desktop.iniとは？デスクトップに表示された時の削除/非表示方法を解説！

Windows10を使っていると、デスクトップに突然「desktop.ini」というファイルが表示されてしまうことがあります。この記事では、desktop.iniとはどのようなファイルなのか、必要なければ削除してしまっても大丈夫なのかどうか、お伝えします。

desktop.iniとは、デスクトップに関する情報が保存されているシステムファイルです。特に、デスクトップの表示方法に関する情報が格納されています。隠しファイルなので通常は見えないようになっているはずです。

desktop.iniのような隠しファイルとは、主にWindowsのシステムに関する重要なファイルを、ユーザーから見えないように設定してあるものです。

WindowsのPCを動作させる上で重要なシステムに関するプログラムなどが格納されているので、間違えてユーザーが削除してしまうと、PCが正常に動作しなくなってしまう可能性があります。

そのために、ユーザーがPCを通常の利用方法で利用している限り、見えないように設定してあるのです。また、大切な他の人に見られたくないファイルを隠しファイルとして設定しておくこともできます。

しかし、隠しファイルはただ普通の方法では見えないように設定してあるだけです。隠しファイルを表示する設定にしてしまうと、desktop.iniのファイルがデスクトップ上に出現してしまうこともあります。

desktop.iniは削除してもいいのか気になっている方も少なくないようです。desktop.iniはシステムファイルだとはいっても、特にWindows10の根幹に関わるシステムをになっているわけではありません。

削除したからといって、特に大きな問題は生じないでしょう。しかし、特にフォルダをカスタマイズした場合には、desktop.iniにはフォルダのカスタマイズ情報が格納されています。

desktop.iniを削除してしまったら、フォルダのカスタマイズ情報が同時に削除されてしまうので、フォルダでカスタマイズしたことが全て消えてしまいます。特にフォルダのカスタマイズを行った場合には、desktop.iniは削除しない方が無難です。

desktop.iniがデスクトップ上にあったら邪魔だと感じる場合には、desktop.iniを非表示にすることもできます。desktop.iniは削除するのではなくて、非表示にする設定で対応しましょう。

desktop.iniを非表示にする方法について詳しく解説します。

Windows10の「スタート」＞「Windowsシステムツール」＞「コントロールパネル」と開きます。

「デスクトップのカスタマイズ」をクリックします。

「エクスプローラーのオプション」を開きます。

「表示」のタブを開いて「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」にチェックを外して「OK」をクリックします。これで、desktop.iniは非表示になります。

この記事では、デスクトップに表示されてしまうことがあるdesktop.iniとはどのような種類のファイルで、非表示にするのはどうしたらいいのか、その手順について解説してきました。

desktop.iniはそれほど重要なシステムファイルではないとはいえ、やはり削除してしまうのはやめておきましょう。手順をしっかりと理解できれば、簡単に非表示の設定にできるので、ぜひ非表示設定で対応しましょう。