ZOZOCARDは、ポケットカード株式会社が発行するクレジットカードです。ZOZOTOWNユーザーにとっては唯一無二といってもいい、強力なポイント還元率が設定されています。
次に、ZOZOCARDの基本的な特徴をご紹介します。
ZOZOCARDの基本情報
- ZOZOTOWNでのポイント還元率が5.0%
- 2種類のおしゃれなデザインから選べる
- 申し込み後すぐにZOZOTOWNでの使用が可能
年会費 | 初年度:無料、2年目以降:無料 |
ポイント還元率 | 基本1.0%/ZOZOTOWNでの買い物は5.0% |
付帯サービス | ポケットカードトラベルセンターの利用(パッケージツアーが最大8%割引)/海外サポートサービス/レンタカー割引/海外おみやげ宅配サービス/紛失・盗難保障/本人認証サービス(セキュリティ強化) |
国際ブランド | Mastercard |
ランク | 一般 |
ZOZOCARDのメリット・デメリット
ZOZOCARDの詳しい特徴を確認していきましょう。必ず入会申請する前に、メリットだけではなくデメリットも把握し、自分に必要なクレジットカードかどうか慎重に判断するようにしてください。
ZOZOCARDのメリット3つ
まず、ZOZOCARDのメリットを3つご紹介します。
1. ZOZOTOWNでのポイント還元率5%
ZOZOCARDの最大の魅力は、ZOZOTOWNでの買い物時に5.0%の高いポイント還元があることです。セール対象品や限定品を含め、すべての買い物に適用されます。一般的なカードは自社のECサイト内でも1.0%前後の還元率が主流であり、5.0%は破格といえるでしょう。日常的にZOZOTOWNで買い物をするのであれば、まず作って損はないクレジットカードです。
ZOZOTOWNでは、クレジットカード以外の支払い手段として代金引換やコンビニ決済などが用意されていますが、いずれも手数料がかかります。クレジットカードは支払い手数料無料なので、この条件もクレジットカードを持つメリットになります。
ZOZOTOWN以外でZOZOCARDを使用すると還元率は1%に下がるものの、一般的なクレジットカードの還元率は0.5〜1%であり、それらと比べれば同等、もしくは高い部類に入ります。総合的にポイントが貯まりやすいクレジットカードといえます。
2. カードデザインがおしゃれと高評価
ZOZOCARDは、カードデザインがおしゃれな点も評価されています。黒ベース・白ベースの2種類があり、好みに合わせて選択できます。黒ベースはフラットにレーザー刻印された蛍光ピンク色の英文字が特徴。Mastercardのロゴも黒とピンクが引き立つよう、あえてシルバーのモノトーンで印刷されています。
白ベースのデザインは性別年齢関係なく持ちやすいシンプルな配色で、明るい白にMastercard特有の赤とオレンジ色のロゴがよく映えています。いずれも色使いやフォントへのこだわりが垣間見れ、口コミでも「デザインがすごくいい」などと好評価のようです。
ファッション通販専門サイトのカードらしく、おしゃれに敏感な若い世代にマッチするクレジットカードといえるでしょう。
3.カードの到着前にZOZOTOWN内で使用できる
ZOZOCARDは申し込み後、ZOZOTOWN内の買い物に限り、クレジットカード現物が手元に届く前に使用を開始できます。審査や現物の到着を待たずに今すぐクレジットカードを使いたい方におすすめです。現物到着前の利用限度額は10万円で、通常利用時と同様に5.0%のポイントが付与されます。
ただし、必ず覚えておきたい注意点が。仮にその後審査に落ちてしまった場合は、ZOZOCARDで買い物した商品はすべてキャンセルされてしまいます。特にセール品や在庫が少ない商品を購入する際は要注意。再購入を試みた際はセールが終了している、在庫がなくなっている可能性が高いです。その際に使用したポイントも、キャンセルされた時点で有効期限が切れていると、元に戻らず損をしていまいます。
加えて、現物が手元に届くまでは、次の機能が利用できない点も注意しましょう。
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ギフトラッピング
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買い替え割
