iPadでアプリがダウンロード・インストールできない原因と対処法を解説！

iPadにアプリをダウンロードできない、インストールが始まらないなどの問題に悩んでいる人は、まずその症状を確認してきましょう。iPadでアプリをダウンロード・インストールする際に表示されるメッセージによって、原因と対処法が異なります。症状を確認し、問題の原因を究明して正しい対処法を実行することが重要です。

また、App Store側の問題でアプリがインストールできない場合もあります。下記のリストを参照にして、自分のインストールしているアプリが当てはまるかどうか確認しておきましょう。

App storeからアプリをダウンロード・インストールする際に、iPadの画面上にアプリアイコンが表示されているのにもかかわらず、インストールが始まらないという症状の方は、iPad内部のストレージ容量不足やインターネット接続環境に問題があると考えられます。

それ以外の場合は、iPadの画面上に何らかのメッセージが表示されているはずです。次の章では、App storeからアプリのインストールができない、iPad上でダウンロードが始まらない場合の対処法を紹介してきます。

本章では、App storeからiPadにアプリをインストール・ダウンロードができない場合の原因を紹介します。App storeからのアプリダウンロードが始まらないなどの問題に悩んでいる人は、本記事で紹介する各原因を確認してください。

アプリのダウンロードが始まらない場合は、iPad内部の一時的なシステム問題が発生している可能性があります。この場合はiPadを再起動することで、App storeからアプリがインストールできない・始まらないなどの問題を解消できます。

iPadの通信接続環境に問題がある場合は、アプリのインストールが始まらないなどの問題が発生します。一度Wi-Fiやキャリア通信接続を確認してみましょう。

iPadのストレージ容量に空きが足りない場合は、iPad上に警告メッセージが表示され、App storeからのアプリをダウンロードしても、インストールが始まらないという状況になります。不要なデータを削除するか、iCloudでクラウドストレージ容量の増量が必要になります。

App storeからアプリがダウンロードできない場合、App storeのログイン情報に問題が発生している場合があります。一度iPadからApp storeにアクセスして、ログアウト＞ログインを試してみましょう。

iPadのOS（オペレーションシステム）が古い場合、App storeからアプリのインストール・ダウンロードができない場合があります。App storeのアプリページに「iOSの互換性」が表示されているので確認してみましょう。

最初にiPadの再起動を実行してください。iPad端末の上部にある「トップボタン」を長押しして電源をOFFにして、再度同じ手順でiPadの電源をONに切り替えてください。

続いて「機内モード」がONになっていないか確認します。機内モードはiPadの「設定」または「コントロールセンター」で確認できます。

iPadの「設定」＞「Apple ID」＞「iTunesと App Store」の順番にタップして、App storeから一度ログアウトしましょう。その後再度ログインしてアプリを再ダウンロードしてみてください。

引き続きアプリのインストールが始まらないなどの問題が発生している場合は、最新のiOSがないか確認し、必要であればアップデートしてください。iPadの「設定」＞「一般」＞「ソフトウェア・アップデート」の順番にタップしてください。アップデートがある場合はiOS情報が表示されるので、画面の指示に従ってアップデートしましょう。

ストレージ容量不足の場合はiCloudストレージ容量を増量する必要があります。下記のリンク記事にて、iPadのストレージ容量不足を解消する方法を紹介しているの参考にしてみてください。

これまで紹介してきた対処法を実行しても問題が解決されない場合は、下記の対処法を実行してみましょう。

iPadには機能制限「スクリーンタイム」という項目があります。「スクリーンタイム」で機能制限がかかっている場合、アプリのインストールができません。下記のリンク記事では、「スクリーンタイム」の解除方法を紹介しているので確認してみましょう。

iPadの日付と時刻が、居住地設定されている場所と違う場合、日本国内のApp storeからアプリをインストールできません。下記のApple公式サイトにて「日付と時刻」の設定方法が紹介されているので参考にしてみてください。

「リカバリーモード」はiPadのiOS起動プログラムを利用してiOSのアップデートや、iPadのシステムを修復するモードです。リカバリーモードには2つの機能が搭載されており、「アップデート」と「修復」どちらかを選択してリカバリーモードを起動します。

「リカバリーモード」はApple公式サポートから認められているトラブルシューティング方法なので、iPadのアプリに問題が発生した場合は、まず「リカバリーモード」から実行してください。

iPadを初期化・リカバリーモードで起動する前に、iPadのデータバックアップを取って置く必要があります。必須ではありませんが、万が一の時のためにバックアップを取っておかなければ、失ったデータファイルは戻ってきません。iPadのバックアップは主に「iTunes」「iCloud」いずれかの方法で作成します。

iTunesでiPadのデータファイルのバックアップを作成する方法は、iPadとiTunesがインストールされているパソコンとはライトニングケーブルで接続するだけです。

iTunes（PC）とiPadをライトニングケーブルで接続したら、iTunesを起動して「概要」タブから「バックアップ」項目から「このコンピューター」を選択して「今すぐバックアップ」をクリックしてください。iPadにバックアップデータを復元する方法は下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

iCloudはクラウドストレージサービスですので、ネット通信が接続できない場所、ネット通信環境が不安定な場合はバックアップができないことがあります。ネット通信環境を確認してからiCloudのバックアップを実行してください。

また、iCloudのストレージ容量が不足している場合は、データのバックアップが実行できません。iCloudにバックアップを取る前に、iCloudの空き容量やネット通信環境を確認してからバックアップを実行してください。
 

ホームボタンがない「iPad Pro 11-inch」「iPad Pro 12.9-inch」でリカバリーモードを起動する場合は、iPad ProをPCと接続しiTunesを起動してください。

iTunesとiPad Proを接続したら「音量アップのボタン」を押してすぐに離します。続いて「音量ダウンのボタン」を押してすぐに離します。最後にiPad上部にある「電源ボタン」を「リカバリーモード」が起動するまで長押ししてください。「リカバリーモード」が起動したら、iTunesに上の画面が表示されるので「アップデート」をクリックしてください。

ホームボタンのあるiPadの場合は、iPadとiTunesをライトニングケーブルで接続し「電源ボタン」と「ホームボタン」を同時に長押ししてください。「リカバリーモード」が起動したら、iTunes上に、下の画面が表示されるので「アップデート」をクリックしてください。リカバリーモード起動後、App Storeから再度インストール・ダウンロードを開始しましょう。

iPad単体で初期化・リセットする場合は、iPadの「設定」＞「リセット」＞「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップしてください。「iPadが工場出荷状態に戻る」という警告メッセージが表示されるので「iPadを消去」をタップしてください。これでiPhoneの初期化が開始します。

iPad内すべてのデータが消去されるので、必ずデータバックアップを取ってから初期化してください。初期化後のセットアップ方法は下記のリンクにて紹介しています。初期化完了後、再度App Storeからアプリのインストール・ダウンロードを試してみて下さい。

本記事では、iPadにアプリをインストールできない場合の原因と対処法を紹介しました。アプリのインストール問題に悩んでいる人は、本記事で紹介した対処法を１つずつ実行してみてください。