WindowsにIE11(Intetnet Explorer11)をインストールできない対処法!

WindowsでIE11を使いたいが、インストールできないというトラブルが起きています。ここでは、IE11をインストールできない原因についてポイント別に説明し、さらにその対処法についてWindows7/10両方について違いも含めご紹介します。

WindowsにIE11(Intetnet Explorer11)をインストールできない対処法!のイメージ

目次

  1. 1Windows7にIE11をインストールできない原因
  2. 必須の更新プログラムがインストールされていない
  3. 他のIEがアンインストールされていない
  4. 2Windows7にIE11をインストールできない時の対処法
  5. Windows7用のシステム更新プログラムをインストール
  6. 自分のWindows7の仕様の確認方法
  7. 32ビット版なのか64ビット版なのか
  8. 他のIEをアンインストール
  9. IE11をインストール
  10. インストールを失敗したときは再起動してみる
  11. 3Windows10にIE11を再インストールできない原因
  12. MicrosoftサイトではIE11がインストールされている状態
  13. 4Windows10にIE11を再インストールできない時の対処法
  14. 使用しているPCから設定してインストール
  15. 5Windows7/10ではIE11をインストールできない時の対処法が違う
  16. Internet Explorerの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!

Windows7にIE11をインストールできない原因

パソコン操作中の女性

最初はWindows7にIE11をインストールする場合について説明します。Windoes7にIE11をインストールしようと思ったら、「インターネットサイトhttp://www.microsoft.com/ja-jp/download/confirmation.aspx?id=40920を開くことができません。」とエラー表示が出てしまい、インストールに失敗してしまった、ということがあります。ここでは、まずエラー表示が出る原因について解説していきます。

必須の更新プログラムがインストールされていない

プログラム画面

大前提として、IE11をインストールする前に、必須の更新プログラムをインストールしておく必要があります。とはいっても、普通ならばIE11をインストールするときに必須の更新プログラム(ソフトウェアとコンポーネント)は自動的にインストールされるので、特別な作業をする必要はありません。

しかし、更新プログラムのインストールに失敗すると、その先のIE11のインストールができない状態になります。こうなってしまった場合、手動で更新プログラムをインストールしなくてはなりません。

他のIEがアンインストールされていない

IE9の表示

IE11をインストールするときに、以前に使用していたIEがインストールされたままであると、IE11のインストールに失敗してしまいます。IE10からIE11にバージョンアップする際は、アンインストール作業をしなくても自然にIE10のアンインストールがされます。

しかし、その前のバージョン(IE9など)からIE11にバージョンアップする場合は、手動でIEをアンインストールしなくてはいけません。

Windows7にIE11をインストールできない時の対処法

パソコンを操作している女性

Windows7にIE11をインストールできない原因は大きく2つに分けられました。この2つの原因の対象法についてこれからご紹介しますが、Windows7の場合、自分が使用しているパソコンの仕様を知らなければインストールできない場合があります。なので、自分のパソコンの仕様の調べ方も合わせてご紹介します。

Windows7用のシステム更新プログラムをインストール

自動で行われるはずのWindows7の更新プログラムがインストールされていない場合、手動で行わなくてはなりません。ですが、面倒な操作はないのでサクサクっとできちゃいます。まず、「設定」から「Windows Update」にアクセスします。トップページに「更新プログラムの確認」が表示されるので、その中からWindows7の更新プログラムを探します。

Windows7の更新プログラムを見つけたら、「インストール」ボタンをクリックします。これで、手動での更新プログラムのインストールは完了です。

ダウンロードセンターの更新用画面

次に、Windows Updateでの更新プログラムのインストールに失敗してしまったときの対処法についてですが、Microsoftでしっかり用意されています。Microsoftのホームページから「Windows7のシステム更新準備ツール」というのがダウンロードできるようになっており、このツールを使うことでインストールに失敗するという問題は解決されます。