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お届け日時指定
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即日配送
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コンビニやロッカーでの受け取り
ZOZOCARDのデメリット3つ
つぎに、ZOZOCARDのデメリットを3つご紹介します。
1.ポイントはZOZOTOWN内でしか使えず有効期限が短い
ZOZOTOWN内での買い物に対するポイント還元率5.0%が魅力のZOZOCARDですが、獲得したポイントはZOZOTOWN内でしか使えません。ZOZOTOWNを除く別店舗で買い物した際に獲得した1.0%も、ZOZOTOWN内でのみ有効。つまり、ZOZOTOWNで買い物をしなければ、獲得したポイントは使い道がありません。
ポイントの有効期限が短いのもデメリット。ZOZOTOWNを除く通常利用で付与される1.0%のポイントは約1年の有効期限がありますが、ZOZOTOWN内の買い物で獲得した5.0%は、わずか90日しかありません。
最低でも3ヶ月に1回はZOZOTOWNを利用する方でないと、カードのメリットを活かしきるのは難しいでしょう。
2.旅行保険が付帯していない
ポイント還元率が高く、さまざまな付帯サービスのあるZOZOCARDは、上手に利用すれば節約ができますが、国内・海外旅行の保険が付帯していないのはデメリットのひとつ。
クレジットカードに付帯する旅行保険は、1枚だけでは保障が弱くカバーしきれないことがあるため、複数のクレジットカードを所持して保険を重複させることで、補償額を増やしている方もいます。
旅行に行かない、あるいは専用の旅行保険に加入する方は問題ありませんが、国内・海外旅行保険の付帯を重視する場合は、他社のクレジットカードを検討するとよいでしょう。クレジットカードの枚数をむやみに増やすのは、その後、他社のクレジットカードを持ちたいとなった際に審査に影響する可能性があるため、あまりおすすめできません。
3.ETCカードの発行が有料
ZOZOCARDはETCカードの発行に対応していますが、発行時や更新時に1,000円(税抜)の手数料がかかります。ETCカードを無料で発行できる年会費無料のクレジットカードは多くあるため、ETCカードの発行を視野に入れている方は、他社のクレジットカードを検討してもよいでしょう。
ETCカードはクレジットカードの種類により、発行時と更新時の手数料のほかに、年会費が必要なケースもあります。ZOZOCARDは発行時と更新時は有料ですが、年会費は無料です。逆に、他社では発行時と更新時が無料でも年会費がかかるケースも。ZOZOTOWNでの高いポイント還元率を考慮して、トータル的にお得なクレジットカードを選ぶとよいでしょう。
ZOZOCARDをおすすめできる方|他券種と比較
ZOZOCARDの特徴を他券種と比較して紹介します。通常のポイント還元率が1.0%で年会費無料、特定のサービス利用でポイントアップするPayPayカードと楽天カードを例に挙げて比較しました。
上記カード3種とも年会費は永年無料となっています。還元率も1.0%ですが、特定のサービス利用で大幅にポイントアップするという特徴があります。よく利用するサービスで還元率がアップするカードを選ぶとよいでしょう。
国際ブランドは、楽天カードはVISA・MasterCard・JCB・American Expressから、PayPayカードはVISA・MasterCard・JCBから選べます。ZOZOCARDはMasterCardのみとなっています。
シンプルでスタイリッシュなデザインを選びたい場合はZOZOCARDがおすすめです。
ポイント還元率を比較
ZOZOCARDと同様に、PayPayカードも楽天カードも、通常のポイント還元率は1.0%です。しかし、ZOZOCARDは、ZOZOTOWNでの買い物で利用すると、ポイント還元率が5.0%にアップします。また、ZOZOTOWN以外でのショッピングの利用金額の1%をZOZOポイントに還元されます。
一方で、楽天カードの場合、楽天市場での買い物でポイント2倍、0と5のつく日にエントリーしてカード利用をするとさらにプラス2倍になります。PayPayカードの場合は、カード決済で最大5%、Yahoo!ショッピングやLOHACOでの利用で最大5%にアップします。
