【Mac】ウインドウ切り替え方法!同一アプリ内で切り替えるショートカットキーは?

Windowsの様に、Macでウィンドウを切り替える方法を紹介します。Macでウィンドウを切り替えるにはアプリ間で切り替える方法とアプリ内で切り替える方法があります。その他にも、覚えておくと便利なよく使うショートカットキーなどを紹介します。

【Mac】ウインドウ切り替え方法!同一アプリ内で切り替えるショートカットキーは?のイメージ

目次

  1. 1Macでウィンドウを切り替えるとは?
  2. ウィンドウ切り替えを使いこなせば効率的
  3. WindowsとMacではキーが違う
  4. 2Macでアプリ間のウィンドウを切り替えるには?
  5. Windowsの「Alt」と「Tab」はMacではどうする?
  6. 3Macでアプリ内のウィンドウを切り替えるには?
  7. アプリ内でウィンドウを切り替える方法
  8. Macではショートカットキーを変更できる
  9. 4Macのウィンドウ切り替え以外の便利なショートカットキーは?
  10. ウィンドウを閉じる「command」と「W」
  11. ウィンドウを隠す「command」と「H」
  12. ウィンドウをドッグにしまう「command」と「M」
  13. 5Macのウィンドウを切り替えるショートカットキーを活用しよう!

Macでウィンドウを切り替えるとは?

Macでウィンドウを切り替えるとはどういった事でしょうか。作業中、いくつかのウィンドウを開きながらMacを操作する時に、先ほどまで開いていたウィンドウは後方へ下がってしまい、前面には表示されません。今作業を行っているウィンドウのみが前面に表示されます。

このような時に、後方へ下がってしまったウィンドウに戻って操作する際、コマンド入力で簡単に呼び出す事ができます。

ウィンドウ切り替えを使いこなせば効率的

作業中に開いているウィンドウの数が少ない場合は、ウィンドウの切り替えはあまり必要ではありません。ですが、複数のウィンドウを開きながら行なう作業の場合、複数のウィンドウの切り替えがスムーズに出来ないと作業効率を下げることになります。

WindowsとMacではキーが違う

WindowsのPCとMacのPCではキーボードの配置に大きく違いがあります。Windowsにはあって、Macにはないキー、または場所が違うキーなど多く存在します。「Alt」や「ctrl」などが代表的です。

Windowsの「ctrl」はMacの「command」

Windowsの「ctrl」はMacにはありません。Macには「control」というキーがありますが、コマンド入力時はそれぞれ役割が違います。Windowsでの「ctrl」はMacでは「command」が同じような役割を果たします。

Macでアプリ間のウィンドウを切り替えるには?

メールのアプリを開きながらサファリで調べ物をしている時に、メールアプリに戻ってメールの返信をするという時など、毎回ウィンドウを閉じて開き直すのはかなり面倒です。Macでアプリ間のウィンドウを切り替えるのは、どのようにすれば良いのでしょうか。

MacにもWindows同様にウィンドウを切り替えるショートカットのコマンドがあります。ですが、Windowsの操作とは異なります。Macのウィンドウの切り替えが出来るショートカットをご紹介します。

Windowsの「Alt」と「Tab」はMacではどうする?

Windowsでは、”Alt+Tab(タブ)”のコマンド入力でウィンドウの切り替えが出来ます。MacではAltのキーはありません。では、MacではAltのキーを使うコマンド入力の時、どのようにしたら良いのでしょうか。

「command」と「Tab(タブ)」

Windowsのウィンドウ切り替えのコマンドである”Alt+Tab(タブ)”のキー入力は、Macでは”command+Tab(タブ)”でウィンドウの切り替えが行えます。”command”を押しながら、”Tab(タブ)”をクリックしていくと開いているアプリが順番に選択が出来ます。MacではAltのキーの代わりにcommandのキーを使います。

「command」と「アクセント」

Macでの”command+Tab(タブ)”のコマンド入力では、アプリのアイコンのみが表示され、順番に切り替えていく事が出来ます。その際に、開いた画面は表示されません。このような場合、Macで”command+アクセント(`)”を入力することで、Windowsの”Alt+Tab(タブ)”のように切り換えるウィンドウの画面まで表示されます。

Macでアプリ内のウィンドウを切り替えるには?

