LINEの電話帳を同期しないで登録！友だちを自動追加させない方法を解説！

今や日本現在では無料通話アプリLINEを利用しているユーザー数は2019年1月現在、月間アクティブユーザー数は現在7,600万人以上にも昇ります。これは日本人の人口の60%以上がLINEアプリを利用しているという計算になります。

そんな私たちの生活に切り離す事ができない無料通話アプリLINEですが、皆さんはLINEアプリで電話帳(アドレス帳)とLINEアプリを同期していませんか？電話帳(アドレス帳)との同期はLINEアプリの便利な特徴の１つではあります。

ですが、LINEアプリと電話帳(アドレス帳)を同期するとプライベートが流出してしまうリスクも抱えているのを理解していない方多いのが現状です。本記事冒頭の本章ではLINEと電話帳(アドレス帳)を同期する事で起きる、危険性をご紹介していきます。

LINEアプリとスマートフォンの電話帳(アドレス帳)を同期する事で、職場の上司や同僚など、LINE上で友だちに追加したくない人がいたとしても、電話帳(アドレス帳)に登録されている全ての人が、LINE上の友だちとして追加されます。

LINEの電話帳(アドレス帳)の同期は、非常に便利な機能ですがプライバシー面では貧弱な部分もあるので注意する事が必要です。

LINEアプリとスマートフォンの電話帳(アドレス帳)を同期する事で、電話帳(アドレス帳)に登録してある全ての人が友だちに追加されたという通知が送信されます。また、LINEでは友だちに追加すると、相手のLINEのタイムライン上の"知り合いかも？”の項目にあなたの名前が表示される仕組みになっています。

これであなたがLINEアプリを使い始めた事が、電話帳(アドレス帳)に登録されているユーザー全ての人にわかってしまうのです。

LINEをプライベートの限られた人だけで利用したいと思っても、電話帳(アドレス帳)に登録している全てのユーザーの"知り合いかも？”に表示され、相手が友だちへの追加を許可すると、相互友だち状態になってしまいます。こうなると、相手のLINEアカウントから自分のアカウントを削除する事ができなくなってしまうというデメリットが発生します。

前章ではLINEアプリと電話帳(アドレス帳)を同期するとどういった事が発生するかを解説しました。本章ではさらに細かく、LINEの友だち自動追加機能(電話帳の同期)の危険性をご紹介していきます。

LINEアプリをまだ使った事がないという人は、本章で紹介する友だち自動追加機能(電話帳の同期)の危険性をよく読んで理解してからLINEアプリを利用することをおすすめします。

前述した通り、LINEアプリ上で電話帳(アドレス帳)と同期してしまうと、電話帳(アドレス帳)に登録している全てのユーザーに、あなたがLINEアプリを利用したという事がわかってしまいます。

普段何気なく電話帳(アドレス帳)に登録してしまった電話番号が、あなたとのLINE上でのトーク内容を流出させてしまう可能性もあります。

現在芸能人や著名人のLINEトークの内容流出はワイドショーを賑わせていますが、それほどプライバシー性の高いものなのです。安易に電話帳(アドレス帳)に登録しているユーザーと友だちになるということは、それだけトーク内容などのプライバシー流出の可能性が高まるということに繋がります。

スマートフォンで特定の人の電話着信拒、メール受信拒否をするためには電話帳(アドレス帳)にその人の電話番号やメールアドレスを登録しておく必要があります。

LINE上で電話帳(アドレス帳)と同期してしまうと、着信拒否、メール受信拒否のために登録してある電話番号やメールアドレスも"友だち”として追加されてしまいます。これは非常に危険で、このことを知らなかったユーザーは、本記事後半で紹介する対処方法を読んで、LINEユーザーをブロックする、または一度アカウントを削除する必要があります。

ご存知の方も多いですが、携帯電話契約を結んでいるキャリアを変更すると電話番号が変更されます。

電話帳(アドレス帳)に登録してある電話番号古く、すでにその人が電話番号を変更していしまっていることもあります。その場合古い電話番号は、他の赤の他人が利用している可能性があります。こういった状況になってしまうと、LINE上で全く知らない赤の他人を"友だち”に追加してしまうのです。

LINEをすでに利用したことがある人で、全く知らない人がLINEのタイムライン上に表示されたことはありませんか？もし、そういった経験がある方は、電話帳(アドレス帳)の中に登録している友だちのすでに電話番号が変更されていて、その電話番号をすでに他人が利用しているということが考えられるのです。

常に電話帳(アドレス帳)に登録している人の電話番号やメールアドレスが、最新の状態であるとは限りません。こういった危険性があるということを知っていなければ、トラブルに巻き込まれる可能性が高まります。このように、LINEの電話帳(アドレス帳)同期は非常に危険な側面を持っているのです。

これまでの記事を読んで、LINEの電話帳同期機能の危険性が分かった認識して頂けたでしょうか。本章ではLINEと電話帳同期、友だちの自動追加をさせない方法をご紹介していきます。

LINEの友だち自動追加設定を場面は、全部で２箇所あります。1つはLINEに新規登録する際、もう１つは新規登録後の設定画面での設定となります。ここで友だちの自動追加をさせない設定を覚えておかなければ、後で取り返しのつかないことになる可能性があるので、しっかりと覚えておいてください。

またこれからLINEを利用するユーザーの方は、新規登録をする際に友だちの自動追加をさせないように設定をしておくと安全です。

ここではLINEに新規登録する手順を説明すると共に、友だちの自動追加をさせない方法をご紹介していきます。iPhone、Android共にLINEの新規登録方法は同じです。

