LINEで無料通話できない！「権限がありません」と表示の原因と対処法！

LINEアプリの機能のひとつに無料通話があります。メッセージのやり取りではなくこの無料通話が目的でLINEを始めた方も多いのではないでしょうか。便利な上に無料で通話ができるこの機能を利用しない手は無いのですが、いくつかの原因により通話ができない時があります。その時どのような対策をすれば良いのでしょう。

スマホはずっと使用しているとデータが蓄積されて操作速度が遅くなるなど不具合を生じる事があります。PCと同じ原理なのですが、PCは使用後に電源を切る事が多いのですが、スマホは終始つけっぱなしという状態が何日も続きます。

夜寝る時もスマホの電源を切らずにそのままの状態を保つ人がほとんどでしょう。するとデータがクリアされず、蓄積され続け、それが原因となって通話機能が正常に作動しない場合があります。

再起動の方法はiPhone、Androidのどちらも電源ボタンを長押しすると”電源をOFF”と画面に表示が出るので、”電源をOFF”をタップします。数秒経ってから、再度電源ボタンを長押しし、スマホを再起動させます。電源を入れいていた間に使用したデータ諸々が初期化され、スマホのデータ容量が増えるのでLINEの無料通話機能がスムーズに起動します。

LINEアプリは定期的にシステムのバージョンアップがなされます。最新のバージョンに更新しないでいると、無料通話機能が使えなくなる可能性があります。

1.Android版のLINEのアップデート方法は、LINEアプリを起動し、”設定”の”ヘルプ”画面に進みます。

2.検索欄にアップデートと入力し検索すると、下の画像のような表示に”アプリ最新のバージョンへアップデート”という項目が出てきます。
3.URLをタップするとGoogle playから、LINEをアップデートできます。

iPhoneの場合は、”App Stor”を起動させ、メニューの一番右側にある”アップデート”をタップします。アップデートができるアプリの一覧が表示されるので、LINEを探し、アップデートします。

LINEアプリを使用する際の通信環境はどうでしょうか。Wi－Fiは正常に繋がれているか、Bluetooth設定になっていないか確認してみてください。通信の回線が繋がれていないとLINEの無料通話ができません。Wi－Fiが繋がっているか、利用できるWi－Fiであるか確認が必要です。

また、解約したスマホを処分せずWi－Fi環境で使う事ができます。Wi－Fi環境内であればアプリも利用できますので、LINEもインストールが可能です。しかし、解約したスマホは電話番号がない状態なので、LINEでトークなどは出来るのですが、通話はできません。

スマホには月々のデータ通信量がありますが、そのデータ通信料を使い過ぎて上限を超えてしまうと、通信速度が低迷し、「声が聞こえにくくなる」「通話ができない」などの不具合を生じます。LINEだけでなくデータ通信量が上限を超えてしまうと他のアプリやスマホの機能も低迷してしまいますので、毎月のデータ通信量に見合った使用量を心がけましょう。

LINEアプリの設定にLINE通話の受信許可を設定できる項目があります。初期設定の段階では許可されていますが、許可をオフにしてしまうとLINEの無料通話はできなくなります。LINEの無料通話の受信許可を設定するには以下のようにします。
1.LINEアプリを起動し”設定”画面から”通話”をタップします。

2.”通話の着信許可”の項目を選び、右横にある切り替えボタンのオン/オフを”オン”にします。
これでLINEの無料通話から相手の電話を受ける事ができます。

LINEアプリを使用していて、LINEの無料通話で電話をかける、相手からLINEの無料通話で電話がかかってきた時、無料通話で電話ができない状態だと、「LINE通話に権限がありません」と表示が出てきます。なぜLINEの無料通話に権限がないのでしょう。電話ができないと自分も困りますし、相手も電話がつながらないと困惑してしまいます。

LINEの無料通話で電話ができない原因のひとつに、LINEアプリに権限を与えなかっ事があげられます。LINEアプリに権限を与えないとはどういう事かというと、LINEアプリをインストールした時に表示される、「電話の発信と管理を許可しますか？」という問いに対して「許可しない」を選ぶとLINEの無料通話で電話ができなくなるという症状です。