上記のコマンド入力では、メールアプリからサファリ、サファリから写真アプリというように、アプリ間の切り替えが出来ます。ですが、アプリ内でのウィンドウの切り替えは出来ません。たとえば、Finderで複数のファイルを開いて作業している時に、Finderの別のファイルに切り替えたい時などは上記のコマンドでは出来ません。

アプリ内でウィンドウを切り替える方法

同一のアプリ内で、複数ウィンドウを開いて作業をしている時に、アプリ内の別のウィンドウへ切り替える際はどのようにしたら良いのでしょうか。上記のように、アプリ内でのウィンドウを切り替えるには別のコマンド入力が必要です。Macでアプリ内のウィンドウを切り換えるコマンドをご紹介します。

「command」と「F1」

Macのアプリ内でウィンドウを切り替えるコマンドは”command+F1”です。このコマンドを入力する事でアプリ間ではなく、アプリ内でウィンドウを切り替える事が出来ます。また、お使いのMacの環境によっては”command+fn+F1”となるようです。

ただし、F1、F2などのファンクションキーを「ディスプレイの明るさ設定」や「Mission Contorl の呼び出し」などに使用していると出来ないケースがあります。この場合は「システム環境設定」から設定の変更をする事で改善されます。「システム環境設定」から”キーボード”を選択します。

Macのウィンドウの切り替えのコマンド設定の画面

このチェックが入っている状態ではコマンド入力時に何も起きません。”F1、F2などのキーを標準ファンクションキーとして使用”のチェックを外すことで、ウィンドウ切り替えのコマンド入力キーとして使用出来るようになります。

Macではショートカットキーを変更できる

Macでは、このようなショートカットキーを、自分の好きなコマンドキーへ変更が出来ます。自分が操作しやすいコマンドキーに変更することで、より使いやすくなり作業効率が上がります。

(1)システム環境設定のキーボード選択

コマンドキーの変更の仕方は、同様にMacの「システム環境設定」から行います。「システム環境設定」をクリックして開き、一覧の中から”キーボード”を選択します。

(2)「ショートカット」と「次のウィンドウを操作対象にする」にチェック

開いたキーボードの中から、”ショートカット”のタブをクリックして選択し、左にある枠を”キーボード”にします。そして右側の枠にある”次のウィンドウを操作対象にする”にチェックを入れます。この際に、チェックを入れた右側にあるコマンドが、現在設定してあるコマンドです。

右側のコマンドを自分の好きなコマンドキ入力し直す事で、ショートカットキーの設定が変更出来ます。

Macのウィンドウ切り替えのコマンド設定の画面

(3)ショートカットに使いたいキーを入力

このショートカットのタブの中で、様々な設定したいコマンドキーを変更する事が出来ます。デフォルトの設定の中ではコマンドが片手では入力する事が難しく、両手を使わないといけないものまであります。このような場合、よく使うコマンドの入力キーを入力しやすい位置に置き換えることで、作業がしやすくなります。

Macのウィンドウ切り替え以外の便利なショートカットキーは?

Macではウィンドウの切り替えの他に、たくさんのショートカットキーが存在します。Macで作業している時にショートカットキーは、頻繁に使用される事が多いです。ショートカットを利用しなくても、マウスやトラックパッドでカーソルを合わせてクリックすることで、同様の作業は出来ます。

ですが、ショートカットをうまく活用することで、作業効率は大幅に上がり、作業の時間短縮にも繋がります。以下に便利なMacのショートカットキーの一部をまとめましたので、ご紹介します。

ウィンドウを閉じる「command」と「W」

Macで開いているウィンドウを閉じたい時は”command+W”で、今開いているウィンドウを閉じることが出来ます。通常はMacの画面上部にある「×」にマウスでカーソルを合わせてから、「×」をクリックして閉じるという操作が必要です。

ですが、このコマンドを使用して作業のショートカットをすることで、通常よりも素早く簡単にウィンドウを閉じる事が出来ます。

ウィンドウを隠す「command」と「H」

ウィンドウを隠す時は、”command+H”です。今開いているウィンドウを隠して、Macの画面で別の作業をする時などに効果的に使えます。このショートカットは、今開いているウィンドウを隠すだけなので、ウィンドウを閉じることではありません。なので再度、その隠したアプリをクリックすることで、隠したウィンドウが出現します。

ウィンドウをドッグにしまう「command」と「M」

今、開いているウィンドウをMacのドッグにしまう時は”command+M”を入力します。このコマンドはウィンドウを隠す時とは違い、Macの下部に配置されているドッグの右端に収納されます。ドッグにウィンドウの画面が残り続けますので、必要な時にすぐ開く事が出来ます。

別の作業をした後で、再度そのウィンドウに戻りたい時など、一時的にウィンドウをしまっておく時などに効果的に使用出来ます。

Macのウィンドウを切り替えるショートカットキーを活用しよう!

Macで作業をしている時に、複数のアプリやフォルダを開いて作業する機会はかなり多いです。そんな時に開いているウィンドウに戻って作業する際、マウスを動かしてカーソルを合わせてクリックすると作業効率が悪くなります。簡単なコマンドを入力することで、戻って作業したいウィンドウがすぐ表示されるようになり、効率的に作業出来るようになります。

ウィンドウの切り替えだけで無く、さまざまなショートカットキーを覚えてうまく活用することで、作業効率をあげましょう。

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この記事のライター
WG_yuki