LINEアプリをインストールしたら、早速LINEアプリを起動してください。LINEアプリを起動すると新規登録画面が表示されるので、スクリーン下の"新規登録”をタップします。

電話番号認証ページが表示されます。ここではまず、お住まいの国を選択して国番号を設定します。国番号の設定が完了したら、お使いの電話番号を入力してください。電話番号の入力が完了したら”番号認証”をタップします。

"番号認証”をタップすると入力した電話番号宛に"SMSで認証コード"を送信する旨の確認画面が表示されます。"OK"をタップしてください。

"OK"をタップするとお使いのスマートフォンにLINEから4桁の番号認証が記載されたSMSが送信されます。SMSを受信したら4桁の認証番号をコピーして、LINEの番号認証画面に入力して"次へ”をタップします。

番号認証が確認されたら上記の画面が表示されます。LINEをまだ利用したことがない方は”新規登録”をタップしてください。機種変更したLINEアプリに再ログインしている方は”以前のアカウントでログイン”をタップしてください。

"番号認証"が完了したらLINEで利用する名前を入力する画面が表示されます。お好きな名前を入力してください。

名前の設定画面には１つ重要な項目があります。それが本章で紹介している"友だちの自動追加”設定です。ここで友だちの自動追加設定をオンにすると、お持ちのスマートフォンのアドレス帳に登録されているユーザー全ての方がLINEの友だちに追加されます。

電話番号認証をして新規登録した後からでもLINEに友だちを追加することができるので、一度"友だちの自動追加"、及び”友だちへの追加を許可"をオフにしておくことをおすすめします。"友だちの自動追加"をオフにして登録を進める場合は”キャンセル"をタップしてください。

LINEに新規登録する際に、友だちの自動追加設定をさせない方法の説明は以上です。

LINEの新規登録が完了してしまっている場合の、友だちの自動追加をさせない方法をご紹介します。

LINEアプリを起動して、スクリーン左下の"友だち"タブをタップしてください。

友だちタブを選択したら、スクリーン右上の”友だち追加”アイコンをタップします。

友だち追加画面が表示されます。”友だち自動追加”というアイコンが画面中央部分に表示されるので、そこをタップしてください。

"友だち自動追加"項目にあるスイッチをオフにしてください。

"友だち自動追加"項目にあるスイッチが灰色に変化すれば"友だち自動追加”がオフになります。

LINE新規登録後の友だち自動追加をさせない方法の説明は以上です。

LINEの友だちに追加したくない場合、スマートフォンの電話帳に登録する際に名前の前に"#"をつけて登録しておくと、LINEの友だちに自動追加されません。着信拒否、メール受信拒否用に登録してある電話番号やメールアドレスがある場合、この対処方法は非常に有効的なので実践しみてください。

続いて自分のLINEアカウントを、他のユーザーに自動追加させない方法をご紹介します。ここで紹介する自動追加の許可設定がオンになっていると、あなたが以外のユーザーがLINEの友だち自動追加をした時に、自動的に相互友だち状態になってしまいます。

友だちの追加申請が来たら、その都度手動で許可して相互友だち状態にする方が安全ですので、設定方法を覚えておくと便利です。

"友だちへの追加許可”をオフにすることで、友だちが自動追加機能(電話帳の同期)を使っても相互友だち状況を回避することができます。また友だちがあなたの電話番号を使ってLINEで検索しても、友だちに追加させないように設定されます。

LINEアプリを起動して、スクリーン左下の"友だち"タブをタップしてください。

友だちタブを選択したら、スクリーン右上の”友だち追加”アイコンをタップします。

友だち追加画面が表示されます。”友だち自動追加”というアイコンが画面中央部分に表示されるので、そこをタップしてください。

"友だち自動追加"項目にあるスイッチをオフにしてください。

"友だち自動追加"項目にあるスイッチが灰色に変化すれば"友だち自動追加”がオフになります。

友だちへの自動追加許可をさせない設定方法は以上です。

本記事最後の本章では、既にLINEに友だちを自動追加し電話帳(アドレス帳)を同期してしまった場合の対処法をご紹介していきます。

自分の意図しない友だちが追加された場合は、友だちを"ブロック”してLINEから削除することができます。特定の友だちを"ブロック”してから削除しても、相手のLINEには通知されないので、安心してください。

LINEアプリを起動して、スクリーン下にある"友だち"タブをタップします。削除したい友だちを長押しして(iPhoneの場合は右から左にスライド)、”ブロック"をタップします。

続いてスクリーン下にある”その他”を選択してから"歯車"アイコンをタップします。

設定画面が表示されます。メニュー一覧から"友だち”をタップします。

友だち画面が表示されます。メニュー一覧から"ブロックリスト”をタップします。

ブロックリストから削除したいユーザーを選択して"編集"をタップします。

ポップアップメニューが表示されます。"削除"をタップしてください。

意図としないユーザーを友だち追加してしまった場合の対処方法は以上です。

上記の方法で、自分のLINEアカウントから友だちを削除しても、相手のLINE画面上に表示される”知り合いかも？”にはあなたの名前は表示されたままになります。

この問題を解消する方法は、残念ながらありません。どうしても自分のLINEアカウント名を相手の"知り合いかも？”項目から削除するには、自分のLINEアカウントを削除する必要があります。

本記事ではLINEと電話帳(アドレス帳)の同期の危険性と、友だちの自動追させない方法をご紹介しました。セキュリティ面から考えても、LINEと電話帳の同期はリスクが高いため、友だちの自動追加はオフにしておくことをおすすめします。

どうしてもLINEと電話帳(アドレス帳)を同期したい場合は、本記事の対処方法を実践することで、より安全にLINEを利用することができます。本記事をよく読んで、安心安全にLINE生活を楽しんでください。