レックスカードは、株式会社ジャックスが発行するクレジットカードです。年会費無料で、ETCカードや家族カードも無料で作れます。
では、レックスカードの基本的な特徴をご紹介します。
レックスカードの基本情報
- 年会費はずっと無料で利用できる
- ETCカードと家族カード(3枚まで)も無料で発行できる
- JACCSモール利用でポイント還元率アップ
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~13.0% |
付帯サービス | 海外旅行傷害保険/国内旅行傷害保険/カード盗難保険/ネットあんしんサービス |
国際ブランド | VISA/Mastercard |
ランク | 一般 |
レックスカードはこんな方におすすめ!
レックスカードは、以下のような方におすすめします。
- ETCカードや家族カードまで全部年会費無料で持ちたい人
- ネットショッピングをよく利用する人
- 貯まったポイントをお得に活用したい人
クレジットカード自体は無料でも、ETCカードや家族カードを発行すると年会費がかかるケースが多いなか、レックスカードだと、各種カードがすべて年会費無料で発行できるのはうれしいポイント。
また、株式会社ジャックスが運営するネットショッピングモール「JACCSモール」には楽天市場やYahoo!ショッピングなどの人気のネットショップが入っており、そこでお買い物すると、REX POINTとは別に利用額の0.5%から最大12%のJデポが還元されます。
さらに、貯まったポイントは1,500ポイントごとに、Jデポは1,500円分、ANAマイルは300マイル、ポイント積立投資の原資は1,500円分と引き換えができるので、ポイントをお得に活用できます。

レックスカードのメリット・デメリット
それでは、レックスカードの詳しい特徴を確認していきましょう。必ず入会申請する前に、メリットだけではなくデメリットも把握し、自分に必要なクレジットカードかどうか慎重に判断するようにしてください。
レックスカードのメリット3つ
まず、レックスカードのメリットを3つご紹介します。
1. ETCカードや家族カードを無料で作れる
特別な条件なく年会費無料で、ETCカード・家族カードを発行できるのはレックスカードの大きなメリット。
一般的なクレジットカードでは、どちらかは有料であることや、「1回以上使用する」や「一定金額以上使用する」など、何かしらの条件を達成すれば無料ということが多いなか、レックスカードはETCカードも家族カードも条件なしで無料で利用できます。
さらに、ETCカードで利用した分もショッピングで利用した分と一緒に請求されるので、ポイントが貯められるというメリットもあります。
また、家族カード利用者は、本カードと同条件で海外旅行傷害保険などの付帯サービスが利用できるようになっています。後ほど詳しくご紹介しますが、海外旅行傷害保険はとても充実した補償内容となっているため、海外旅行へよく行く方は、家族カードを発行しておくのをおすすめします。
2. J’sコンシェルを利用できる
レックスカードの利用者は、J’sコンシェルを無料で利用できます。J’sコンシェルとは、ジャックスが発行しているクレジットカード利用者向け優待サービスです。福利厚生サービスでお馴染みのベネフィット・ワンが提供しています。
J’sコンシェルでは、旅行や映画、カラオケやマッサージ、日帰り入浴やレンタカーなど、さまざまなサービスをお得に割引価格で利用できます。
また、お食事券や商品券など、金券も割引価格で購入できます。シェフグルメカード25,000円分が24,000円で購入できたり、百貨店ギフトカード5,000円分が4,975円で購入できたりと、さまざまな金券をお得にゲットできます。
J’sコンシェルを利用するためには、Web明細の登録と、インターコムクラブの会員登録が必要になります。両方の登録を行い、インターコムクラブの会員ページからJ’sコンシェルの登録を行うことで利用できるようになります。
3.海外旅行傷害保険が自動付帯されている
レックスカードは年会費無料のカードでありながら、海外旅行傷害保険が自動付帯されます。海外旅行傷害保険とは、海外旅行中におきた病気や怪我などの治療にかかった費用を補償してくれる保険です。通常、海外では日本の健康保険が適用されないため、通院すると高額な治療費を請求されてしまいます。
しかし、レックスカードの海外旅行傷害保険では、特に利用する可能性が高いと考えられる疾病や傷害の治療費用が最高200万円ついており、傷害死亡や後遺障害、賠償責任の補償項目では最高2,000万円ついています。
補償期間は一旅行(日本出発から帰国まで)あたり最長90日間と十分な期間となっており、年会費無料カードでこれだけ充実しているのは他にありません。
