MacOSのEl Capitan(10.11)のダウンロード・インストール方法を解説!

MacOSのEl Capitan(10.11)のダウンロード・インストール方法を解説します。MacOS X El Capitan(10.11)は現行の最新バージョンMacOSではありませんが、現在でもダウンロード・インストールが可能です。

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目次

  1. 1MacOSのEl Capitan(10.11)とは
  2. 2015年10月リリースされたMacOS
  3. El Capitan(エル・キャピタン)の意味
  4. 現在でもダウンロード・インストールできる理由
  5. 2MacOSのEl Capitan(10.11)をインストールする前の準備
  6. 対応しているか確認する
  7. Macのバックアップをとる
  8. 通信環境を確認する
  9. 3MacOSのEl Capitan(10.11)をインストールする方法
  10. El Capitan(10.11)をダウンロード
  11. El Capitan(10.11)をインストール
  12. 4MacOSのEl Capitan(10.11)をインストールできない対処法
  13. ソフトウェアのアップデートをする
  14. Snow Leopardにアップグレードする
  15. El Capitan(10.11)より新しいバージョンの場合
  16. 5MacOSのEl Capitan(10.11)をインストールしよう!

MacOSのEl Capitan(10.11)とは

MacOS X El Capitan(10.11)とは、MacOS Xの第12番目にあたるMacOSです。

Mac_OS_El Capitan_インストール

2015年10月リリースされたMacOS

MacOS X El Capitan(10.11)は、MacOS X Yosemiteの後継バージョンとして2015年10月にリリースされ、ユーザーには無料で提供されています。

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El Capitan(エル・キャピタン)の意味

El Capitan(エル・キャピタン)の名前の由来は、アメリカのカリフォルニア州にある、ヨセミテ国立公園の花崗岩の名称から命名されています。

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現在でもダウンロード・インストールできる理由

MacOS X El Capitan(10.11)は、現在(2019年3月時点)ではMacOS X の最新バージョンではありません。しかし、Apple社は現在でもダウンロード・インストールできるようにサポートしています。

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その理由は、MacOS X Snow Leopard(10.6)より前のバージョンでは、直接最新バージョンのMacOS High Sierra(10.13)やMacOS Mojave(10.14)にアップグレードできないため、中継する意味で一旦MacOS X El Capitan(10.11)にアップグレードしてから最新バージョンに移行するために必要とされているからです。

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MacOSのEl Capitan(10.11)をインストールする前の準備

MacOSのEl Capitan(10.11)をインストールする前の準備について説明します。

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対応しているか確認する

まず、MacOSがMacOS X Snow Leopard(10.6)以降にアップグレードされていなくてはいけません。MacOSが、MacOS X Snow Leopard(10.6)より前のバージョンの場合は、最低でもMacOS X Snow Leopard(10.6)までアップグレードしておく必要があります。

Mac_OS_El Capitan_インストール

次に、Mac本体のスペックが2GB以上のメモリと、8.8GB以上のストレージ容量が必要になります。

Mac_OS_El Capitan_インストール

このスペック条件を満たしている機種は、MacBook (2009年前期以降モデル) 、MacBook Air (2008年後期以降モデル)、MacBook Pro (2007年中期以降モデル)、Mac mini (2009年前期以降モデル)、iMac (2007年中期以降モデル)、Mac Pro (2008年前期以降モデル)などが挙げられます。

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Macのバックアップをとる

MacOSのEl Capitan(10.11)をダウンロード・インストールする前に、Macのバックアップをとりましょう。

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Macにデフォルトで搭載されているバックアップアプリ「Time Machine」を使うと、簡単な操作でバックアップをとることができますが、手動で必要なデータを外付けハードディスクやDVDなどの記録媒体にコピーをとっておいてもいいでしょう。

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Time Machineでバックアップする方法

Macにデフォルトで搭載されているバックアップアプリ「Time Machine」を使ってバックアップをとる方法を説明します。バックアップアプリ「Time Machine」は外付けストレージデバイス(ハードディスク・SSDなど)と接続して使用します。

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Apple純正バックアップアプリ「Time Machine」の機能を使えば、アプリ・音楽・画像・書類などの全てのデータを自動的にバックアップすることができます。データのバックアップがあれば、Macでデータを削除した場合でも、保存したバックアップをつかっていつでも復元が可能です。

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「Time Machine」でバックアップの設定を行うと、過去1日の1 時間ごとのバックアップ、最近1 か月の1日ごとのバックアップ、毎月の 1 週間ごとのバックアップを自動的に保存します。外付けストレージデバイスの容量がなくなると、古いバックアップデータから消去していきます。

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外付けストレージデバイスをMacに接続すると、Macが自動認識して「接続した外付けストレージデバイスを、バックアップ用のストレージデバイスとして設定するか」ポップアップで聞いてくる場合があります。

