iPhoneでGoogle Chromeを便利に使う設定・使い方を解説!

iPhoneでGoogle Chromeを便利に使う設定方法と使い方を解説します。3D Touch機能でのGoogle Chromeの使い方や、iPhoneのブラウザをGoogle Chromeで表示させる方法など、知っていると便利な方法もご紹介!

iPhoneでGoogle Chromeを便利に使う設定・使い方を解説!のイメージ

目次

  1. 1iPhoneでGoogle Chromeを設定しよう
  2. ウィジェットに追加する
  3. プリロード機能を有効にする
  4. 2iPhoneでGoogle Chromeの便利な使い方
  5. タブをまとめて閉じる
  6. タブをすばやく切り替える
  7. Googleの音声検索
  8. QRコードをスキャンする
  9. リーディングリストに追加する
  10. 3iPhoneの3D Touch機能でGoogle Chromeを利用しよう
  11. 3D Touchの使い方
  12. 4iPhoneのブラウザをGoolege Chromeで表示させる
  13. Workflow
  14. Workflowでの使い方
  15. 5iPhoneでGoogle Chromeを便利に使おう!

iPhoneでGoogle Chromeを設定しよう

iPhoneのウェブブラウザは、Macの「Safari」が標準搭載されています。他のブラウザも使用可能で、Googleの「Google Chrome」を使用しているユーザーも増えています。どちらも、異なるデバイスから同期(異なる端末同士で、ファイルやフォルダを同じ状態に保てる機能)出来るブラウザです。GoogleをPCでも使っている場合は、Google ChromeをiPhoneでも使用すると便利です。まずは、iPhoneでのGoogle Chromeの設定方法を解説します。

ウィジェットに追加する

まずは、Google ChromeをiPhoneのウィジェットに追加します。ウィジェットとは、ホーム画面に設置できる小さな画面のことで、ホーム画面から一目でそのアプリのメイン情報がわかるものです。(下の画像で赤枠部分がウィジェット)まず、iPhoneのホーム画面を右にスワイプします。すると、ウィジェットが表示されるので、下にスクロールしていきます。

ウィジェット

画面の一番下に表示された「編集」ボタンをタップします。(下の画像で黄色枠部分)

ウィジェット編集

「Chromeおすすめのサイト」と「Chromeクイックアクション」の2つの項目の左側にある+ボタンをタップします。(下の画像で赤枠部分)これでiPhoneのウィジェットにChromeが追加されました。

ウィジェットにChromeを追加

プリロード機能を有効にする

次に、iPhoneでGoogle Chromeのプリロード機能を有効にします。プリロード機能とは、iPhoneで現在表示しているページを基に、次に開くページを予測してバックグラウンドで読み込む機能のことです。プリロード機能を設定すると、検索がより速くなります。まず、Google Chromeアプリを開きます。

Chrome設定

「…」ボタンをタップして、表示された項目から「設定」を選びます。次に、「帯域幅」を選択します。

帯域幅

「ウェブページのプリロード」をタップします。(下の画像で赤枠部分)プリロード機能を使用する時を選択します。「常時」、「Wi-Fi接続時のみ」、「許可しない」の中から選択します。プリロード機能を使用すると、データ使用料が増えるので、気になる場合は「Wi-Fi接続時のみ」に設定しましょう。「完了」をタップして設定完了です。(下の画像で青枠部分)
 

プリロード設定画面
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iPhoneでGoogle Chromeの便利な使い方

では、iPhoneでのGoogle Chromeの便利な使い方をいくつかご紹介していきます。

タブをまとめて閉じる

まずは、Google Chromeで開いたウェブページのタブをまとめて閉じる機能です。サイトを検索してページを開くたびにタブが追加されて、どんどん増えていってしまいます。検索が終了したら、すべてのタブをまとめて閉じると便利です。

Chromeタブ

Google Chromeを開き、□枠のボタンをタップします。(上の画像で赤枠部分)□の枠内の数字が現在開いているタブの数です。

タブをすべて閉じる画面

開いているタブが表示されました。左下にある「すべて閉じる」をタップし、「完了」を選べばタブが一度にすべて閉じました。(上の画像で赤枠部分)

