リクルートカードは、株式会社リクルートホールディングスが発行するクレジットカードです。1.2%という、年会費無料のクレジットカードの中ではトップクラスの高還元率が魅力。基本還元率が高いので、ポイントアップの機会を待たなくても普段使いでどんどんポイントが貯まります。
次に、リクルートカードの特徴や、リクルートカードならではのメリットについて解説します。申し込む前に確認しておきたい、お得なキャンペーンについても記載しているので要チェックです。
リクルートカードの基本情報
- 基本1.2%の高還元率
- 貯めたポイントをPontaポイントと交換可能
- 国内・海外旅行傷害保険が付帯
年会費 | 初年度:無料、2年目以降:無料 |
ポイント還元率 | 1.2% |
付帯サービス | 海外・国内旅行損害保険/ショッピング保険/ETCカード/家族カード/電子マネー |
国際ブランド | Visa/JCB/Mastercard |
ランク | 一般 |
それでは、リクルートカードについてもう少し詳しく解説していきます。自分に合ったクレジットカードかよく確認してから申し込みましょう。
リクルートカードが選ばれる理由
リクルートカードが選ばれるのは、ポイント還元率の高さとポイントの貯まりやすさ、そして付帯サービスが決め手です。
1. リクルートポイント参画サービスでポイントアップ
リクルートカードは複数のサービスと提携しており、提携店舗でのポイント還元率がアップするのが特徴。じゃらんnetでの宿泊予約は+2%、ポンパレモールの利用で全品+3%の還元が受けられます。
ポンパレモールは普段から使用する食料品や日用品も扱うので、これらの通販を多用するなら基本1.2%+ポイントアップ3%で合計4.2%もの還元を受けられるのが魅力です。
ポンパレモールでは最大20%還元の商品もあるため、これらの商品を購入するならポイント還元率は最大で21.2%に。ECモール経由でポイントがアップする他社のクレジットカードにもひけをとらない倍率です。
また、ホットペッパーグルメでは予約人数×50ポイントも獲得可能。会社の飲み会や女子会などで幹事になることが多い方にぴったりです。
2. 電子マネーへのチャージでポイントを二重取りできる
リクルートカードには電子マネーが付属し、電子マネーへのチャージでもポイントが1.2%貯まるため、チャージを利用してポイントを二重取りできます。
たとえばJCBブランドのリクルートカードでモバイルSuicaにチャージし、モバイルSuicaで商品代金を支払った場合は、まずモバイルSuicaのチャージ額に対して1.2%のリクルートポイントが還元されます。
さらに、モバイルSuicaの利用100円もしくは200円ごとに1ポイントのJRE POINTがつくため、1回のチャージ金額でリクルートポイントとJRE POINT、両方を獲得できる仕組みです。
VisaやMastercardブランドでも、モバイルSuicaのほか楽天EdyやSMART ICOCAに対応します。楽天Edyでの支払いでは200円ごとに楽天ポイントが1ポイント付与され、SMART ICOCAの支払いでも同じく200円ごとにICOCAポイント1ポイントが貯まるため、同じように二重取りが可能です。
3.年会費無料で付帯保険も充実している
リクルートカードは年会費無料でありながら、国内・海外旅行傷害保険をはじめとする付帯保険が充実しています。年会費無料の場合、仮に保険が付帯していても補償額が低かったり、死亡や後遺障害など重大な事態でなければ補償されなかったりするケースも多くあります。
しかし、リクルートカードに付帯する旅行傷害保険では、死亡や後遺障害に加えて、病気やケガ、携行品損害への補償といった、年会費有料のクレジットカードに付属するような充実した内容の補償が一通り付与されています。最高補償額も、海外旅行では2,000万円、国内旅行では1,000万円と、年会費無料のクレジットカードであることを考えれば十分な額です。
また、他社のクレジットカードだと海外のみ・国内のみの旅行傷害保険が付属していることが多いですが、リクルートカードは国内・海外両方に対応しているのもポイントです。ブランドも国内向けのJCB、海外と国内両方で利用しやすいVisaとMastercardすべてに対応しているため、利用付帯の保険を活かしやすく現地で利用しやすいのもメリットといえるでしょう。
リクルートカードのキャンペーン情報