Mac_OS_El Capitan_インストール

その際、パスワードを設定してより安全にバックアップデータを管理する場合は「バックアップディスクを暗号化」にチェックを入れ、「バックアップディスクとして使用」を選択します。続けてパスワード設定のポップアップが開くのでパスワードを設定できます。「バックアップディスクを暗号化」にチェックを入れなければパスワードは設定されません。

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外付けストレージデバイスをMacに接続したときに、確認のポップアップが自動で開かないときは、手動で外付けストレージデバイスを「Time Machine」のバックアップ用のストレージデバイスとして設定します。Mac画面左上メニューバーから「アップルマーク」「システム環境設定」「Time Machine」と進みます。

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「Time Machine」のアイコンをクリックし、開いた「Time Machine」のウインドウ内で「バックアップディスクを選択」を選択します。

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接続されている外付けストレージデバイスが表示されるので選択すれば「Time Machine」のバックアップ用のストレージデバイスとして設定されます。この時点で「バックアップディスクを暗号化」にチェックを入れれば、パスワード設定もできます。ストレージデバイスを選択したら「ディスクを使用」をクリックします。

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「Time Machine」のバックアップ作業は自動的に行われますが、手動でバックアップを行いたい場合は、Mac画面右上メニューバーの「Time Machine マーク」をクリックし、開いたメニューから「今すぐバックアップを作成」をクリックします。

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通信環境を確認する

通信環境を念のため確認しましょう。MacOSのEl Capitan(10.11)のダウンロード・インストール作業は時間がかかりMac・通信環境ともに負担がかかるので、通信環境が確実に接続されている確認しましょう。

Mac_OS_El Capitan_インストール

またMacBookなどのノート型の端末でMacOS El Capitan(10.11)のダウンロード・インストール作業を行う場合は、バッテリー電源だけで行わず、必ず電源コードに接続してダウンロード・インストール作業を行いましょう。

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MacOSのEl Capitan(10.11)をインストールする方法

MacOSのEl Capitan(10.11)をインストールする方法を説明します。

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El Capitan(10.11)をダウンロード

MacOS X Lion(10.7)以降であればMacOS X El Capitan(10.11)をダウンロード・インストールしなくても最新バージョンにアップグレードできます。

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しかし、それより古いバージョン(MacOS X Snow Leopard(10.6)以前のバージョン)の場合は最新バージョンにアップグレードするために、一度MacOS X El Capitan(10.11)をダウンロード・インストールする必要があります。MacOS X El Capitan(10.11)はApp Storeからダウンロードできます。

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El Capitan(10.11)をインストール

App Storeを通してMacOS X El Capitan(10.11)のダウンロードを行うと、自動的にインストーラーが起動します。インスト―ルウインドウの「続ける」をクリックして、指示に従って進めればMacOS X El Capitan(10.11)をインストールできます。

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MacOSのEl Capitan(10.11)をインストールできない対処法

MacOS X El Capitan(10.11)をインストールできないときの対処法について説明します。

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ソフトウェアのアップデートをする

MacOS がMacOS X Snow Leopard(10.6)の場合は、Snow Leopard自体のソフトウェアアップデートが必要な場合があります。Mac画面左上の「アップルマーク」をクリックして メニューから「ソフトウェア・アップデート」を選択してアップデートがないか確認しましょう。

Mac_OS_El Capitan_インストール

MacOS X Snow Leopard(10.6)が最上位バージョンまでアップデートされると、MacOS X El Capitan(10.11)をインストールできるようになります。

Mac_OS_El Capitan_インストール

Snow Leopardにアップグレードする

MacOSが、MacOS X Snow Leopard(10.6)より前のバージョンの場合は、MacOS X Snow Leopard(10.6)までアップグレードしましょう。

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El Capitan(10.11)より新しいバージョンの場合

現行MacOSがMacOS X El Capitan(10.11)より新しいバージョンの場合は、MacOS X El Capitan(10.11)を上書きインストールすることはできません。

Mac_OS_El Capitan_インストール

ディスクを削除

現行MacOSがMacOS X El Capitan(10.11)より新しいバージョンの場合は、「ディスクユーティリティ」というアプリを使ってMac内のハードディスクを削除処理(初期化)することで、MacOS X El Capitan(10.11)を改めてインストールできるようになります。

C:\Users\user\Documents\applica\素材\190310_2\外付けHDD・SSD

「ディスクユーティリティ」は「アプリケーション」→「ユーティリティ」フォルダ内にあります。 

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MacOSのEl Capitan(10.11)をインストールしよう!

自分のMacOSのバージョンを確認して、必要に応じてMacOS X El Capitan(10.11)をインストールしましょう!自分のMacOSのバージョンが古くてもMacOS X El Capitan(10.11)に一旦アップグレードすることで、現行の最新MacOSにさらにアップグレードすることが可能です。

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この記事のライター
KOUSUKE
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