Amazonで登録したクレジットカード情報を削除(停止)する方法を解説！

Amazonでの支払い方法として、クレジットカードを登録してある方もいるでしょう。使用するクレジットカードを変更したい時など、登録してあるクレジットカード情報を削除したい場合があります。この記事では、Amazonに登録してあるクレジットカード情報を削除や停止する方法や、削除するときに注意しなければいけない点などについて解説します。

まずは、Amazonに登録してあるクレジットカード情報を削除して停止する方法を、パソコンから停止する方法とAmazonのスマホアプリから停止する方法をお伝えします。

パソコンからAmazonのクレジットカード情報を削除する方法は次の通りです。ブラウザでAmazonのサイトに入ってログインしておきましょう。

Amazonのサイトにログインしたら、画面の右上にある「アカウント&リスト」をクリックします。「アカウントサービス」に入るので「お客様の支払い方法」をクリックします。

「お客様のお支払い方法」のページに入ったら、「お客様のクレジットカード」をクリックします。すると、Amazonに登録してあるクレジットカード情報が開きます。複数のクレジットカードを登録してある場合には、クレジットカードの種類と末尾4桁の番号が表示されます。

Amazonへの登録を削除して停止するクレジットカードを選択したら、そのクレジットカードのところに表示されている「削除」のボタンをクリックします。

するとクレジットカードの削除の確認画面が表示されます。こちらで「削除の確認」をクリックすると、Amazonの支払い方法から、そのクレジットカード情報の登録が削除されます。

Amazonのスマホアプリからクレジットカード情報を削除して、クレジットカードでの支払いを停止する方法は次の通りです。

「Amazonショッピングアプリ」をスマホで開き、画面の右上の「≡」をタップします。

「アカウントサービス」をタップします。

「お客様のお支払い方法」をタップします。

Amazonにクレジットカードを登録してある場合には「Amazonウォレット」に登録しているクレジットカード情報が表示されています。このクレジットカードの登録を削除する場合には、「削除」のボタンをタップします。

確認画面が表示されるので「確認」をタップします。これでAmazonからそのクレジットカードの登録が削除されます。

Amazonからクレジットカード情報を削除した方がいい場合とは、主に次の2つの場合です。

クレジットカードの更新期限が過ぎて、新しいクレジットカードに切り替えても、使用期限が過ぎたクレジットカードの情報は自動的にAmazonから削除されません。クレジットカード番号が変わらない場合には、アカウントサービスのクレジットカードを削除できるページから、使用期限を編集することはできます。

しかし、もしも使用期限を編集せずに、新しいクレジットカードとして登録してしまった場合には、古いクレジットカードの情報がそのまま登録されたままになってしまいます。その場合には、古いクレジットカード情報を削除した方がいいでしょう。

何らかの理由でクレジットカードを解約した場合も、クレジットカード会社からクレジットカードを解約したという情報はAmazonなどに通知されません。解約して使えなくなったクレジットカードの情報は、ユーザーが自分でAmazonから削除しなくてはいけません。

Amazonから削除してしまったクレジットカード情報を再び再登録する場合には、Amazonでは再登録の手続きはできません。新規の登録となります。

Amazonでアカウントサービスから「お支払い方法」に進むと、「新しいお支払い方法を追加」があります。「クレジットカードまたはデビットカードを追加」をクリックします。

クレジットカード情報を登録する画面が開きます。こちらにカード番号と名義人、有効期限を登録すれば再登録できます。

Amazonからクレジットカード情報を削除する前に確認しておいた方がいい点は次の通りです。

クレジットカード情報を削除する前に注文して、まだ届いていない商品の支払いは問題ありません。削除する前のクレジットカード情報で支払いが行われます。

Amazonでは商品の発送時にクレジットカード会社への請求が行われますが、請求先のクレジットカード会社は注文時に登録されていた会社です。クレジットカード決済ができない場合には、商品が発送されずにメールなどで通知が届きます。その場合には速やかに新しい支払い方法を登録して決済しないと、注文がキャンセルになります。

1クリックで注文できて、注文したらすぐに端末にダウンロードして読めるということで、Kindleの本を購入するのにクレジットカードを利用している方も少なくありません。クレジットカード情報を削除したら、Kindleの購入もできなくなるのか、不安に感じている方もいるようです。

Kindleの購入には、Amazonギフト券やケータイ決済も利用できます。Amazonギフト券はあらかじめ余分にチャージしておいて、1クリックでの支払い方法として設定してあれば、クレジットカードの情報を登録してなくても、Kindle本の1クリック購入での支払いに利用できます。

セキュリティ上の理由から、Amazonのクレジットカード情報はその都度削除した方が良いのではないかという声もあります。Amazonからクレジットカード情報は削除した方がいいのかどうか解説します。

Amazonからその都度削除したほうがいいという意見が出る理由は、Amazonなどのネットサービスからは情報流出の懸念があるためです。万が一、Amazonのアカウント情報が流出すると、登録してあるクレジットカード情報も流出して、ハッカーがAmazonで購入できてしまいます。

Amazonのアカウント情報の流出によるクレジットカードの不正利用を防止するという点では、Amazonで決済するたびにその都度クレジットカード情報は削除してしまった方が安心と言えば安心です。

その都度、クレジットカード番号の登録の手間をかけることを厭わないようであれば、その都度削除してもいいでしょう。

しかし、その都度クレジットカード情報を削除したり、ショッピングやAmazonプライムやオーディブル等のAmazonの会員サービスの決済を行うたびに、クレジットカード番号をいちいち登録するのは正直なところ面倒くさいことです。

アカウント情報の流出による不正利用を防ぐためには、パスワードが流出しないように気を付けることが一番大切です。他のショッピングサイトや会員制サービスなどと同じパスワードを使い回ししないようにして、アカウント情報が流出しないように心がけましょう。

また、クレジットカードが不正利用されても、早めに被害に気が付いて、クレジットカード会社と警察に連絡を取れれば、被害を最小限に食い止められます。クレジットカードをメールアドレスや携帯電話番号と紐づけていれば、メールやSMSで決済されるたびに通知が届くように設定できます。

また、必ず明細は毎月確認して、不審な利用が無いかどうか必ず確認するようにしましょう。心当たりのないクレジットカードの利用があった場合には、速やかにクレジットカード会社に連絡をして、クレジットカードを停止することと、警察へ被害を届け出ることが大切です。

この記事では、Amazonからクレジットカード情報を削除する方法と、削除するにあたっての注意点などについてお伝えしました。クレジットカード情報を登録しておくと、その都度支払い情報を登録せずに済むのでとても便利です。

しかし、アカウント情報が流出すると、Amazonに登録してあるクレジットカード情報が利用されてしまうという欠点もあります。登録してあるクレジットカード情報が古くなってしまった場合の他に、不正利用を防ぐという点でも、必要に応じてカード情報をAmazonから削除するようにしましょう。