リクルートカードは、新規入会と利用で最大8,000円分のポイントプレゼントキャンペーンを実施しています。新規入会で1,000ポイント、カード初回利用で3,000ポイント、携帯電話料金の決済で4,000ポイントが付与されます。
JCB限定のサービスなので、申し込みの際は国際ブランドを間違えないようにしましょう。VisaやMastercardでは特典を受け取れません。
※本記事に掲載されているキャンペーンは予告なく終了する場合がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください。
リクルートカードをおすすめできる方|他券種と比較
リクルートカードに申し込むべきか、他社のクレジットカードにするかで悩んでいる方に向けて、ECモール「楽天市場」でのポイント還元に特化した「楽天カード」と、ドコモユーザー向けの「dカード」と比較しました。
カード画像 | ![]() |
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カード名 | リクルートカード | dカード | 楽天カード |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.2% | 1% | 1% |
特典 | 国内・海外旅行傷害保険/ショッピングガード保険 | dカードケータイ補償/お買物あんしん保険/VJデスク(旅のサポート)/海外レンタカー/海外緊急サービス | 加盟店での優待/海外旅行保険/カード盗難保険/ |
ポイントアップ例 | 加盟店での買い物 「ポンパレモール」の利用 など |
ポイントUPモールの利用 加盟店での買い物 など |
楽天市場の利用 楽天グループのサービス利用 など |
詳細 |
3つのクレジットカードはどれも年会費無料です。ポイント還元率はリクルートカードが頭1つ抜けていますが、楽天カードは楽天市場で常に最低でも3%のポイント還元を受けられ、dカードは特約店でポイントの3重取りができます。また、dカードはドコモユーザー向けの特典が豊富で、貯まったdポイントをドコモケータイの利用料金として充当できます。
一方リクルートカードはauと相性の良い、Pontaポイントへの交換が可能。また、海外と国内両方の傷害保険が付帯しているのも他のカードにない魅力です。以上のことから、リクルートカードは次の方におすすめします。
リクルートポイント参画サービスを中心に利用する方
リクルートカードはじゃらんnet、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー、ポンパレモールとの相性が良好で、これらの店舗での還元率は他社のクレジットカードより優れています。この中に普段よく利用するサービスが含まれている方なら、リクルートカードをお得に利用できるはずです。
逆にこれらのサービスを利用しない場合、街での利用が多いなら「dカード」、楽天市場での利用が多いなら「楽天カード」の方がポイント獲得の機会は多くなります。
auユーザーの方
リクルートカードはポイントの使い道が限られていますが、Pontaポイントへポイント交換できるためauユーザーとの相性が抜群です。Pontaポイントからの交換を通してauのケータイ料金へ充当したり、auPAYへチャージして使用できます。
ドコモユーザーならdカードが向いていますが、auユーザーならリクルートカードの方が利用しやすいでしょう。
国内・海外を問わず旅行によく行く方
リクルートカードは年会費無料ながら、海外・国内旅行損害保険が付帯しているのが特徴です。特に、年会費無料のクレジットカードで国内旅行損害保険が付帯するのは貴重。dカードにも旅のサポートデスクや海外レンタカーサービスなどが付帯しますが、旅行保険や国内向けの補償は付帯しません。
リクルートカードにはショッピング保険も付帯するので、旅行のお供として1枚用意しておくと補償が手厚くなり安心できます。海外・国内旅行損害保険はどちちも利用付帯なので、ツアー料金のような旅の費用をクレジットカード払いすることをお忘れなく。

リクルートカードのお申し込み方法と審査基準
リクルートカードのお申し込み方法
リクルートカードは、インターネットお申し込みが可能です。入会申請時は、お持ちのスマホやパソコンから公式サイトにアクセスしてみましょう。なおリクルートカードは、事前準備として以下のものが必要です。
- リクルートID
- メールアドレス
