iPhoneのメッセージ(SMS)を受信拒否する方法!拒否設定は相手にバレる?

様々な方法iPhoneに届く迷惑メッセージ、詐欺メッセージなど最近では手が込んだメッセージがiPhoneに届きます。そんなメッセージの拒否方法や、拒否を解除する方法、各社キャリアのサービスを利用した拒否方法など詐欺やスパムメールから身を守るための記事です。

iPhoneのメッセージ(SMS)を受信拒否する方法!拒否設定は相手にバレる?のイメージ

目次

  1. 1iPhoneのメッセージを受信拒否する方法【本体設定】
  2. iPhone本体で拒否設定する方法
  3. iPhone本体で拒否設定する際の注意点
  4. 2iPhoneのメッセージを受信拒否する方法【各社サービス設定】
  5. 大手キャリアの受信拒否・ブロック設定
  6. MVNO(格安SIM)の受信拒否・ブロック設定
  7. 3iPhoneのメッセージの着信拒否設定は相手にバレるのか?
  8. iPhone本体で拒否設定した場合
  9. 各社のサービスを利用して拒否設定した場合
  10. 4iPhoneのメッセージ拒否設定でスパムブロックなどに活用しよう

iPhoneのメッセージを受信拒否する方法【本体設定】

スマホを持つ男性の画像

iPhoneにはショートメール、いわゆるSMSというメールサービスが存在しています。このSMSは相手の電話番号さえ分かっていれば70文字までメールが送れるというメールサービスです。とても手軽で使いやすいのですが、それを逆手にとるようにSMSを使った詐欺メールや迷惑メールが増えてきています。

様々な会社の名義を使い、巧妙に作られた詐欺メールは一瞬で判断できないほどです。最近はメールサービスを利用せずに相手とやり取りをするアプリも増え、最近ではあまり使われなくなってきたSMSの受信拒否についてこの記事では説明します。

iPhone本体で拒否設定する方法

この記事で使うiPhoneはバージョン10.2.1のi場合です、最新のiOSとは少し操作が違うので注意が必要になりますが、同じような操作をしているので参考にしてください。

SMSの画面画像

まず拒否したい相手のメッセージを開き、右上のインフォメーションマークをタップします。インフォメーションマークをタップすると、送信相手の詳細を見ることができます。iOS12以上のバージョンであれば、受信拒否したい相手のアイコンをタップしその下に出てくる情報をタップしてください。

SMSの画面画像

詳細、もしくは情報をタップすると、画面が移行します。この画面上で一番上の相手の電話番号、または名前が表示されている部分をタップします。

SMSの画面画像

受信拒否をしたい相手の名前、もしくは電話番号をタップし、画面を連絡先アプリのような画面へ移行させ、下へスクロールさせると、一番下に「この発信者を着信拒否」という選択ができるのでタップをしてください。

SMSの画面画像

確認画面が出てくるので、番号や相手の間違いがないか確認をして、「連絡先を着信拒否」をタップすると、受信拒否設定が完了します。

拒否設定の解除方法

設定の画面画像

拒否設定の解除方法は、設定アプリを開きメッセージをタップします。

設定の画面画像

メッセージを開くと各種SMSやMMS、iMessageの設定が行えます。その中から「着信拒否設定」をタップします。

設定の画面画像

解除したい電話番号を横にスライドし、「着信拒否設定を解除」をタップすると着信拒否の設定から外れ、また受信できるようになります。

iPhone本体で拒否設定する際の注意点

iPhone本体を使って拒否設定をする際に注意するべき点は、拒否した相手からの電話着信、SMSやMMS、iMessage、FaceTimeなどすべての着信をブロックしてしまうことです。

迷惑メッセージや、不快なメッセージなどを拒否する際には便利ですが、電話着信やその他は受信したい場合は下記で説明するキャリア各社が行っているSMS受信拒否サービスを利用することをおすすめします。

iPhoneのメッセージを受信拒否する方法【各社サービス設定】

iPhoneの画像

iPhoneの本体設定で迷惑なSMSなどを拒否すると、全ての着信やメッセージを拒否してしまいますが、iPhoneの契約しているキャリア各社の設定を使えば、SMSのみを拒否することが可能です。

大手キャリアの受信拒否・ブロック設定

拒否のイメージ画像

大手キャリアであるドコモ、ソフトバンク、auの三社ですが、受信拒否やブロック設定の方法は様々です。三社で行える設定方法について説明します。

ドコモ

ドコモではSMSのみの着信拒否設定を行えます。
 

  • dメニューを開き、お客様サポートであるMydocomoから設定(メール等)を開きます。
  • メール設定ページにアクセス出来たら、「あんしん・安全」内にある「SMS拒否設定」を開き、「設定を確認・変更する」を開く。
  • ネットワーク暗証番号を入力し、「認証する」をタップ