PayPayカードと楽天カードが気になる方はこちらの記事もぜひ参考にしてください。


ZOZOCARDをおすすめできるユーザーの特徴
もし、ZOZOCARDが自分に適しているか気になったなら、本記事で紹介した3つのクレジットカードと比較してみましょう。下記のチャート図を参考にしてください。
ZOZOTOWNを頻繁に利用している方
ZOZOCARDは、年会費が永年無料でありながらZOZOTOWNでの買い物時にポイント還元率が5.0%にアップする高還元率なクレジットカードです。頻繁にZOZOTOWNで買い物をする方にとっては持っていないと損をするくらい必須なカードといえます。
ZOZOTOWNは店舗での購入より安くなったり、クーポンが発行される機会も多いので、ZOZOCARDで決済することでよりお得に買い物を楽しめます。
おしゃれなカードデザインを選びたい方
ZOZOCARDのデザイン性も他社のクレジットカードより優れていると評価が高く、デザインにこだわる方や、自分のファッションと合わせてクレジットカードを所持したい方にもおすすめです。

ZOZOCARDのお申し込み方法と審査基準
ZOZOCARDのお申し込み方法
ZOZOCARDは、インターネットお申し込みが可能です。入会申請時は、お持ちのスマホやパソコンから公式サイトにアクセスしてみましょう。なおZOZOCARDは、事前準備として以下のものが必要です。
- ZOZOTOWNのアカウント
- 本人確認書類
ZOZOCARDの申し込みは、ZOZOTOWNにログインした状態でないと行えません。アカウントを持っていない場合は、公式サイトからあらかじめ作っておきましょう。Yahoo!JAPANやmixiなどの外部アカウント経由でログインしての購入もできますが、その場合、ポイントがまったく付与されなくなりますので注意してください。
本人確認書類は顔写真あり・なしの証明書類の違いにより、作業手順が変わります。顔写真ありの証明書類の場合は、本人限定郵便受取でクレジットカードが発送され、受取時に証明書類を提示します。顔写真なしの場合は、申し込み完了後に後ほど送られてくるメールから確認書類のアップロードが必要です。申し込みからクレジットカードが送られてくるまでの期間は最短で7営業日、平均すると約2週間かかります。
ZOZOCARDの審査基準
- 18歳以上(高校生を除く)で電話連絡がとれる
- 継続して安定した収入がある
- 過去のクレヒス(利用履歴)に問題がない
ZOZOCARDは高校生を除く18歳以上なら、ほぼ誰でも申し込めるカードです。大学生、短大生、専門学生でも問題ありませんが、未成年は保護者の同意が必要となり、後日親権者への電話確認があります。
ZOZOTOWNの公式サイトには収入の条件は書かれていませんが、このクレジットカードを発行するポケットカード株式会社のHPには「安定した収入があることが条件」だと書かれており、継続的な安定収入は審査基準に入るものと予想されます。学生の場合は保護者の収入状況、専業主婦の場合は経済状況が考慮されると考えておきましょう。
加えて、他社のクレジットカード同様、過去に支払いの延滞履歴や債務整理履歴がある場合は、審査に落ちる可能性が高くなると考えられます。一般的なクレジットカードと比較すると比較的に手に入りやすいといえますが、学生向けのカードと比較すると、ややハードルが上がるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、ZOZOCARDの口コミ・評判を紹介しました。とくに、はじめてクレジットカードを作る方は、自分にぴったりなものが見つかるよう慎重に選ぶようにしてくださいね。 では、最後にZOZOCARDのおさらいをしておきます。
- ZOZOTOWNでのポイント還元率が5.0%
- 2種類のおしゃれなデザインから選べる
- 申し込み後すぐにZOZOTOWNでの使用が可能
もしZOZOCARDを魅力に感じたなら、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてください。

※この記事は2023年2月8日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の価格はすべて税込価格で表記しております。