dカード ゴールドは、株式会社NTTドコモが発行する「dカード」の上位クレジットカードです。一般ランクのdカードと異なり、ドコモケータイやドコモ光の利用料金に対して10%の還元が受けられたり、空港ラウンジが利用できたりなど、有利な点が多く揃っています。
dカード ゴールドの基本情報
- ドコモのサービス利用分の10%をポイント還元
- 3年間最大10万円のドコモのケータイ補償が付帯
- 年間100万円以上の利用で特典がある
年会費 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 1.0% |
付帯保険 | 国内・海外旅行保険/お買い物あんしん保険/dカードケータイ補償/紛失・盗難補償 |
追加カード | 家族カード/ETCカード/dポイントカード機能(一体型) |
電子マネー | iD/Apple Pay |
付帯サービス | ドコモケータイやドコモ光の利用料金10%還元/国内・ハワイ空港ラウンジ利用/年間利用額に応じてクーポンを贈呈 |
国際ブランド | Visa/MasterCard |
ランク | ゴールド |
次に、dカード ゴールドとdカードの違いについて詳しく見ていきましょう。本当に自分に合ったクレジットカードなのか、申し込む前によく確認してください。
dカードとの違い
dカード ゴールドには、下位カードとなる「dカード」もあります。2つのカードについて、おもな違いをまとめたのが次の表です。
dカードは年会費無料で利用でき、基本還元率もdカード ゴールドと同様の1%が設定されています。また、海外旅行向けのサポートデスクやレンタカー優待などの付帯サービスも空港ラウンジ以外は付帯しており、全体的に必要な機能が揃ったクレジットカードです。
ただし、ドコモケータイやドコモ光利用料金に対する10%還元はありません。また、旅行保険の補償額が低いだけでなく、29歳までしか補償対象にならないのも注意点です。
dカードがおすすめな人
dカードがおすすめなのは次のような方です。
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ドコモのライトユーザー、もしくはドコモ以外のキャリアと契約している
-
29歳以下であり、旅行に行く機会が多い
-
年間利用額が100万円に到達しない
dカードは年会費無料で所持できるので、毎月のドコモケータイ利用料金が最低限の方やファミリー割引対象外の方、サブカードとしての利用を検討しているケースなど、全体的にライトな使い方を想定している方におすすめです。ドコモユーザー向けの特典は少なめですが、加盟店でのポイントアップや基本還元率設定などはdカード ゴールドと同様なので、買い物面で劣ることはありません。
dカード ゴールドがおすすめな人
dカード ゴールドがおすすめなのは次のような方です。
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ドコモのヘビーユーザーである
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海外旅行に行く機会が多い
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ケータイ補償を手厚くしたい
dカード ゴールドはドコモのヘビーユーザーにおすすめです。dカードよりもドコモの利用料金やドコモ光に対しての還元率が9%も高く、ケータイ補償も10倍の額が設定されています。また、海外旅行保険が自動付帯で、空港ラウンジ利用権も付帯しているのがdカードと異なる大きな魅力。海外旅行を中心にする方なら、dカード ゴールドの方が利便性が高まります。
dカード ゴールドの6つのメリット
dカード ゴールドは、ドコモケータイユーザーにとってお得な特典が豊富にあることと、ゴールドカードならではの特典が受けられるのがおもなメリットです。dカード ゴールドの具体的なメリットについてそれぞれ詳しく解説していきます。
1.ドコモユーザーなら利用料金の10%分のポイントが貯まる
