埋め込み動画のダウンロード保存方法！おすすめのソフトや違法性について紹介！

YouTubeなどの動画サイトを視聴する機会が多くなり、動画サイトではなくても近年のWebサイトには動画を埋め込みしているページが増えてきました。サイトの埋め込み動画の中には、役に立つものや面白くて何度でも見返したいものも多く、自分のPCやスマホにダウンロード保存したいと思うものも少なくありません。

しかし、サイトに視聴用に埋め込みされている動画をむやみにダウンロードするのは、違法性を問われる場合もあります。この記事では、サイトに埋め込みされている動画のダウンロードの違法性はどのような場合に問われるのか、違法にならない場合にはどのような方法でダウンロード保存できるのか詳しく解説します。

まずは、埋め込み動画をダウンロードすることが違法になる場合とはどのような場合なのか解説します。

例えば、素材用の動画として無料配布されている動画などは、基本的に誰でもダウンロードして使っても良いものとして動画に埋め込みされています。しかし、ダウンロードを許可されている動画以外は、基本的に視聴しかできないと考えて良いでしょう。

動画が埋め込みされているサイトからダウンロードしようとする場合には、そのサイトが動画のダウンロードを許可しているかどうかを確認した上でダウンロードしましょう。

なお、サイトがダウンロードの許可をしていなくても、サイトに違法にアップロードされた動画でなければ、私的利用の範囲内でのダウンロードに違法性は問われません。

ただし、著作権者に無断でアップロードした動画など、違法性を問われる動画をダウンロードした場合には、私的利用の範囲内での利用目的でもダウンロードした人も刑事罰に問われる可能性があります。

動画をダウンロードする場合には、アップロードに違法性がない動画かどうかをしっかりと確認しましょう。

なお、違法性が問われない動画のダウンロードであっても、動画サイトによってはサイトの規約でダウンロードを一切禁止しているサイトもあります。特に注意しなければいけないのはYouTubeです。YouTubeでは基本的にアプリやブラウザでの視聴のみ許可されていて、動画のダウンロードは一切禁止しています。

YouTubeからの動画のダウンロードは、違法性は問われませんが、YouTubeの規約違反になる行為です。YouTube側から見て目に余る場合には、アカウントが停止されてしま可脳性もあります。YouTube動画を今後も利用していくつもりなら、規約に則った利用を心がけましょう。

また、その他の動画サイトや動画サービスでもダウンロードが禁止されているものがあります。動画のダウンロードをする前には、サイトの規約でダウンロードが許可されているか必ず確認しましょう。

10年ほど前であれば、動画や音楽のダウンロードには違法性を問うことは難しい状況でした。しかし、現在はダウンロードに対しても違法性を問えるように、法律が改正されています。

特に次のような場合には、動画をアップロードした人だけではなく、ダウンロードした人も違法性を問われるので注意が必要です。

現在の法律で刑事罰に問うことができるダウンロードとは、違法にアップロードされた動画だと知りながらダウンロードした場合です。例えば、テレビアニメやドラマを著作権者に無断で動画サイトにアップロードすることは違法行為となります。

正規に動画サイトなどに配信されているものではなく、違法にアップロードされた動画を端末にダウンロードした場合には、違法性が問われます。

ただし、違法にアップロードされた動画でも、サイトで視聴するだけであれば違法性は問えません。しかし、ダウンロードすると法律違反になるので注意しましょう。

ダウンロードすることに違法性が問われない動画でも、その動画を著作権者に無断でアップロードしたら、それは違法なアップロードになります。自分が気に入った動画でも、ダウンロードして、その動画の作者に無断で他のサイトにアップロードした場合には、私的利用の範囲を超えて公開することになるので著作権法違反になります。

埋め込み動画をブログなどで他の人に紹介したい場合などは、その動画のURLを紹介する程度にとどめておくか、著作権者に許可を得てからアップロードするようにしましょう。

埋め込み動画をダウンロードすることが違法になる場合があるということは理解していただけたでしょう。しかし、違法性のない埋め込み動画なら私的利用の範囲内であれば、ダウンロードしても大丈夫です。ここからは、ダウンロードしても大丈夫な埋め込み動画をダウンロードできる3つのツールをご紹介します。

埋め込み動画をダウンロードできるツールの1つ目は「FonePaw スーパーメディア変換」です。

永久ライセンスでもシングルユーザーなら3,980円で、5台までのファミリーユーザーでも6,980円で購入できるとてもお手頃な動画変換ソフトです。こちらのソフトは動画のファイル形式を変換したり、動画をフィルター掛けしたり、トリミングしたりできる動画変換ソフトです。

埋め込み動画のダウンロードにも対応していて、動画のURLを入力するだけで簡単にダウンロードできます。埋め込み動画のダウンロード以外の機能も必要な方は、ぜひ無料体験版で試してみましょう。

ブラウザにGoogle Chromeを使っているのなら、おすすめなのが拡張機能の「動画ゲッター」です。

こちらは、Google Chromeの拡張機能で、Chromeに追加するとChromeに表示されているアイコンをクリックするだけで、表示されているWebページ内のすべての動画を検出してダウンロードできるようになります。動画ゲッターの具体的な使い方は、こちらの記事で解説しています。興味のある方はご覧ください。

埋め込み動画をダウンロードできるツールには、Webページ上で利用できるものもあります。おすすめなのが「Onlinevideoconverter」です。

Onlinevideoconverterは、会員登録などは一切必要ありません。PCやブラウザにインストールする手間もかかりません。Onlinevideoconverterのページを開いて、ダウンロードしたい動画のURLを入力窓に貼り付けるだけで、埋め込み動画をダウンロードできます。

初心者でも簡単に利用できるので、埋め込み動画のダウンロードは初めてだという方におすすめです。Onlinevideoconverterの使い方はこちらの記事で解説しています。ぜひご覧ください。

ご紹介した3つのツールを使っても、埋め込み動画をうまくダウンロードできないことがあります。埋め込み動画をダウンろーろできない場合の保存方法をご紹介します。

埋め込み動画をダウンロードできないときには、動画をダウンロードできないように、サイト側で設定してある可能性があります。違法性のない動画であれば、ダウンロードして私的利用の範囲内で視聴するのは問題ありません。その場合には、ゲームバーなどの動画キャプチャソフトを使って、キャプチャ撮影して保存しましょう。

ダウンロード保存とは違ってしまいますが、動画をPCへ保存できることには違いありません。ゲームバーの使い方はこちらの記事で解説しています。ぜひご覧下さい。

この記事では、埋め込み動画をダウンロード保存することの違法性についてと、違法性のない動画をダウンロード保存する方法について解説しました。動画の種類によっては、ダウンロードが違法になってしまう場合もあるので注意しましょう。

しかし、違法性がなくサイトの規約でも許可されている動画をダウンロードすることは問題ありません。埋め込み動画のダウンロードは、許可されている範囲内で行うように心がけましょう。