacパソコンをスリープモードにしない方法について紹介します。

Macのスリープモードは一定時間、Macパソコンを操作しない状態が続くと自動でスリープ状態に切り替えてくれる機能です。外出先でMacを充電しながらのパソコン操作が利用できない場合などに活用します。

Macをスリープモードにさせないメリットとデメリット

スリープモードを設定している状態だと、自動でMacパソコンがスリープモードに切り替わる、またはMacBookを閉じるとスリープモードに切り替わります。

スリープモードにさせないように設定すれば、容量の大きいファイルをダウンロード中や、MacのOS更新中に画面を閉じてもダウンロード・インストールが途中で止まらないというメリット
があります。

スリープモードを解除している場合、バッテリーの消費量が増え、Macのスクリーンの寿命が短くなるというデメリットがあるので注意が必要です。どちらもメリット・デメリットがあるので、TPOに合わせてスリープモードをうまく切り替えて使いこなせることができると便利です。

MacBookでスリープモードに移行させない設定方法

MacBook 2

MacBookやiMacをスリープモードにさせない設定方法をご紹介します。本章では下記3つの設定方法を解説します。
 

  1. スリープモードに移行する時間を設定する設定方法
  2. 画面を閉じると自動でスリープモードに移行する設定方法
  3. Wi-Fi接続時に自動でスリープモードを解除する方法

スリープモードに移行する時間を設定する設定方法

MacBook 2

Mac上で一定時間操作をしない状態が続くと、自動でスリープモードに移行する方法を紹介します。この方法は「MacBook Air」や「MacBook Pro」などノート型MacとiMacなどデスクトップ型Macどちらでも使える方法です。

スクリーンセーバーを設定していても、バッテリーの消費量は節約できません。自動でスリープモードに切り替わる設定をしておくとバッテリーの節約だけでなく、MacBookのスクリーンの寿命も伸びます。

デメリットとして、本記事冒頭の章でも紹介した通り、OSのアップデート中や大容量のデータファイルをダウンロードしている最中にスリープモードに切り替わると、ダウンロードやアップロードが中断されてしまう危険性が挙げられます。

さて、スリープモードに移行する時間を設定するには、最初にMac画面左上の【Appleマーク】>【システム環境設定】を選択してください。

スリープモードに移行する時間を設定する設定方法1

システム環境設定】のメニュー一覧から【省エネルギー】アイコンをクリックします。

スリープモードに移行する時間を設定する設定方法2

【省エネルギー】画面が表示されます。上部のタブ【バッテリー】【電源アダプタ】どちらを選択しても問題ありません。上部のタブの下に表示される【ディスプレイをオフにするまでの時間】でスリープモードに切り替わるまでの時間を設定してください。設定した時間、パソコンを操作しない状態が続くと自動で画面スリープモードに切り替わります。

スリープモードに移行する時間を設定する設定方法3

スリープモードにさせない場合はスライダーを右端の【しない】に設定します。スリープモードへの移行時間設定は1分から最大で3時間までで調整可能です。時間が経過してもスリープモードへ切り替えさせない手順の解説は以上です。

画面を閉じても自動でスリープモードに移行させない設定方法

画面を閉じても自動でスリープモードに移行させない設定方法を紹介します。この方法は「MacBook Air」や「MacBook Pro」などノート型Macで使える方法です。

自動スリープモードを解除しておけば、画面がスリープモードになってもパソコン自体はスリープモードに入らないので、ダウンロード・アップロードは中断されません。

まず先程同様、Mac画面左上の【Appleマーク】>【システム環境設定】を選択してください。

画面を閉じても自動でスリープモードに移行させない設定方法1

システム環境設定】のメニュー一覧から【省エネルギー】アイコンをクリックします。

画面を閉じても自動でスリープモードに移行させない設定方法2

【省エネルギー】画面が表示されます。上部のタブ【電源アダプタ】を選択してください。【ディスプレイがオフのときにコンピューターを自動でスリープさせない】にチェックを入れて有効化します。これでスリープモード時にでも、パソコン内部のシステムは可動しているので、スリープモードに切り替わってもダウンロード・アップロードは中断されません。
 

画面を閉じても自動でスリープモードに移行させない設定方法2

Macの画面を閉じてもスリープに移行させない方法の解説は以上です。

Wi-Fi接続時にスリープモードに移行させない方法

続いてWi-Fi接続時にスリープモード切り替えさせない方法を紹介します。+この方法は「MacBook Air」や「MacBook Pro」などノート型MacとiMacなどデスクトップ型Macどちらでも使える方法です。

Wi-Fi接続時にスリープモードを自動で解除するように設定しておけば、スリープモードになってもファイルのアップロード・ダウンロードが途中で中断されません。設定方法は先程同様、Mac画面左上の【Appleマーク】>【システム環境設定】を選択してください。