上記の操作を行うとSMSの受信設定が行えるようになります。ドコモでは拒否設定は4種類から1つの設定を選ぶことができ、「すべてのSMSを拒否」「非通知のSMSを拒否」、「海外事業者から送信されたSMSを拒否」、「指定した番号からのSMSを拒否」のうちから一つ選ぶことが可能になっています。以降は流れに沿って設定を完了させてください。

au

auでは公式サービスとしてSMS拒否を行う設定をすることができません。auを使っているユーザーはiPhoneの拒否設定を使うことで迷惑、不快なSMSをブロックしてください。

ソフトバンク

ソフトバンクはSMSのみの着信拒否設定を行うことができます。

  • マイソフトバンクを開き、「メール設定」をタップ
  • 「迷惑メール対策」から「詳細設定」を開き「SMS」をタップ
  • 「電話番号メールの拒否・許可の設定」から「変更する」をタップ

上記の操作を行い、SMSの送受信設定が行える画面へ移行することができます。ドコモと同じくソフトバンクでも4種類の設定から一つを選ぶことができます。「すべての電話番号を許可する」「すべての電話番号を拒否する」「リストの電話番号を拒否する」「リストの電話番号のみ許可する」の四種類がソフトバンクでは設定できます。

選択した設定によってはSMS受信を許可する電話番号の入力や拒否する番号の設定を行い、それ以降は流れに沿って設定を終了させます。

MVNO(格安SIM)の受信拒否・ブロック設定

拒否のイメージ画像

MVNO(格安SIM)を使っている方でもSMSの受信拒否・ブロック設定を行えます。代表的な3社の紹介になりますが、参考にしてください。

ワイモバイル

ワイモバイルではSMSのみの受信拒否設定を行えます。

  • My Y!mobileにアクセスし、「設定・サポート」を開き、「迷惑メール対策SMS/MMS(mobile.co.jp)」から「詳細設定をみる」を開き「SMS」設定を開きます。
  • 「電話番号メールの拒否・許可の設定」の変更をタップ

以降はソフトバンクの流れと同じになっているので上記を参考にして設定を行ってください。

楽天モバイル

楽天モバイルではキャリア設定としてのSMS拒否を行うことができません。楽天モバイルユーザーの方はiPhoneの本体設定を利用してSMS拒否設定を行ってください。

UQモバイル

UQモバイルでは「SMS国内他事業者ブロック機能」、「SMS海外事業者ブロック機能」の2つのSMS拒否設定が行えます。「SMS国内他事業者ブロック機能」とは、UQmobile、au以外の国内他事業者の利用者から送信されたSMSの受信を拒否する設定になっており、別のキャリアから送られたSMSを拒否する設定です。

設定方法は少々特殊になっており、「有効」とSMS本文に入力し、090-4444-0013へ送信することで設定することが可能です。後日確認メールが送信され、SMSを拒否することができます。解除するためには「解除」とSMS本文に入力し、090-4444-0014へ送信すると解除が可能です。

今現在のSMS設定の確認をしたい場合は「確認」とSMS本文に入力し、090-4444-0015へ送信すると現在の状況が確認できます。

「SMS海外事業者ブロック機能」とは海外事業者から送られてきたSMSを拒否する設定です。設定方法は「拒否」とSMS本文に入力し、090-4444-0016へ送信すると拒否設定ができます。SMS拒否を解除する場合は「解除」とSMS本文にと入力し、090-4444-0017へ送信すると、解除が可能になります。

現在の設定の確認を行うには「確認」とSMS本文に入力し、090-4444-0018へ送信すると現在の状況をかくにんできます。

iPhoneのメッセージの着信拒否設定は相手にバレるのか?

クエスチョンマークの画像

詐欺や迷惑なSMSを拒否しているだけのつもりが、知人からきたSMSも拒否設定にしてしまい、受信ができなかったり、相手が送れなかったりした場合、相手先に通知は送られるのでしょうか。iPhone本体で拒否設定した場合と、各社キャリア機能で拒否設定した場合、どういった状況になるのか説明します。

iPhone本体で拒否設定した場合

iPhoneの画像

iPhone本体の機能でSMS拒否をした場合、通知が行くようなことはなく、相手に伝わることはありません。電話着信やimessageなどもまとめて拒否してしまうのが困るところですが、相手に拒否してると知られないことは人間関係に軋みを生まず、気が楽だといえます。

各社のサービスを利用して拒否設定した場合

iPhoneの画像

各キャリアサービスでSMS拒否設定している場合、基本はiPhoneの本体設定と同じように特別な連絡などは入らない様子です。しかし、ドコモでSMS拒否設定をしている場合は「送信できませんでした」と連絡が入る様子です。

iPhoneのメッセージ拒否設定でスパムブロックなどに活用しよう

拒否のイメージ図

この記事の冒頭でも紹介しましたが、SMSを使ったスパムメールは数多く存在しています。企業を名乗り詐欺へ持ち込むケースも多々あり、企業側から警鐘が鳴らされている状況です。現在では様々な連絡ツールになるアプリなどが増えてきてSMSに頼らずに連絡を取ることが可能になっています。

迷惑業者からのスパムメールが届いたらこの記事を参考にしてください。

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この記事のライター
ライターびび
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