タブをすばやく切り替える

iPhoneのGoogle Chromeで別のタブを開きたい場合は、上の画像に表示された一覧画面からタブを選択しますが、Google Chromeでは更に簡単にタブをすばやく切り替える方法があります。それは、アドレスバーあたりを左右にフリックするだけです。左にフリックすると前に開いていたタブに、右にフリックすると後に開いていたページに移ります。(下の画像で矢印部分)

タブ切り替え

Googleの音声検索

iPhoneのGoogle Chromeでは、音声検索も可能です。まず、音声検索を設定します。Google Chromeアプリを開き、「設定」を選択します。(下の画像で赤枠部分)

音声検索

「音声検索」をタップし、使用する言語を選択します。

マイクボタン

音声検索するときは、Google Chrome画面で「OK、Google」と話しかけるか、マイクボタンをタップします。(上の画像で赤枠部分)

QRコードをスキャンする

iPhoneでのGoogle Chromeでは、QRコードをスキャンできます。まずは、URL入力欄をタップし、表示されたキーボードの左上にあるスキャンマーク(下の画像で赤枠部分)をタップします。

QRコードボタン

すると、QRコードの読み取り機能が起動します。(Google Chromeがカメラにアクセスするのを許可してください)読み取ったURLがアドレスバーに入力されますので、ページを開けます。

リーディングリストに追加する

Google Chromeでリーディングリストに追加するのも便利な機能です。Google Chromeでページを開いているときに、右上に表示される「共有」ボタンをタップします。(下の画像で赤〇部分)

共有ボタン

「後で読む」を選択します。(下の画像で青枠部分)

後で読むボタン

これで、選択したページをいつでも再開して読むことが可能です。では、再度読みたいときの手順を解説します。Chromeの「…」ボタンから、「リーディングリスト」をタップします。(下の画像で赤枠部分)

リーディングリスト

先ほど「後で読む」にしたサイトが一覧表示されます。読みたいページをタップします。(下の画像で青枠部分)

リーディングリスト一覧
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iPhoneの3D Touch機能でGoogle Chromeを利用しよう

iPhoneの6、6s、7、7plusには、3D Touch機能があります。Google Chromeも3D Touch機能対応アプリになりました。

3D Touchの使い方

iPhoneでの3D Touchの使い方を解説します。3D Touch機能では、画面を押す強さを感じとります。軽く押し込む動作が「Peek」(ピーク)、更に強く押し込む動作が「Pop」(ポップ)です。

サイトやアプリを開かなくても、「Peek」でのぞき見ができ、「Pop」でページを開けます。また、ホーム画面にある対応アプリでは、「Peek」することでクイックアクションが表示され、アプリを起動して動作を選択するより速く使えます。

3D Touch

Google Chromeアプリのアイコンを3D Touchの「Peek」で押すと、「新しいタブ」、「新しいシークレットタブ」、「音声検索」、「QRコード」、「Chromeを共有」の5つの項目がクイックアクションで表示されます。

タブスイッチャーボタン

Google Chromeのタブスイッチャーボタンの便利な使い方です。タブスイッチャーボタンを長押しすると、「新しいタブ」、「新しいシークレットタブ」、「タブを閉じる」の3つのアクションが表示されます。スライドで動作を選択できます。(下の画像で赤枠部分)

タブスイッチャー

検索ボタン

Google Chromeの検索ボタンの便利な使い方です。検索ボタンを長押しすると、「QRコード」と「音声検索」機能が表示されます。

検索ボタン

アドレスバーの共有ボタン

Google Chromeでアドレスバーの共有ボタン(下の画像で赤枠部分)を長押しすると、URLを「コピー」するか選択できます。(下の画像で赤枠部分)

共有ボタン長押し

矢印ボタン

Google Chromeで、サイトを開いているときに表示される矢印ボタンの使い方です。左の矢印ボタンは、前に開いていたページ、右の矢印は、後に開いたページに移動できます。