セキュリティ対策のため、LINEアプリのインストール時に「連絡帳へアクセスを許可」を「許可しない」に設定している方が多いですが、それと誤って電話発信への権限も不許可にしてしまい、LINEの無料通話で電話ができないという状態を引き起こします。

LINEの無料通話機能には音声設定があり、ボリューム調節やミュートの設定が正しくされていないと「聞こえにくい」「聞こえない」といった事が起こります。ミュートは消音・弱音の意味があります。ミュート設定になっているとせっかく電話がかかってきてもうまく相手の声が聞き取れません。

またLINEの無料通話で電話している最中は、ミュートの切り替えが画面上に表示されたままなので、手で触れたり耳にスマホを当てた時に不意にミュート設定にしてしまう事もあります。

LINEの無料通話で電話中に急に相手の声が聞こえなくなった時は、一度スマホ画面を確認してミュート設定になっていないか確認してみてください。

LINEのインストール時に電話の権限を許可しなかったからといって、インストールした後は権限の許可ができなくなる訳ではありません。インストール後もスマホの設定からLINEの無料通話に電話の権限を許可する事ができますので、iPhone端末の方もAndroid端末の方もそれぞれ設定してみましょう。

iPhoneもAndroidも設定手順は似ています。まずはiPhone端末からLINEの無料通話に電話の権限を許可する方法をご紹介します。

1.スマホの”設定”画面からアプリを開き、アプリ一覧から”LINE”を選びます。
2.マイクのチェックを切り替えられますので、”オン”にすると、LINEの無料通話に電話の権限を許可できます。

AndroidでLINEアプリの無料通話に電話の権限を許可する方法をご紹介します。
1.スマホの”設定”からアプリの情報画面へ進みます。
2.”LINE”を探しタップします。

3.”権限”の項目がありますので”権限”をタップします。
4.LINEアプリの権限を設定する画面に切り替わりますので、下方にある”電話”の右側にあるオン/オフ切り替えボタンを”オン”にすると電話の権限を許可できます。

LINEの無料通話で電話をしている最中に、画面に表示されるミュート機能に触れてしまうと、相手の声が聞こえなくなってしまいます。無意識にミュート機能に触れてしまうケースが多いため、突然相手の声が聞こえなくなり焦ってしまいます。

LINEの無料通話でミュート機能を誤って触れてしまった場合、無意識に触れているので気付きにくい傾向があります。ガラケーより、スマホは端末の液晶画面がフラットなため、電話中に液晶画面に肌がどうしても触れてしまいます。

LINEの無料通話で電話している時は、音声設定画面が表示されたままの状態なので、液晶画面に触れてしまった肌に反応して、ミュート設定のオン/オフを切り替えてしまう可能性があるのです。

ミュート機能の解除手順は簡単です。通話中に相手の声が聞こえず不審に感じた時は焦らず画面を確認し、ミュートになっていれば、”ミュートボタンをタップ”するだけで元通りです。

Android端末の場合、LINEで無料通話ができない時、「この機能を利用する権限がありません」という通知がきます。マイクの設定がオフになっているのでそのような通知がくる原因にもなるようです。次の手順で回避してください。

1.スマホの”設定”から”アプリ”へ進みます。
2.アプリ一覧の中から”LINE”を選び”許可”に進みます。
3.”マイク”の項目があるので右横にあるオン/オフ切り替えボタンを”オン”にします。

これまでに説明してきたLINEの無料通話ができなくなった時の原因や対処法を試してみても、一向に解決されない時は、LINEに直接問い合わせる事をおすすめします。”LINEお問い合わせフォーム”で検索すると出てきますので、アクセスしてみてください。

アプリをインストールするときの初期設定で、セキュリティー対策に念を入れるがあまり、アプリの機能を細かく制限してしまう事があります。できる事できない事が後々問題となって現れるかもしれませんので、正しい知識を得て対処しましょう。

LINEの無料通話に電話で許可する設定は、インストール後も再設定が可能です。無料通話ができない時や、無料通話を利用する権限がないという通知がきた時は、一度設定状態を確認しましょう。