さらに、これだけ手厚い保険が自動付帯されるのもポイントです。面倒な手続きは必要なく、カード利用額などの条件もなく、レックスカードを持っているだけで補償を受けられます。よく海外へ行く方には、とても便利なカードとなっています。
レックスカードのデメリット2つ
つぎに、レックスカードのデメリットを2つご紹介します。
1.ポイントをJデポに交換する作業が面倒
Jデポは、貯まったポイント分で請求額を値引きできるうれしいポイント活用方法ではありますが、自動的にJデポへの交換作業は行われません。自分で交換作業を行うことで、ようやく値引きサービスを利用できます。
また、1ポイントに対してJデポ1円分の割合で交換されますが、交換可能な単位は1500ポイントごとになっています。つまり、Jデポ交換のためにポイントを貯める必要があります。
しかし、ポイント交換は100円ごとにできず、月の利用総額で2,000円ごとに交換されるため、請求金額によってはポイントを貯めにくい場合があります。
さらに、元のポイントは有効期限が2年となっていますが、Jデポに交換すると有効期限が3ヶ月になってしまいますので、その点も注意が必要です。
2.ポイント還元率がどんどん下がっている
以前までのポイント還元率は1.25%という高還元率でしたが、2020年11月請求分から1.00%に還元率が下がっています。サービス開始当初は1.75%でしたが、そこから1.50%、1.25%と下がり、現在の1.00%までどんどん下がっています。
年会費無料のクレジットカードの平均的な還元率は0.50%〜1.00%なので、平均的な中で高めの還元率とはなっていますが、元々他社よりも高還元率であることをアピールしていたクレジットカードであることを考えると、0.25%の低下はデメリットといえるでしょう。
また、リボ払いの場合についても1.75%だった還元率が、1.50%に下がっています。通常の場合もネットショッピングの場合も変更になっているので、注意しましょう。
レックスカードの口コミ・評判
これから、レックスカードのリアルな口コミ・評判をご紹介します。実際にユーザーが感じたメリット・デメリットに加えて、選んだ理由やお得な使い方まで具体的なレビューを載せているので、きっと参考になるはずです。
なお、各口コミは総合評価が高い順に掲載しています。
- 本記事のクレジットカードの口コミは、applica編集部独自にクラウドソーシングサービスを利用して収集したものです。そのなかから、事実確認がとれた信頼性の高い口コミのみを掲載しています。
- 調査期間:2021年2月
- 調査対象:対象クレジットカードを利用している、過去に利用実績がある方
- 調査回答数:800 ※クレジットカード関連の口コミ合計数
評価の内訳①(レーダーチャート)
評価の内訳②(棒グラフ)
口コミ詳細
![]() 女性/20代/専業主婦(夫)/年収100万円以下/福岡県
年会費:3/還元率(ポイント):5/還元率(マイル):3/付帯サービス:3/利便性:5/サービス対応:5
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:4枚/利用シーン:オンラインショッピングガソリンスタンド/月間利用金額:1〜5万円未満
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![]() 女性/60代以上/会社員/年収100〜300万円/東京都
年会費:5/還元率(ポイント):4/還元率(マイル):3/付帯サービス:4/利便性:4/サービス対応:3
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:5枚以上/利用シーン:オンラインショッピング家電旅行・宿泊・ホテル/月間利用金額:5〜10万円未満
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![]() 男性/50代/会社員/年収700〜1,000万円/大阪府
年会費:5/還元率(ポイント):4/還元率(マイル):3/付帯サービス:3/利便性:4/サービス対応:3
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:3枚/利用シーン:オンラインショッピング公共料金・携帯電話料金衣服・靴・化粧品家電旅行・宿泊・ホテル食料品・スーパー・コンビニ飲食店ガソリンスタンド百貨店/月間利用金額:20万円以上
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![]() 女性/40代/その他/年収100〜300万円/東京都
年会費:5/還元率(ポイント):4/還元率(マイル):3/付帯サービス:3/利便性:3/サービス対応:3
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:3枚/利用シーン:オンラインショッピング公共料金・携帯電話料金衣服・靴・化粧品家電旅行・宿泊・ホテル食料品・スーパー・コンビニ飲食店百貨店/月間利用金額:5〜10万円未満