Wi-Fi接続時に自動でスリープモードを解除する方法1

システム環境設定】のメニュー一覧から【省エネルギー】アイコンをクリックします。

Wi-Fi接続時に自動でスリープモードを解除する方法2

省エネルギー】画面が表示されます。上部のタブ【電源アダプタ】を選択してください。【Wi-Fiネットワークアクセスによるスリープ解除スリープさせない】にチェックを入れて有効化してください。

Wi-Fi接続時に自動でスリープモードを解除する方法3

システム環境設定に省エネルギーが見つからないときは

MacではOSの種類によって「システム環境設定」に「省エネルギー」が見つからないことがあります。macOS 10.15.5 Catalina以降のThunderbolt 3搭載のMacBookの場合には、「システム環境設定」の「バッテリー」からスリープ設定を行うようになっています。

省エネルギー」にスリープ設定がない場合には、同じ「システム環境設定」から「バッテリー」を開きましょう。

バッテリー」を開いたら、バッテリー駆動時と電源に接続しているとき、それぞれの設定を行います。

バッテリー駆動時にスリープしないように設定するには、まず左ペインの「バッテリー」をクリックします。「ディスプレイをオフにする」のゲージを一番右側の「しない」にセットします。これでバッテリー駆動時でも自動でスリープ状態に鳴りません。

電源に接続しているときにスリープモードにしないようにするには、「システム環境設定」から開いた「バッテリー」の左ペインから「電源アダプタ」をクリックします。「ディスプレイをオフにする」のゲージを一番右側の「しない」にセットします。ディスプレイがオフにならなければパソコン本体もスリープモードに移行しません。

もしも節電のためにディスプレイだけはオフにしたいときには、「ディスプレイがオフのときにコンピュータを自動でスリープさせない」にチェックを入れます。これで、しばらくパソコンを使っていないときにディスプレイの電源は落ちてもパソコンの本体自体はスリープモードに移行しないように設定できます。

アプリを使ってMacをスリープモードにさせない方法

これまで紹介したMac標準搭載のスリープモード管理方法以外にも、スリープモードの設定を変更する方法があります。

【Mac専用のスリープモードアプリ】Amphetamine

Amphetamine
‎Amphetamine on the Mac App Store

Mac専用のアプリ【Amphetamine】を利用すれば、デスクトップ型Mac、ノートパソコン型Mac両方で自由にスリープモードの設定を切り替えできます。これまで紹介してきたMacの【システム環境設定】でスリープモードを設定するには手数が多いので不便です。

【Amphetamine】を利用すればデスクトップ上で簡単にスリープモードの設定切り替えが可能です。【Amphetamine】は無料で利用できるので、こまめにスリープモードの設定を変更する必要がある方におすすめです。

Macの【システム環境設定】から設定ができる、画面を閉じた時にスリープモードにさせないなど標準的な設定から、アプリ毎のスリープモードの有効化・無効化を設定できます。【Amphetamine】をインストールするには、上記リンク先のApp Storeにアクセスしてください。

コマンドを使ってMacをスリープモードにさせない方法

少し難しい方法ですが、Macの【ターミナル】からコマンドを入力してもスリープ機能を解除することができます。【ターミナル】からのコマンド削除の手順は次のとおりです。

まずMacの【Finder】から【ユーティリティ】>【ターミナル】とクリックします。【ターミナル】の黒い画面が開いたら次のコマンドを入力します。

sudo pmset -a disablesleep 1

コマンドを入力できたらEnterキーを押します。

スリープ機能の解除に成功しているかを確認したい場合は、【ターミナル】に【pmset -g】のコマンドを貼り付けます。表示された画面の中の【SleepDisabled】が【1】になっていればスリープ機能が解除されています。

すべてのスリープ設定をデフォルトに戻す設定方法

MacBookとiMac

これまで紹介してきたMacパソコンのスリープモードの設定を、一度すべてデフォルトに戻す手順を紹介します。複雑にスリープモードを設定してしまい、一度初期化したい場合は本章の方法を実行してください。なおスリープモードの初期化はデスクトップ型Mac、ノートパソコン型Macともに手順は同じです。

Appleマーク】>【システム環境設定】>【省エネルギー】>【電源アダプタ】を選択してください。ウィンドウ右下に表示されている【デフォルトに戻す】をクリックすれば、スリープモードの初期化が完了します。

Macの画面をスリープさせない方法をマスターしよう!

本記事ではMacのスリープモードへ移行させない方法や、細かいスリープモードの設定方法を紹介しました。Macのスリープモードは、パソコンに負荷をかけないようにして、パソコンやスクリーンの寿命を延ばす効果がありますが、時にスリープモード移行させない方が良い場合もあります。

本記事を参考に、TPOに合わせてスリープモードの切り替えを行い、快適なMacライフを過ごしてください。

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この記事のライター
KFJ
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