Yahoo! JAPANカード(ヤフーカード)はワイジェイカード株式会社とヤフー株式会社が共同開発したクレジットカードです。年会費無料ながら基本還元率が1.0%あり、Yahoo!ショッピングやLOHACOなら3%もの還元が受けられます。TポイントやPayPayと連携もしているため、これらを利用できる店舗であればさらにポイントが貯まるのが魅力です。
では、実際にヤフーカードの概要や、おすすめポイントについて見てみましょう。ヤフーカードの特徴や、選ばれる理由は次の通りです。
ヤフーカードの基本情報
- 年会費無料ながら基本還元率が1.0%と高い
- Tカード機能によりポイント二重取りが可能
- 最短2分で審査結果がわかる
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
付帯サービス | ショッピングガード保険/「プラチナ補償」(修理やなりすまし被害など多彩な補償)が月額539円(税込) |
国際ブランド | JCB/Visa/Mastercard |
ランク | 一般 |
それでは、実際にヤフーカードをおすすめする理由について解説していきます。自分に合ったクレジットカードかどうか、申し込む前の参考にしてください。
ヤフーカードが選ばれる理由
ヤフーカードが選ばれるのは、ポイント還元が優れていることと、汎用性の高いTポイントやPayPayとの連携ができる点が決め手です。
1. 基本還元率1.0%で誰でもポイントを貯めやすい
ヤフーカードはYahoo!ショッピングや全国の提携ショップなどをほとんど利用しない方でも、自然とTポイントが貯まるのが魅力です。年会費無料ながらも基本還元率は1.0%あり、他社のクレジットカードと比べても高水準に設定されています。Yahoo!ショッピングや全国の提携ショップなどをほとんど利用しない方でも、基本還元率だけで恩恵のあるクレジットカードです。
たとえば、税金や光熱費、家賃やスマホの利用料金など毎月の支払う固定費をクレジットカード支払いに設定するだけでも年間で数千ポイントは貯まります。なお、「Yahoo!公金支払い」を利用すると貯まったTポイントを税金の支払いに充当可能なので、Tポイントの加盟店を利用しない方でもポイントの使い道があります。
2. クレジットカードとTカードの一体型
ヤフーカードはクレジットカードとTカード(ポイントカード)がセットになっているため、利用するたびにそれぞれのポイントが貯まるのが特徴です。たとえば、Tポイント加盟店で買い物すればクレジットカードの利用ポイントとして1%、さらにTカードの提示特典として0.5~1%(100円もしくは200円につき1ポイント)のTポイントが貯まります。
特にTカードの提示を店頭でつい忘れてしまうという方にとっては、クレジットカード支払いにすれば自動的にTカードを提示したことになるのがメリットです。Tポイント加盟店は数が多いため、普段の買い物を続けていれば意識しなくてもポイントの二重取りができます。
3.Yahoo!ショッピングやPayPayとの相性が抜群
ヤフーカードはYahoo!ショッピングやLOHACOでの買い物や、PayPayとの相性がよくポイントがお得に貯まります。Yahoo!ショッピングやLOHACOでは、常時実質3%のクレジットカードとして使用可能。
さらに「5のつく日キャンペーン」により、毎月5日、15日、25日にエントリーしてからヤフーカードで買い物すれば、利用額の4%にあたるPayPayボーナスライト(「PayPay」で利用可能な有効期限60日間のポイント)が付与されます。
つまり、合計で7%のポイントが貯まる計算です。5のつく日にエントリーして買い物するだけで7%もの還元が受けられるのは破格といってよいでしょう。他のクレジットカードと比べても、条件のゆるさとポイント獲得量のバランスが際立っており、自然にポイントが貯まります。
ヤフーカードのキャンペーン情報
新規入会と利用で最大7,000円分のPayPayボーナスが受け取れるキャンペーンを実施しています。新規入会では2,000円分のポイント、その後2ヶ月目の末日までに合計3回利用すると5,000円分のポイントが付与される内容です。常時開催のキャンペーンで、特にエントリーの必要もないため、利用回数だけこなせるように覚えておきましょう。
