DAZNが4K対応に！4Kテレビで高画質を楽しむ方法を紹介！

毎月定額制で配信される動画を楽しめる動画配信サービス(VOD)がいろいろと登場しています。その中でも、特にスポーツ観戦が好きな方に支持されているのがスポーツ専門の動画配信サービスのDAZNです。

日本では、JリーグがDAZNと契約を交わしています。そのために、テレビの地上波などでの生中継は現在はほとんどされずに、応援しているJリーグのチームを生中継でテレビ観戦したければ、DAZNと契約する必要があります。

スポーツ観戦が好きな方には、絶対に欠かせないDAZNですが、とうとう高画質の4K放送にも対応しました。この記事では、動画配信アプリであるDAZNを、大迫力で高画質の4K対応テレビで観るにはどうしたらいいのか詳しく解説します。

日本では2018年から民放各局やNHKで4K8K放送が始まりました。しかし、DAZNはこの時点では4K放送には対応していませんでした。ところが、2019年のJリーグの放送から、テスト的に4K放送を開始しています。

現在のところ、DAZNがJリーグの全試合で4K対応できているわけではありません。しかし、4K画質での配信についてDAZNでも技術的な面での改善を重ねています。今後、数年以内に、Jリーグの全試合と、配信されるすべての番組が4K対応していくことでしょう。

ところで、4K画質とは一体どういうもので、どうしてきれいな画質で番組が見られるのか、その仕組をおさらいしておきましょう。テレビやPC、スマホなどのディスプレーの画質には、2Kから8Kまであります。

テレビやディスプレーなどの画面には画素という小さな点が敷き詰められています。画素の数を解像度というもので表します。画素が多くなれば多くなるほど、解像度が高くなり、画質がきれいになります。

4K画質の解像度とは、縦3840画素×横2160画素の合計約800万もの画素で構成されている画像ということになります。今までのテレビはフルHDで2Kと呼ばれていました。2Kの解像度は縦1080画素×横1920画素の合計約200万画素でした。4Kとは、今までのフルHDの4倍もの画素数を持った解像度での映像が楽しめるということです。

DAZNの中継も4Kで配信されれば、より細かい点を画面に敷き詰めることになるので、テレビの画面が大型化しても画像が粗くならず、細かいところまできれいに再現できます。より美しい画面で、DAZNでの試合観戦を楽しめるようになるのです。

DAZNは基本的にHuluやNetflixなどと同じような動画配信サービスです。地上波やBSテレビにチャンネルが割り当てられているわけではありません。HuluやNetflixなどと同じようにインターネットで配信されるので、基本的にインターネットに接続できるデバイスのPCやスマホで視聴するのが一般的です。

しかし、4K対応をしているということで、この機会に4Kに対応しているテレビで観戦したいという方もいることでしょう。4K対応のスマホやPC用ディスプレーも発売されていますが、テレビの映像と音質の迫力には叶いません。

4Kに対応しているテレビを持っていることが前提ですが、動画配信サービスのDAZNの番組を4K対応テレビで見る方法を解説します。

まずはDAZNに対応している4Kスマートテレビを購入することをおすすめします。スマートテレビとは、地上デジタル放送やBSといった通常のテレビ放送だけではなく、インターネットにも接続できるテレビです。

従来のテレビと同じように、テレビのリモコンの操作でDAZNを視聴できるので、PCやスマホの操作が苦手な方には、この方法が一番おすすめです。ただし、スマートテレビを選ぶときにはDAZNに対応しているかどうか確認することが大切です。

スマートテレビによってはDAZNに対応しておらず、DAZNに接続できないものもあります。DAZNの視聴を目的にスマートテレビを購入する場合には、DAZN対応かどうかしっかりと確認しましょう。よくわからない場合には、電器店でスタッフに聞いてみると教えてくれます。

また、DAZNに対応している4Kスマートテレビには次のような商品があります。

最も安心して視聴できるのは、SONYから発売されているブラビアです。対応しているアプリにDAZNがあるので、SONY独自の美しいディスプレーで4K配信されるDAZNを楽しめるでしょう。

SONYのブラビアでは高額すぎて躊躇してしまうという方には、上記のブラビアの半額以下で購入できるテレビがおすすめです。DAZNにも対応していて、価格はリーズナブルでも、4K対応で美しい画面で楽しめます。
 

4K対応テレビは持っているけれども、スマートテレビではない、という場合には自宅に引いているインターネット回線からテレビにDAZN等のアプリを受信できるデバイスを利用しましょう。テレビに接続するデバイスで、4K対応なのにリーズナブルでおすすめなのがAmazonから発売されているFire TV stick 4Kです。

4K画質に対応していながら、7,000円ほどで購入できます。最初のセットアップにはスマホもしくはPCが必要ですが、セットアップ後にはスマホやPCの操作なしで、Fire TV stick 4Kのリモコン操作だけでDAZNが楽しめます。

Fire TV stickの詳しい使い方はこちらの記事で解説しています。よろしければ参考にして下さい。

DAZNの料金の支払いをiPhoneのApple IDで行っているのなら、Apple TV 4Kを利用するといいでしょう。Fire TV stick 4Kと比較すると価格は高くなりますが、やはりApple製品だけあり画質や音質はテレビの性能を極限まで引き出せるだけのスペックを持っています。

DAZNの視聴でもより良い画質や音質をテレビでも味わいたいというiPhoneユーザーなら、Fire TV stick 4Kよりもこちらがおすすめでしょう。

最もリーズナブルにDAZNを4K対応テレビで楽しみたいのなら、Chromecast Ultraがおすすめです。ChromecastはGoogleから発売されている、スマホやPCをテレビにミラーリングして映すためのデバイスです。

Fire TV stick 4KやApple TV 4Kと違い、Chromecast Ultraはミラーリングするためのデバイスです。Chromecast Ultra単体ではDAZNの視聴はできません。しかし、スマホやPCのディスプレーで映しているDAZNの映像をテレビに移すことができます。Chromecast Ultraなら4Kにも対応しているので、DAZNの4K対応番組なら4K画像で視聴できます。


Chromecast Ultraの詳細はこちらの記事も参考にして下さい。

DANZはプレイステーションも対応しています。プレイステーション4 Proの1TABは4K出力に対応しています。また、2020年11月に発売されたプレステ5はすべての機種が4K対応です。

4Kに対応しているプレステを4K対応のテレビに接続して、DAZNと契約すれば、DAZNを4K映像で楽しめます。現在お持ちのプレステが4K対応であったり、これからプレステ5を購入する予定がある方は、ぜひDAZNもプレステから4Kで楽しんでみましょう。

この記事では、DAZNを4K対応テレビで楽しむ方法について解説しました。今後、DAZNで4K配信される番組はどんどんと増えていくことでしょう。せっかくスポーツ観戦を楽しむのなら、4Kの高画質で楽しみたいものです。今から、4Kで視聴できる環境を作っていきましょう。