PHPでファイルを削除する方法！unlink関数で1個･複数消す方法を解説！

PHPでWebページを生成するためのプログラムを記述していると、いろいろなファイルを読み込みします。しかし、途中でPHPに読み込みしたファイルが必要なくなることがあります。そのときには、unlink関数を使ってPHPからそのファイルを削除できます。

この記事では、PHPから不要になったファイルを削除する方法を、1つずつ削除する方法と、複数のファイルをまとめて削除する方法のそれぞれを解説します。また、PHPからファイルが削除できないときの対処法について解説します。

まずは、PHPから1つずつファイルを削除する方法を解説します。PHPから1つのファイルを削除したいときには、このようにPHPの中にunlink関数を使って記述します。
 

PHPで複数のファイルを一度に削除する場合の手順について解説します。複数のファイルを削除するためには、まずはglob関数でパターンに合うファイルを取得して、unlink関数で削除します。

例えばテキストファイルを全てPHPから削除したい場合には、拡張子が「.txt」のファイルをglob関数で取得します。
 

PHPでファイルを削除できない場合の原因と対処法について解説します。

PHPファイルを削除する権限がない場合には、ファイルを削除できません。ファイルの所有者であっても、デフォルトの状態では書き込みしか許可されていない場合があります。

削除する権限が許可されていない場合には、chmod関数を使って、権限を変更することで削除できるようになります。

削除しようとしているファイルを開いたまま削除を実行しようとしても、うまくいきません。対象のファイルを開いたままunlink関数を実行しても、ファイルの削除に失敗します。

ファイルの削除に失敗する場合には、PCで開いているウインドウを確認しましょう。対象のファイルが開いていたら閉じてから、もう一度unlink関数を実行すれば、削除できるはずです。

PHPでファイルが削除できない場合には、PHPを実行するフォルダに対象のファイルが存在しているかどうかを確認してみましょう。ファイルが存在していない場合には、unlink関数を実行しても削除できません。

この記事では、PHPでunlink関数を使ってファイルを削除する方法を解説してきました。unlink関数を実行するときには、間違えて違うファイルを削除してしまわないように気を付けましょう。

unlink関数で削除されたファイルは、PCのゴミ箱にも移動されずに、ほぼ完全に削除されてしまいます。復元する方法がないわけではありませんが、間違えて削除してしまうと、初心者には復元不可能になるので、unlinkの実行は慎重に行うように心がけましょう。