※本記事に掲載されているキャンペーンは予告なく終了する場合がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください。
ヤフーカードをおすすめできる方|他券種と比較
ヤフーカードを申し込むべきか、それとも他のクレジットカードにするべきか悩んでいる方のために、条件の似ているクレジットカードと比較しました。ピックアップしたのは楽天市場での還元率がお得な「楽天カード」と、Pontaポイントが貯まる「ローソンPontaプラス」の2券種です。
楽天カードとヤフーカードはどちちも基本還元率1.0%のクレジットカードです。ヤフーカードはソフトバンク系と相性がよく、Yahoo!ショッピングにて、5のつく日に実質7%還元を受けられる点が他のクレジットカードより優れています。
楽天カードは楽天市場でポイントが最大15倍になる点と、海外旅行傷害保険が付帯しているのが魅力です。一方、ローソンPontaプラスは基本還元率こそ他のクレジットカードに劣るものの、auの支払いに活躍するPontaポイントが貯まります。また、他の2券種と異なりETCカードが永年無料です。以上のことから、ヤフーカードは次のような方におすすめします。
Yahoo!ショッピングやTポイントをよく利用する方
ヤフーカードはYahoo!ショッピングやTポイント加盟店でのポイント還元率が強力なクレジットカードです。これらの店舗での利用に関しては他のクレジットカードよりも数倍以上多いポイントを獲得できるため、よく利用する方は申し込んで損はありません。Tポイント加盟店は数が多いですが、一例としては次のような店舗があります。
- 【コンビニ・スーパー・ドラッグストア】ファミリーマート/マルエツ/ウエルシア
- 【家電・CDやDVDなど】TSUTAYA/カメラのキタムラ/ジョイフル本田/エディオン
- 【飲食店】ガスト/バーミヤン/吉野家/ロッテリア
- 【衣料品】洋服の青山/眼鏡市場
- 【ガソリンスタンド】ENEOS
ソフトバンクユーザーやPayPayユーザーの方
ソフトバンクユーザーやPayPayユーザーの方は、auのPontaポイントが貯まるクレジットカードや、ドコモのdポイントが貯まるクレジットカードよりもヤフーカードの方がおすすめです。ヤフーカードを提供しているのはソフトバンクグループであるため、ソフトバンクユーザーならよりお得にポイントを貯められます。
PayPay(残高)にチャージする際、ヤフーカードでチャージするとポイントが貯まりません。しかし、ソフトバンクユーザーのみ利用できる「ソフトバンクまとめて支払い」での決済にヤフーカードを指定すれば、PayPay利用時にクレジットカード決済ポイント1%とPayPay決済での決済ポイント最大1.5%を二重取りできます。そのため、ソフトバンクユーザーやPayPayユーザーだとPayPayでの利用がよりお得です。
ヤフーカードは「PayPayカード」へリニューアルされ、よりPayPayと相性のよいカードに生まれ変わりました。詳しくはこちらの記事で解説しているので気になる方はぜひご一読ください。
PayPay(ペイペイ)カードの口コミ・評判|楽天カードとの比較やお得な活用術も紹介【PR】
他のクレジットカードと二枚持ちしたい方
ヤフーカードは年会費が永年無料で基本還元率が1.0%あり、特定の店舗でポイントが貯まりやすく、しかも国際ブランドが選べるため、メインカードとしてもサブカードとしても相性が抜群です。
今所持しているクレジットカードの基本還元率が低く、高い還元率のクレジットカードを探している方や、JCBを所持していて使用できる店舗が限られ、VisaやMastercardを持ちたい方などさまざまなニーズに対応します。
また、ヤフーカードは他社のクレジットカードのように年間での利用額に応じてポイントアップするようなシステムがないため、利用額が少なくても所持しやすいのもサブカードに向いている理由です。

ヤフーカードのお申し込み方法と審査基準
ヤフーカードのお申し込み方法