矢印ボタン

iPhoneのブラウザをGoolege Chromeで表示させる

続いては、iPhoneのブラウザをGoogle Chromeで表示させる方法をご紹介します。iPhoneの標準ウェブブラウザはSafariですので、選択したリンクはSafariで開かれます。Google Chromeをメインに使いたい場合は、サイトのリンクをGoogle Chromeで開くように設定しておくと便利です。

Workflow

Workflowは、iPhoneの操作を自動化するアプリのことで、iPhoneがさらに便利に使えると高評価です。2017年にその機能を買ったApple社が買収し、さらに使いやすくなりました。

Workflowアプリをインストール

まずは、AppStoreでWorkflowアプリをインストールします。現在は、「ショートカット」という名称になっています。無料でダウンロードできます。

ショートカットアプリ

Workflowの初期設定をする

ショートカット(Workflow)ばアップデートされ、インストールしたアプリを開いたら初期設定なしですぐに始められます。(2019年2月)「さあ、始めよう!」をタップするだけです。

ショートカット始める

Workflowでの使い方

まずは、ショートカット(Worfflow)の「ギャラリー」を開きます。「Chrome」と入力して検索します。すると、「Open in Chrome」(Chromeで開く)が表示されますので、タップして選択します。(下の画像で赤枠部分)

ショートカット作成

すると、ショートカットアプリの「ライブラリ」に「Open in Chrome」のショートカットが追加されました。

ライブラリ

ウィジェットとホーム画面に追加

ウィジェットに追加

使いやすいように「Open in Chrome」をウィジェットに追加しておきます。先ほど解説したように、ホーム画面の左画面下の編集をタップし、追加するウィジェットを表示させます。「ショートカット」を+ボタンを押すと、ウィジェットに「Open in Chrome」が追加されました。

OpeninChrome設定

続けて、「Open in Chrome」をホーム画面に追加設定します。ライブラリの「Open in Chrome」の右上の「…」をタップします。(上の画像で赤枠部分)

ショートカットホーム画面に追加

右上の共有ボタンをタップして表示された画面から、「ホーム画面に追加」を設定します。(上の画像で赤枠部分)これで、ホーム画面に「Open in Chrome」が設置されました。

Google chromeでリンクを表示

まず、ホーム画面のアイコンからGoogle Chromeを開く方法です。開きたいリンクをコピーします。(下の画像で赤枠部分)

リンクのコピー

ホーム画面のOpen in Chromeアイコンをタップします。(下の画像で赤枠部分)すると、自動でコピーしたリンクがGoogle Chromeで開かれます。

ホーム画面アイコン

ウィジェットで開く場合も同様にリンクをコピーし、ウィジェットの「Open in Chrome」をタップすると自動でリンクが開きます。

ウィジェットのショートカット

すでにSafari等でリンクを開いてしまった場合でも、Google Chromeにブラウザを変更して開けます。まず、Safari等で開いているサイトの下にある共有ボタンをタップし、「その他」を選択します。(下の画像で赤枠部分)

その他ボタン

「アクティビティ」から、「ショートカット」をオンにします。完了を押して設定します。(下の画像で赤枠部分)

アクティビティに追加

この設定を行ってからSafari等でGoogle Chromeで開きたいサイトを開いた状態で、共有をタップします。すると、「ショートカット」が表示されますので、そちらを選びます。(下の画像で赤枠部分)

ショートカット

すると、開いていたページがGoogle Chromeで開かれます。

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iPhoneでGoogle Chromeを便利に使おう!

iPhoneでGoogle Chromeを使う場合は、ウィジェットに設定するとすぐに使えます。また、タブをまとめて閉じたり素早く切り替えたり、QRコードにアクセスできたりと便利な機能がたくさんありました。

3D Touch機能付きのiPhoneからも使える機能もあり、Safariで開いたリンクもGoogle Chromeで開く方法もありました。今回の記事を参考に、iPhoneでGoogle Chromeを便利に使ってください。

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この記事のライター
asanri