dカード ゴールドを持っていれば、ドコモの携帯電話料金やドコモ光の料金の最大10%相当のdポイントが貯まります(機種分割代金・手数料など一部除く)。携帯電話や光回線の料金は毎月必ず発生するものなので、ドコモケータイやドコモ光を利用している方なら、どんどんポイントが貯まっていきます。
また、ドコモでんき Greenの電気料金についても10%還元対象です。こちらはドコモユーザー限定の特典で、「5Gギガホ プレミア」や「ahamo」、「キッズケータイプラン2(Xi)」など対象の料金プランを契約している場合に適用されます。ケータイも電気も光回線も、すべてドコモで揃えているほどお得になる仕組みです。
2.最大10万円のドコモケータイ補償が付帯
dカード ゴールドは、充実したドコモケータイ補償が付帯することもドコモユーザーにおすすめのポイントです。利用携帯番号に設定しているドコモケータイが購入から3年以内に紛失や盗難・修理不能となった場合、dカード ゴールドで再購入すれば最大10万円をキャッシュバック。購入は同一機種・カラーに限られますが、万が一の際の高額な機種代の負担をカバーしてくれます。今までと同じケータイを再び手に入れられるのは大きなメリットです。
一般のdカードにもケータイ補償は付帯しますが、期間は購入後1年間で最大10,000円の補償。ゴールドカードの方が手厚い補償を受けられます。
なお、ドコモ自体にも購入時に加入できるケータイ補償サービスはありますが、機種により月額360~1,100円(税込)が必要。また、修理代金の一部サポートか一部負担金を支払ってのリフレッシュ品提供になります。キャリア側の補償は修理に対応できるというメリットはありますが、全損となった場合はdカード ゴールドの補償が有利です。
3.特約店でポイントがアップ
dカード特約店でカード利用すると、加盟店ごとに設定された倍率に応じてポイントが1~7%アップします。
- スターバックス カード:4%
- ドトール バリューカード:4%
- マツモトキヨシ:3%
- ビッグエコー:3%
- おそうじ本舗:1%還元+10%割引
- オリックスレンタカー:4%
特約店にはスターバックスやドトール、マツモトキヨシなどの身近なお店が揃い、お得に利用できる機会がたくさんあります。デパートやドラッグストア、レジャー・交通、飲食店など多彩なジャンルがあり、全国規模で利用できる店舗も多くラインナップされているのでだれでも恩恵を受けられます。
4.年間100万以上の利用で年会費相当のクーポンがもらえる
dカード ゴールドには、高額利用者向けに「dカード GOLD年間ご利用額特典」が用意されています。前年の年間利用額合計が100万円以上で11,000円相当、200万円以上で22,000円相当の選べるクーポンが付与される特典です。
クーポンはドコモケータイの機種購入のほか、dトラベルやdショッピングなど、ドコモ関係のサービスが中心。所定の期間に申し込むことで、ケータイ購入の場合は11,000円もしくは22,000円相当のクーポン1枚、そのほかのサービスは5,500円が2枚もしくは4枚の形で付与されます。クーポンは申し込み時点で種類を選べ、クーポンの期限も約1年間あるので、無理なく使い切れるでしょう。
年間100万円の利用は、大きな買い物の支払いや日常的な支払いをdカード ゴールドに集約していれば、そう難しくないラインです。特典クーポンは通常のポイントにプラスしてもらえるため、実質的には還元率アップのようなもの。クレジットカードをフル活用する方には大きな魅力の特典といえます。
5.海外旅行傷害保険が自動付帯
dカード ゴールドは海外旅行傷害保険が自動付帯しているのが魅力です。dカードに比べても、補償内容が次のように大きくグレードアップしています。
カード名 | dカード ゴールド | dカード |
---|---|---|
対象 | ・本会員 ・家族会員 ・家族会員以外の生計をともにする家族 |
・本会員 ・家族会員 |
付帯保険 | 海外:最大1億円(自動付帯) 国内:最大5,000万円(利用付帯) 国内航空便遅延費用特約:最高3万円 |
海外:最大2,000万円(利用付帯) 国内:最大1,000万円(利用付帯) 国内航空便遅延費用特約:なし |
旅行保険の年齢制限 | なし | 29歳以下 |