- Yahoo! JAPAN ID(登録にメールアドレスが必要)
- 本人確認書類
- 引き落とし用の口座
ヤフーカードの申し込みには、大前提としてYahoo! JAPAN IDが必要です。Yahoo! JAPANの公式サイトやヤフーカードの申し込みページから取得可能なため、事前に準備しておきましょう。
Yahoo! JAPAN IDを取得したら、ヤフーカードの申し込みボタンを押し、住所や勤務先、希望するカードデザインなど必要な情報を入力していきます。すべて入力し終わったら送信すると、審査が開始されます。
ヤフーカードは他社のクレジットカードよりも審査が非常に素早く、最短2分で審査が完了します。登録したメールアドレスあてにすぐ結果が届くため、審査に通るか不安な日々を送る必要はありません。もしも結果が届かない場合は、審査状況確認ページを確認すれば記載されています。
審査は2分で完了しますが、クレジットカードの到着までには1週間~10日程度かかります。クレジットカードを受け取る際、配達員に本人確認書類を提示することで本人確認の代わりとするため、到着時期までに本人確認書類を用意しておきましょう。
ヤフーカードの審査基準
- 18歳以上で安定した継続収入のある方(高校生不可)
- 主婦や学生でも申し込み可能
ヤフーカードは主婦や学生でも申し込めるため、審査基準としては収入額よりも返済能力を重視していると考えられます。具体的な収入条件は記載されていないため、年収100~200万円ほどの方でも、きちんと継続した収入を得ていれば問題ありません。専業主婦や学生でまだ収入がない方については、同居するご家族や配偶者の収入が考慮されることが考えられます。
また、一般的に一人暮らしの方よりも家族と同居の方、賃貸よりも持ち家に長く居住されている方ほど評価は高くなる傾向にあります。
年齢や収入条件を達成していても、過去にクレジットカードを所持したことがあり、支払いの遅延によりクレヒス(利用履歴)に傷がついている場合審査に落ちる可能性があるため注意してください。
なお、複数のクレジットカードに続けて申し込んだ場合、金銭的に困っていると見なされ審査に落ちることがあります。最低でも半年ほど空けてから申し込みするのがおすすめです。
ヤフーカードに関するよくある質問
- ヤフーカードは2枚申し込める? ヤフーカードは2枚を同時申し込みするデュアル発行には対応していません。そのため、複数の国際ブランドを所持したい場合は他社でサブカードを作成するかデュアル発行に対応した別のクレジットカードに申し込む必要があります。
- 貯めたポイントの使い道は? 貯めたTポイントは全国のTポイント提携先で代金の支払いに充当できます。レートは1ポイント=1円です。totoくじの購入や投資、ふるさと納税、ネット募金にも利用可能。TポイントとTカードの総合サイト「Tサイト」を経由すれば商品との交換にも対応します。
- PayPayとはなんのこと? PayPayはスマホ用の決済アプリです。QRコードやバーコードを読み込み決済します。貯まるポイントはTポイントではなくPayPayボーナスとしてPayPay(残高)に加算されます。ポイント還元のキャンペーンも多いため、ヤフーカードや「ソフトバンクまとめて支払い」と併用するとお得に利用できるでしょう。
ヤフーカードの口コミ・評判のまとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、ヤフーカードの口コミ・評判を紹介しました。とくに、はじめてクレジットカードを作る方は、自分にぴったりなものが見つかるよう慎重に選ぶようにしてくださいね。 では、最後にヤフーカードのおさらいをしておきます。
- 年会費無料ながら基本還元率が1.0%と高い
- Tカード機能によりポイント二重取りが可能
- 最短2分で審査結果がわかる
もしヤフーカードを魅力に感じたなら、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてください。

※この記事は2023年2月7日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の価格はすべて税込で表記しております。