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![]() 男性/40代/自営業/年収100〜300万円/大阪府
年会費:5/還元率(ポイント):2/還元率(マイル):3/付帯サービス:4/利便性:4/サービス対応:3
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:1枚/利用シーン:オンラインショッピング衣服・靴・化粧品旅行・宿泊・ホテル食料品・スーパー・コンビニ飲食店ガソリンスタンド百貨店/月間利用金額:5〜10万円未満
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![]() 女性/20代/学生/年収100〜300万円/大阪、現在は海外
年会費:5/還元率(ポイント):3/還元率(マイル):3/付帯サービス:2/利便性:3/サービス対応:4
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:1枚/利用シーン:オンラインショッピング公共料金・携帯電話料金衣服・靴・化粧品家電旅行・宿泊・ホテル食料品・スーパー・コンビニ/月間利用金額:1〜5万円未満
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レックスカードのお申し込み方法と審査基準
レックスカードのお申し込み方法
レックスカードは、インターネットお申し込みが可能です。入会申請時は、お持ちのスマホやパソコンから公式サイトにアクセスしてみましょう。なおレックスカードは、事前準備として以下のものが必要です。
- 顔写真付き本人確認書類
申し込みはWeb上で完結するため、捺印や面倒な書類のやりとりが不要となっています。入会申込画面に入ったら、「個人情報の取扱いに関する条項」や「会員規約」に同意し、申し込みフォームに沿って氏名や住所、メールアドレスなどの必要事項を入力します。
申込が完了すると、登録したメールアドレス宛てに申込受付完了メールが届き、その後審査が行われます。審査はだいたい1週間から2週間程度で完了し、カードが発行されます。発行されたカードは本人限定受取郵便で発送され、受取時に顔写真付き本人確認書類の提示が必要になります。
また、カードが郵便局に到着した段階で到着通知書が送付されるので、自宅へ配達を希望する際は到着通知書に記載のある郵便局へ都合のいい配達日時を連絡し、配達の際に顔写真付き本人確認書類を提示し、印鑑かサインをして受け取ります。
郵便窓口で受け取りたい場合は、到着通知書と顔写真付き本人確認書類を持って窓口へ行き、カードを受け取りましょう。
レックスカードの審査基準
- 18歳以上(高校生不可)
- 正社員
- 年収200万円以上
まず、他のクレジットカード会社同様、レックスカードの申込資格は「18歳以上で電話連絡可能な方」となっており、高校生は申込不可となっています。高校生でなければ未成年者も申込ができますが、親権者の同意が必要になります。
次に、レックスカードの審査通過率は50%で、年収が低い方、非正規雇用労働者、自営業者、専業主婦は落ちやすい傾向にあります。正社員で、できれば3年以上、少なくとも1年以上の勤務年数になっていると有利になります。
また、年収の基準は200万円以上としているクレジットカード会社が多いですが、ジャックスは他の信販会社発行のクレジットカードより審査基準が厳しくなっています。
20代は年収250万円以上、30代は年収300万円以上あたりが目安となっており、平均以上の年収が求められます。審査で他の項目が考慮されるとしても、年収が200万円未満の場合には審査を通過するのは非常に難しいといえます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、レックスカードの口コミ・評判を紹介しました。とくに、はじめてクレジットカードを作る方は、自分にぴったりなものが見つかるよう慎重に選ぶようにしてくださいね。 では、最後にレックスカードのおさらいをしておきます。
- 年会費はずっと無料で利用できる
- ETCカードと家族カード(3枚まで)も無料で発行できる
- JACCSモール利用でポイント還元率アップ
もしレックスカードを魅力に感じたなら、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてください。

※この記事は2023年3月13日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の価格はすべて税込価格で表記しております。
※当メディアではこちらのガイドラインを参考に記事を制作しております。