dカード ゴールドでは海外旅行保険が自動付帯になるのが特徴です。補償額も高くなり、国内航空便遅延費用特約も付属します。さらに、dカード ゴールドでは本会員と家族会員だけでなく、生計をともにする配偶者や19歳未満の子供も補償対象になります。家族カードがなくても補償対象になるため、家族旅行の際も安心です。
海外旅行における、具体的な補償額は次の表をご覧ください。
補償内容 | 本会員/家族会員 (dカード ゴールド) |
生計をともにする家族(家族会員以外) (dカード ゴールド) |
本会員/家族会員 (dカード) |
---|---|---|---|
死亡 | 1億円 | 1,000万円 | 2,000万円 |
後遺障害 | 400万~1億円 | 40万~1,000万円 | 程度により80万円~2,000万円 |
傷害・疾病治療 | 300万円/1事故・疾病あたり | 50万円/1事故・疾病あたり | 200万円 |
賠償責任 | 5,000万円/1事故あたり | 1,000万円/1事故・疾病あたり | 2,000万円 |
携行品損害 | 50万円 (盗難時30万円) |
15万円 | 20万円 |
救援者費用 | 500万円 | 50万円 | 200万円 |
海外航空便遅延費用特約 | 宿泊施設の客室料:3万円 手荷物遅延:3万円 交通費 or 旅行サービス取消料:1万円 食事代:5,000円 |
– |
dカード ゴールドにはほかにも海外での旅をサポートしてくれる日本語デスクや、レンタカー優待サービスなど海外旅行向けのサービスが豊富です。国内とハワイの空港ラウンジ利用権も併せれば、海外旅行の移動や滞在が安全・快適になります。
6.d払いでポイントが二重取りできる
dカードやdカード ゴールドを所持していると、d払い利用時に利用料金200円(税込)あたり1dポイントを獲得できます。また、クレジットカードにポイントカードとしての機能も付帯するため、カード提示のポイント+d払い利用のポイントの二重取りが可能です。
d払いのコード決済でポイントが獲得できるクレジットカードはdカードやdカード ゴールドだけです。d払いを利用する機会が多いのなら、dカードやdカード ゴールドの方が効率的にポイ活できます。
まだまだある!dカード ゴールドの魅力
このほかにも、dカード ゴールドには次のような魅力やメリットがあります。
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家族カード1枚目が年会費無料
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タッチ決済・コンタクトレス決済対応
-
iDやApple Payに対応
dカード ゴールドは家族カードの1枚目が年会費無料で利用でき、2枚目以降も1,100円(税込)と本会員の10分の1の価格でカードを所持できます。基本的に本会員と同等のサービスを受けられるのも魅力です。
また、カードはVISAのタッチ決済・Mastercardのコンタクトレス決済にそれぞれ対応しており、非接触決済できます。決済時に暗証番号を入力する必要がなく、会計もスピーディーに終了するので便利です。カードを店員に渡さなくてもよいことから、セキュリティ対策にもなります。
さらに、iDやApple Payに登録可能なカードであるのもメリットです。これらの決済サービスを通じてSuicaやPasmoにチャージすることもできます。
dカード ゴールドの3つのデメリット
豊富なメリットを持つdカード ゴールドですが、口コミにもある通り一部不満の声も見受けられます。おもなデメリットは次の通りです。
1.年会費が高い
dカード ゴールドは年会費が11,000円(税込)かかります。一般的なゴールドカード相当の額ではありますが、一般ランクのdカードは年会費無料なこともあり割高と感じやすいです。
年間利用額が100万円以上あれば、年会費相当のクーポンがもらえるため実質年会費無料で利用できます。しかし、逆に言えば年間利用額が少ないユーザーはクーポンを受け取れず、せっかくポイント還元を受けても年会費で相殺されてしまう可能性があります。
年間利用額100万円を超えるかどうかが、dカードにするかdカード ゴールドにするかの判断基準といってもよいでしょう。