- 運転免許証(お持ちの方のみ)
- 引き落とし用の金融機関口座
リクルートカードの申し込みは、WEB上でのみ受け付けています。申し込みにはリクルートIDが必要なため、事前に作成しておきましょう。
ログイン状態で申し込みボタンを押すと、クレジットカードのブランド選択画面が表示されます。Visa、Mastercard、JCBから好みのブランドを選択し、次へ。そのあとは、規約の確認や住所、年収などの個人情報の入力を行い、画面にしたがって進めます。最後に申し込みボタンを押せば、申し込み完了となり審査開始です。
郵送の手間を省きたい場合は、オンライン口座振替サービスにも申し込みしておきましょう。対応するオンラインバンクの口座を登録すると、書類での引き落とし口座登録・確認を省略できます。審査に無事通り次第、クレジットカードが発行され、自宅へと郵送されます。
審査から郵送までにかかる時間は正式には公開されていませんが、3営業日~約1週間前後かかるとの口コミが多いようです。中には2週間以上待ったという方も。VisaやMastercardの方が審査までの時間が長い傾向にあります。
リクルートカードの審査基準
- 18歳以上の方(学生可)
- 本人または配偶者に安定した継続的な収入のある方
リクルートカードの入会は学生も可能とされていますが、審査基準の「安定した継続的な収入」は申込者本人でなくても配偶者の方さえ条件を満たしていれば審査に通ります。そのため、本人の年収そのものよりも返済能力自体を重視されていると考えてよいでしょう。審査条件上、収入の少ない主婦やフリーターの方でも申し込み可能なクレジットカードです。
ただし、基準に「安定した」継続収入と記載があるため、現在無職の方や独立したばかりで収入の安定しない自営業の方などは審査に落ちる可能性があります。また、一般的な基準として、過去の利用履歴で返済の遅延や破産などの経歴があると審査に通るのはむずかしいでしょう。
注意点として、リクルートカードは国際ブランドによってカード会社がわかれているため、審査基準が異なります。VisaとMastercardを発行するのは三菱UFJニコス株式会社であり、JCBを発行するのは株式会社ジェーシービーです。仮にJCBで審査に落ちた場合、VisaやMastercardで再度申し込みすれば通る可能性もあります。ただし、一般的に半年以内の連続申し込みはマイナス要因となるためひかえましょう。
リクルートカードに関するよくある質問
- nanacoへのチャージはできないの? 2020年3月11日から、nanacoでリクルートカードの新規登録が不可になりました。そのため、それ以前に登録していた方は今まで通りチャージできますが、そうでない方はnanacoへのチャージができません。
- ゴールドカードは存在する? 以前はリクルートカードの上位に相当するクレジットカードとして「リクルートカードプラス」がありましたが、2016年3月15日をもって新規受付を終了したため、現在はゴールドカードが存在しません。一般カードのみです。インビテーションもありません。
- リクルートカードで貯めた期間限定ポイントはPontaポイントに交換できる? 期間限定ポイントはPontaポイントへの交換ができません。ホットペッパーグルメやじゃらんnetなど、対応するサービス内で消費する必要があります。期間限定ポイントがよく貯まるのなら、どのサービスで消費するかをあらかじめ探しておくとスムーズです。
リクルートカードの口コミ・評判のまとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、リクルートカードの口コミ・評判を紹介しました。とくに、はじめてクレジットカードを作る方は、自分にぴったりなものが見つかるよう慎重に選ぶようにしてくださいね。 では、最後にリクルートカードのおさらいをしておきます。
- 基本1.2%の高還元率
- 貯めたポイントをPontaポイントと交換可能
- 国内・海外旅行傷害保険が付帯
もしリクルートカードを魅力に感じたなら、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてください。

※この記事は2023年3月13日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の価格はすべて税込価格で表記しております。
※当メディアではこちらのガイドラインを参考に記事を制作しております。