【Mac】IPアドレスを変更・固定する方法！固定するとどうなるかも解説！

Macユーザーのみなさんは、IPアドレスをご存知でしょうか？あまり馴染みのない用語ですが、普段Macを利用する上でネットブラウジングや周辺機器とのWi-Fi接続にかかせないものです。

MacのIPアドレスを確認する方法をご紹介する前にIPアドレスについて理解しておく必要があります。本記事冒頭の本章ではIPアドレスについて解説します。

IPアドレスとは、パソコンやモデムなどインターネットに接続されているデバイスすべてに振り当てられるWeb上のアドレスです。本来IPアドレスは32桁(ビット)の数字で構成されますが、プライベートアドレスと呼ばれるモデムやパソコン上で、そのままでは長すぎてわかりにくいため、8桁のIPアドレスとして表示されます。

IPアドレスはネット上の住所の様な役割で、メールアドレスとは若干違い、IPアドレスは自動でパソコンやモデムに設定されています。Macに正しいIPアドレスが設定されていないとインターネットに接続することができません。

MacでIPアドレスを確認する方法は下記の手順を実行してください。

1.Macの画面左上の【Apple】アイコンをクリックして【システム環境設定】を選択してください。

2.表示されるメニュー一覧から【ネットワーク】を選択してください。

ネットワーク設定画面左側のリストには現在接続中のネットワークと、過去に接続したことのあるネットワークが表示されます。IPアドレスは現在接続中のネットワークは緑色で表示され、クリックすると【状況】項目の下部にIPアドレスが表示されます。

続いてMacでIPアドレスを変更・固定する方法をご紹介します。

続いてMacでIPアドレスを変更・固定する方法をご紹介します。外出先で公共のWi-Fiなどを利用する際に、IPアドレスを変更しなければWi-Fi接続できない場合があるので、覚えておくと便利です。

MacでIPアドレスを変更する場合は下記の手順を実行してください。

1. Macの画面左上の【Apple】アイコンをクリックして【システム環境設定】を選択してください。
2. 表示されるメニュー一覧から【ネットワーク】を選択します。
3. ネットワーク設定画面の左側からWi-Fiを選択し、画面右下の【詳細】をクリックします。
4. 詳細設定画面で【TCP/IP】を選択し【IPv4の設定】から【手入力】を選択してください。
5. IPアドレスの入力が完了したら、画面右下の【OK】をクリックすればIPアドレスに変更完了です。
    

前の章で紹介したMacのIPアドレスの変更方法を実行すると、Mac上でIPアドレスが固定されます。MacでIPアドレスを手入力で変更することは、MacのIPアドレスを固定することと一緒です。

IPアドレスを固定するとどういったメリットがあるのでしょうか？本記事最後の本章ではMacでIPアドレスを固定するとどうなるのかをご紹介していきます。

IPアドレスを固定するということは、Macパソコンの所有者を特定するということになります。Wi-Fi接続で利用しているコピーマシンやプリンタなど、IPアドレスが変更されてしまうと利用できなくなる場合があります。こういったデバイスを継続的に利用するために、IPアドレスを固定しておくと便利です。

本記事ではMacでIPアドレスを確認する方法や、IPアドレスを変更・固定する方法をご紹介しました。あまり馴染みのないIPアドレスですが、Wi-Fi接続しているMac周辺機器を利用する際に、非常に重要なものです。

Wi-Fi接続しているプリンターなどのデバイスが頻繁に利用できなくなる場合は、本記事を参考にMacのIPアドレスを変更・固定しておくことが有効な対処法となります。