2.ドコモケータイの本体料金や手数料は10%還元の対象外
ドコモケータイ料金に対する10%還元は、あくまでドコモケータイそのものの基本使用料や、通話料が対象です。たとえば次の料金は対象にならないため、申し込み前に確認しておきましょう。
- ケータイ購入代金
- 手数料
- d払いの料金
- コンテンツ使用料
- 消費税
ドコモでは基本料金やケータイ端末の分割支払い金、d払いの利用金額などがまとめて請求される仕組みです。請求額には10%還元の対象外となる料金も含まれているので、人によっては「思っていたほどポイントがつかない」といったことも考えられます。
たとえば、「基本使用料5,000円+ケータイ端末の分割支払い金3,000円+d払いの利用料金22,000円=合計30,000円」の請求が毎月来ている場合、ポイントは500ポイントしかつきません。3,000ポイントつくわけではないため、申し込み前に自分の料金プランを見直し、10%還元の対象金額がどのくらいか確認しましょう。
3.ドコモユーザー以外はポイント還元の特典が少ない
dカード ゴールドはケータイ料金に対して10%還元を受けられますが、あくまでドコモユーザーのみです。auやソフトバンク、楽天、その他格安SIMのユーザーだとほぼ恩恵がなく、年会費を払ってdカード ゴールドを作る理由が損なわれます。
特約店での1~7%ポイントアップや旅行傷害保険、年間利用額に応じたクーポンといった、キャリアを問わず利用できる特典も豊富にありますが、他のゴールドカードと比較したときの飛び抜けたメリットがなくなるためドコモユーザーでない場合は慎重に検討しましょう。
dカード ゴールドのキャンペーン情報
dカード ゴールドでは入会・利用の際にお得なキャンペーンを多数実施しています。現在実施中のキャンペーンは次の通りです。
- 新規入会と利用・エントリーで合計最大21,000dポイントをプレゼント
- 新規入会と同時にETCカードの申し込み・利用で1,000dポイントをプレゼント
- 家族カード入会・設定・利用で1,000dポイントプレゼント
- 「こえたらリボ」の設定で1,000dポイントプレゼント
dカード ゴールドでは入会月の翌々月までにエントリー+ショッピング利用をすると、15%のdポイントが還元されるキャンペーンを実施しています。dカード ゴールドの基本還元率は1.0%なので、入会から約2~3ヶ月間は15倍もの倍率で買い物できる計算になります。また、上限は年会費に相当する最大11.000ポイントなので、実質初年度無料のゴールドカードとして利用できます。
満額受け取るには期間内に73.334円(税込)の買い物が必要です。高額な買い物予定がある場合はいったん保留しておき、カード入会直後にまとめて行いましょう。分割・リボ払いでも対象になります。
さらに、家族カードやETCカードの入会・利用でもdポイントを獲得できます。家族カードやETCカードの発行を検討している方は、新規入会時にまとめて発行申請を行うのがおすすめです。すでにdカードをお持ちの方で、これからdカード ゴールドに切り替える方も対象となります。
※本記事に掲載されているキャンペーンは予告なく終了する場合がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください。
dカード ゴールドをおすすめできる方|他券種と比較
dカード ゴールドを作るべきか、それとも他のゴールドカードに申し込むべきか悩んでいる方のために、同じゴールドカードである「JCBゴールド」や「楽天ゴールドカード」と比較しました。
年会費で比べると、「楽天ゴールドカード」が圧倒的な安さです。JCBゴールドとdカード ゴールドは同じ年会費ですが、「JCBゴールド」は初年度無料なのでお試ししやすいというメリットがあります。
一方、dカード ゴールドの方が勝っているのはやはりドコモユーザー向けの特典やポイント還元率の高さ。ドコモケータイ利用料金に対する10%還元や加盟店でのポイントアップが強力で、活用すれば十分に年会費の元もとれます。
以上のことから、dカード ゴールドは次のような方におすすめです。
ドコモユーザーの方
