Spotify Web Playerの使い方！ブラウザ版のメリットや再生できない対処法を解説！

現在、Apple Musicや他の音楽ストリーミング配信サービスの中で利用ユーザー数世界NO1を誇るのがSpotifyです。世界中のユーザーの多くは、スマホにアプリを落とし、Spotify Playerを楽しんでいます。学校や仕事の通勤中に電車、車、また歩きながら気軽に楽しめるというメリットのためです。

実はSpotify PlayerにはPC版が存在し、PC版Web Playerとして楽しむことができます。スマホのように、気軽に持ち運び、通勤中に視聴する、と言うわけにはいきませんが、Web版Spotify Web Playerには、スマホ版アプリであるSpotify Playerにはない魅力があります。

Web版 Spotify Web Playerを利用するには、まず自分のSpotifyアカウントを作成する必要があります。Spotifyアカウントを既に持っているなら、Spotifyログイン画面からサインインし、Web版 Spotify Web Playerを起動させます。

まだ自分のSpotifyアカウントを持っていないなら、Spotifyログイン画面下部にある「Spotifyに登録する」を選択し、Emailアドレス、生年月日、性別などを入力し、同意事項にチェックを入れ、「登録する」をクリックします。

ご自身のSpotifyアカウントの確認は、Web版 Spotify Web Playerのトップ画面右上にある「プロフィール」で確認できます。

Web版 Spotify Web Playerをダウンロードし、起動させる前に、お手持ちのPCにどのブラウザがインストールされているかを確認する必要があります。全てのブラウザにWeb版 Spotify Web Playerが対応しているわけではないからです。Web版 Spotify Web Playerに対応しているブラウザは以下の4つです。

Chrome
Firefox
Edge
Opera

PCでSpotify Playerを視聴するには、2つの方法があります、1つはブラウザからWeb版のSpotify Web Playerを起動させ視聴する方法で、もう1つはPC版デスクトップアプリをダウンロードし視聴する方法です。Webから直接視聴するのと、PC版デスクトップアプリで視聴するのとでは大きな違いがあるのでしょうか。これから解説します。

Web版のSpotify Web PlayerとPC版デスクトップアプリの間の違いは、音質にあります。Web版のSpotify Web Playerの無料版では音質の設定ができないので、常に同じ音質での視聴となります。Web版Spotify Web Player無料版とWeb版のSpotify Web Player Premium版との間には、最大128kbit/秒の音質の差があります。

PC版デスクトップアプリ無料版も同様に、音質の設定はできませんので、常に同じ音質での視聴となります。PC版デスクトップアプリ無料版とPC版デスクトップアプリPremium版との間には、最大160kbit/秒のお音質の差があります。Web版のSpotify Web Player無料版とPC版デスクトップアプリ無料版との間には、32kbit/秒の音質の差があります。

ですからPC版デスクトップアプリ無料版の方が、Web版のSpotify Web Player無料版と比べて若干音質がいいようです。

 

スマホ版のSpotify Playerには、当然Web版Spotify Web Playerにはないメリットがあります。例えば、冒頭でも言及しましたが、スマホ版のSpotify Playerはいつでもどこでも気軽に携帯できるので、通勤中や学校、仕事の休み時間など気軽に楽しむことができます。しかし、Web版Spotify Web Playerはそうは行きません。

しかし、Web版Spotify Web Playerにはスマホ版のSpotify Playerにはないメリットがあるのも事実です。これからWeb版Spotify Playerの知られざるメリットについて説明します。

Web版Spotify Web Player最大のメリットは、画面が大きいことです。画面が大きいため、スマホと比べてはるかに見やすく、そのためプレイリストの作成や編集を容易に行うことができます。加えて、楽曲の検索もしやすいというメリットもあります。スマホ版のSpotify Playerで、意外と面倒なのがダウンロードした楽曲の追加や削除かもしれません。

スマホ版は、スマホのスクリーンが小さいため、何度も指の操作で画面を切り替えなければなりませんが、Web版Spotify Web Playerはその必要がありません。

もう1つのメリットは、プレイリストの共有がとてもしやすいと言うことです。自分オリジナルのプレイリストを作成し、それを共有したい場合、Web版Spotify Web Playerの左メニューから「プレイリスト」、「シェア」、「Spotify URLにコピー」で簡単にプレイリストを共有できます。

Web版Spotify Web Playerの別のメリットは、自分のPC以外のPCでも使用できることです。出張、外出など常に家にいて自分のPCを使用できるわけではありません。しかし、Web版Spotify Web Playerの使用条件は、PCの使用とインターネットのアクセスです。

ですからどのPCを使用しようと、インターネット環境さえ整っていれば、物理的にWeb版Spotify Web Playerを利用できます。またダウンロードを自由にできない環境でも、音楽を楽しみながらPC作業を行うことはできます。

Web版Spotify Web Playerには、スマホ版のSpotify Playerにはないメリットがあることを確認しました。では、Web版Spotify Web Playerにデメリットはあるのでしょうか。Web版Spotify Web Playerを使用していて、やはりスマホ版のSpotify Playerの方がいい、と思わせてしまうデメリットが何かあるのでしょうか。これからWeb版Spotify Web Playerのデメリットを説明します。

タブレット端末やスマホが販売されるようになってから、これまでPCでしかできなかった作業がタブレット端末やスマホでできるようになりました。その結果、特にスマホは私たちの生活の一部となってしまい、スマホがあれば全ての事が足りると言っても過言ではないほどです。これはスマホ版Spotify Playerを使用する上での大きなメリットです。