株式会社ドコモの提供するクレジットカードだけあり、dカード ゴールドはドコモユーザーに対して非常にお得です。最初の1回線について携帯料金分の10%還元の恩恵があるので、ヘビーユーザーでなくても十分に作る価値があります。
ドコモケータイユーザーでなく、ドコモ光ユーザーの場合にも同等の割引があるのでおすすめです。
特約店をよく利用する方
dカード ゴールドはスターバックスやドトール、マツモトキヨシや百貨店といった特約店での割引が強力なので、これらの店舗をよく利用する方におすすめです。
また、ポイントUPモールを経由して買い物することでAmazon.co.jpや楽天市場など、大手ECモールや各オンラインショップでのポイントもアップします。特約店には有名店も多くあるため、いろいろな店舗やECモールを幅広く利用する方にはぴったりです。
年間利用額が100万円以上の方
dカード ゴールドは年間利用額が100万円以上あれば、11,000円相当の特典クーポンによってそれだけで年会費の元が取れます。
ドコモケータイに対する10%還元や加盟店のポイントアップなどで年会費の元を取る必要がないため、年間利用額が100万円以上のメインカードとしての利用なら、年会費の高さも気にならずに利用できるでしょう。
もし、200万円以上の利用があるのなら特典クーポンの金額は倍の22,000円になるため、他のクレジットカードよりもはるかにお得になりやすいです。

dカード ゴールドで損をしないための注意点
お得な特典が豊富なdカード ゴールドですが、一部誤解しやすい特典も含まれています。dカード ゴールドを申し込んでから後悔しないように、特に勘違いしやすい点について解説します。
ahamoユーザーは特典が異なる
dカード ゴールドはドコモのケータイ料金に対して10%還元がありますが、格安プランであるahamoを契約しているユーザーの場合は10%還元ではなく別の特典が適用されます。
- データ量が月間5GBアップ
データ量が月間5GB分増量されるのもahamoユーザーだけの特典です。その他のケータイ補償や、ドコモ光・ドコモでんき Green料金に対する10%還元はahamoユーザーでも対象になります。
ドコモユーザーの10%還元特典は1回線目のみが対象
ドコモのケータイ料金に対する10%還元は、1枚のクレジットカードに対して1回線のみが対象です。複数台持ちをしている方だと、2回線目以降の料金については通常の1%還元になるため注意してください。具体的には、所持しているドコモケータイのうちもっとも毎月の請求額が多いものをクレジットカードと紐付けることが大切です。
家族カードを発行している場合は、家族カードにもドコモの回線を紐付けてそれぞれ10%還元を受けられます。
最大10万円のケータイ補償は修理や機種変更には対応できない
ドコモケータイに対する最大10万円の補償は、同機種の買い換えのみ適用されます。「ケータイが破損したので修理費を補償してもらいたい」「3年使い続けたスマホが壊れたので、補償を使って最新機種へ機種変更したい」といった使い方はできません。
あくまで、ケータイが全損もしくは紛失・盗難にあった場合に、同じ機種・カラーのケータイ購入金額を補償(返金)してもらえるサービスです。
dカード ゴールドのお申し込み方法と審査基準
dカード ゴールドのお申し込み方法
dカード ゴールドは、インターネットお申し込みが可能です。入会申請時は、お持ちのスマホやパソコンから公式サイトにアクセスしてみましょう。なおdカード ゴールドは、事前準備として以下のものが必要です。
- dアカウントとパスワード
- 勤務先情報
- 支払い口座を確認できるもの
- 本人確認書類
dカード ゴールドをインターネットで申し込むには、dアカウントが必要です。現在ドコモのサービスやdポイントを利用していない方はアカウントを作成、アカウントをお持ちの方はログインできるようにしておいてください。
申し込みの際には、個人の情報に加えて勤務先の名称や住所・電話番号・会社規模などの情報が必要です。勤続年数の入力も求められますので、事前に確認しておくとスムーズに手続きが進められます。
また、クレジットカードの利用には、支払い先の口座を設定しなければなりません。オンラインで設定すると簡単に手続きできるため、口座情報を確認できる通帳やキャッシュカードを手元に用意しておきましょう。口座設定は郵送での手続きも可能ですが、手続き完了まで時間を要してしまいます。このほか、本人確認書類も必要です。運転免許証をお持ちの方は、申し込み時に番号を入力する箇所があります。場合によっては後日書類返送が求められることがありますので準備しておきましょう。
dカード ゴールドの審査基準
- 満20歳以上(学生は除く)
- 安定した継続収入があること
- 本人名義のお支払い口座があること
- その他ドコモが定める条件を満たすこと
dカード ゴールドの申し込み条件には、学生を除く満20歳以上、および安定した継続収入があることが明記されています。一般のdカードなら発行対象となる大学生や高校卒業後の20歳未満の方であっても、dカードゴールドは申し込みできません。
ゴールドカードは一般カードよりも高いランクのカードと位置づけられているため、一般カードよりも発行条件は厳しいです。審査基準は公開されていませんが、dカードゴールドにも、入会にはゴールド独自の審査があることが明記されていることから、一般カードよりも高い属性が必要でしょう。
まず、ゴールドカードの性格上、支払い延滞や未払いの履歴がないことは必須といえます。また、直近半年間で何枚ものクレジットカードを申し込んでいないかどうかも確認されるでしょう。そのほか、一般的には勤続年数や現住所の居住年数、借入の有無などが審査にかかわると考えられます。
なお、dカード ゴールドには専業主婦(夫)の方について、入会条件では触れられていません。一般的には、専業主婦(夫)の方は配偶者に安定した収入があればゴールドカードであっても入会できることが多いです。
dカード ゴールドに関するよくある質問
- dカード ゴールドと一般カードの違いは? 年会費・サービス内容が大きく異なります。一般カードの年会費は無料ですが、ドコモケータイや光の10%ポイント還元がありません。また、ケータイ補償や旅行保険などのサービス内容も、ゴールドと比べて縮小されています。
- dカード ゴールドを申し込んだらどのくらいで届く? 届くまで2~4週間(審査状況によっては1か月以上)かかりますので、利用予定がある場合には、時間に余裕を持って申し込みを行いましょう。なお、審査は比較的早く、9:00~19:50に申し込んだ場合には、最短5分で審査結果がわかります。
- dカード ゴールドで貯まったポイントはドコモの携帯代に使える? 支払いたい回線から申し込むことで、1ポイント単位で支払いに使えます。ただし、分割支払金やユニバーサルサービス料などはポイント充当の対象外のため、全額ポイントで支払いを済ませることはできません。なお、10%還元対象の回線でポイントを使用した場合には、還元対象額が減ってしまうため注意しましょう。
- 家族カードを作れば家族の分も割引を受けられる? dカード ゴールド家族カードを追加発行し、その家族カードに還元を受けたい携帯番号を紐づけすれば、家族の回線も利用料金の10%がポイント還元されます。紐付けないと一切対象にならないため注意してください。なお、dカード ゴールドは1枚目の家族カード発行は無料ですが、2枚目以降は1枚につき年会費1,100円(税込)が必要です。また、発行は最大3枚までとなっています。
dカード ゴールドの口コミ・評判のまとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、dカード ゴールドの口コミ・評判を紹介しました。とくに、はじめてクレジットカードを作る方は、自分にぴったりなものが見つかるよう慎重に選ぶようにしてくださいね。 では、最後にdカード ゴールドのおさらいをしておきます。
- ドコモのサービス利用分の10%をポイント還元
- 3年間最大10万円のドコモのケータイ補償が付帯
- 年間100万円以上の利用で特典がある
もしdカード ゴールドを魅力に感じたなら、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてください。


※この記事は2023年2月8日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の価格はすべて税込で表記しております。