そのため、スマホなら上手に使いこなせても、PCは少し難しい、という人が増えてしまいました。これはPC使用を必要とする全ての作業にとってデメリットです。PCを使いこなせなければ、当然、Web版Spotify Web Playerを使いこなすことはできません。

ですからこの事は、Spotify Web PlayerをPCで視聴する上での大きなデメリットです。これはWeb版Spotify Web PlayerやPCにデメリットがあるのではなく、それを操作する人にデメリットがあるということです。

Spotifyは音楽ストリーミング配信サービスで、音楽を提供するサービス会社です。そのため配信され、受信する音楽は、インターネット環境と端末の質に大きく左右されます。これはインターネット接続に依存する全てのサービス提供元にとって、大きなデメリットです。

特に、Web版Spotify Web Playerの場合、PC内蔵スピーカーの質は、視聴する音楽の質にかなりの影響を与えます。これはSpotify Web PlayerをPCで視聴する上でのデメリットです。最新のPCで、最新高性能のスペックを搭載したモデルであれば、スピーカーの質もさることながら、ストリーミングのような最新音響技術に対応しているので、配信された音楽の音色のままに視聴できます。

しかし、少し古く最新の音響技術に対応していないPCやスピーカーを使用すれば、当然差は歴然であり、大きなデメリットとなり得ます。

Web版Spotify Web Playerは世界最大級の音楽ストリーミングサービスとして、絶えず最新の音楽や情報を洪水のように発信し、なおかつFacebookやInstagramといったソーシャルメディアともリンクし合いながら、自分だけのプレイリストの作成、編集、また共有をバックアップしてくれます。

さらにPCやスマホなど、様々な端末にも対応し、世界中のユーザーが安心して音楽を楽しめる環境作りにも余念がありません。しかし、Spotifyユーザーの中には、Web版Spotify Web Playerが動作せず、再生できない、という苦情の声が上がっています。Web版Spotify Web Playerが再生できない問題の原因が一体何なのか、対処法はあるのか、これから考察します。

Web版Spotify Web Playerがスムーズに動作せず、再生できない、という問題にはSpotifyの音楽配信サービスにあることもあります。つまり提供側の技術的な問題が配信サービスのスムーズな航行に影響を与えている場合があります。これはインターネット接続に依存する配信サービスのデメリットであり、Web版Spotify Web Playerを再生できない要因の1つです。


しかし多くの場合、Web版Spotify Web Playerがスムーズに動作せず、再生できない理由は、使用しているPCやインターネットサービスプロバイダにあります。つまりほとんどの場合、Web版Spotify Web Playerがスムーズに動作せず、再生できない問題の解決口は身近にあり、Spotify社に援助を請願することなく、自分で解決できる、ということです。

Web版Spotify Web Playerがスムーズに動作せず、再生できない最大の理由は、インターネットの接続状態や使用しているインターネットサービスプロバイダにあります。
 

インターネットの接続状態や使用しているインターネットサービスプロバイダが原因でWeb版Spotify Web Playerが再生できない場合、まずコンピュータ、モデム、ワイヤレスルーターを再起動し、Webブラウザをリセットする必要があります。その後問題が解決するかもしれません。

他のウェブサイトにはアクセスできるものの、Spotifyにはアクセスできない場合の原因は、ファイアウォールにあります。ファイアウォールを一度閉じ、再度Spotifyへのアクセスを試みてください。またインターネット接続ができない(ブラウジングができない)原因には、PC内のDNSキャッシュ、つまりインターネットブラウザで読み込まれ、一時保存されたデータが多すぎることがあります。

それでPC内のDNSキャッシュを削除することにより、再生できない問題に対処します。「コマンドプロンプト」を立ち上げ、「ipconfig /flushdns」コマンドを入力し、PC上のDNSキャッシュをフラッシュします。これから3つのインターネットブラウザを取り上げ、Spotify Web Playerが再生できない問題を解決するために何ができるかを説明します。

Google Chromeに問題がある場合は、5つのことを行う必要があります。1つ目はキャッシュを削除すること、2つ目は履歴を削除すること、3つ目は拡張機能を無効にすること、4つ目はネットワークの予測を無効にすること、5つ目は使用しているGoogle Chromeが最新のものであることです。

「ネットワークの予測を無効にする」は「設定」「詳細設定を表示」「予測サービスを使用してページをより迅速に読み込む」にチェックを入れて行います。これら5つを試して効果があれば、原因はGoogle Chromeであることになります。

FireFoxに問題がある場合は、3つのことを行う必要があります。1つ目はFireFoxのキャッシュをフラッシュすること、2つ目はFireFoxをリフレッシュすること、3つ目はFireFoxが最新版であることです。以上を試して問題が解決されるなら、問題はFireFoxにあったことがわかります。

Edgeに問題がある場合は、4つのことを行う必要があります。1つ目はPC を再起動すること、2つ目は最新の更新プログラムをインストールすること、3つ目は閲覧の履歴とデータを消去すること、4つ目はMicrosoft Edge を修復またはリセットすることです。

修復、リセットの方法は、Windows10の「Windows」アイコン、「設定」「アプリと機能」「Microsoft Edge」「詳細設定」の順に進みます。これで問題が解決するなら、問題はMocrodoft Edgeにあった事になります。
 

Web版Spotify Web Playerにはまだ知られていない多くのメリットや可能性があります。自分だけのプレイリストの作成と編集を、自分だけの音楽空間で行えるのはWeb版Spotify Web Playerだけなのです。