しかし、この方法を使用する場合、自分のWindows7が32ビット版なのか64ビット版なのかで、ダウンロードする更新準備ツールが変わってしまうので、確認が必要です。

自分のWindows7の仕様の確認方法

仕様の確認画面

自分が使用しているWindows7の仕様が何であるか分からないと、先述した更新準備ツールが使用できないとお伝えしましたが、その確認方法はとても簡単です。右クリックしたときに表示される欄の1番下にある「プロパティ」で確認できます。表示されたページの「システムの種類」の横に書かれているのが、自分のWindows7の仕様です。

32ビット版なのか64ビット版なのか

パソコン

自分のWindows7が32ビット版なのか、64ビット版なのか分かったところで、いよいよMicrosoftのホームページから更新準備ツールをダウンロードします。

Windows7 32ビット版をダウンロード

32ビット版更新ツールの画面

32ビット版は以下のURLよりダウンロードできます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=3132

ページ真ん中にある「ダウンロード」ボタンをクリックすると、ダウンロード画面が開きます。指示に従って操作し、ダウンロードが完了したら、そのままインストールの作業に入ります。インストールも指示に従って行うだけで完了します。これで、更新準備ツールのインストールが終わり、IE11のインストールに進めます。

Windows7 64ビット版をダウンロード

64ビット版の更新ツール

64ビット版は以下のURLよりダウンロードできます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=20858

ダウンロード、インストールの方法は上記の32ビット版と変わりません。そちらを参照してダウンロードとインストールを行ってください。

他のIEをアンインストール

他のIEをアンインストールするためには、「更新プログラムのアンインストール」というページから対象のIEを見つけてアンインストールの操作をする必要があります。まず、「設定」を開き、Windows Updteにアクセスします。「更新プログラムのインストール履歴を表示」というボタンをクリックします。

IE11をインストール

Microsoftダウンロードセンターのトップ画面

IE11のインストールに失敗した時の対処法をすべて行い、インストールの準備が整ったらいよいよダウンロードです。IE11のダウンロードは以下のページから行えます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/internet-explorer-11-for-windows-7-details.aspx

表示される指示に従って作業することで、ダウンロードとインストールは完了です。

インストールを失敗したときは再起動してみる

システム更新プログラムをインストールした後や他のIEをアンインストールした後で必ず再起動を行ってください。上記の作業を行った際、コンピューターの再起動を行うか確認画面が表示されるのですが、再起動せずにIE11のインストール作業に入ると失敗します。確認画面が表示されたときに、再起動してしまうのがおすすめです。

Windows10にIE11を再インストールできない原因

うつむく男性

Windows10でIE11をインストールするときは、先述したWindows7ほどトラブルはありません。しかし、一方でIE11をうっかりアンインストールしてしまった、アンインストールしたもののIE11をまた使いたくなった、というような状況で再インストールできないというトラブルが起きています。

ここではまず、なぜ再インストールできないかについて説明します。

MicrosoftサイトではIE11がインストールされている状態

困っている男性

IE11のインストールは、Microsoftダウンロードセンターで行えます。そのため、再インストールも同様にダウンロードセンターからインストールすれば解決すると思いがちですが、残念ながら「すでに最新のIEがインストールされている」と表示され、インストールに進むことができません。

Windows7であれば、ダウンロードセンターから再インストールすることもできたのですが、Windows10では違う方法を取らなければいけません。

Windows10にIE11を再インストールできない時の対処法

納得している男の子

Windows10にIE11を再インストールできないときの対処法はWindows7と同様ではないとお伝えしました。ここからはWindows10での再インストール方法についてご紹介します

使用しているPCから設定してインストール

アプリの選択画面

Windows10でIE11を再インストールする場合、「設定」の「アプリと機能」の活用がポイントとなります。まず、「設定」から「アプリ」にアクセスし、「アプリと機能」を開きます

アプリと機能のトップ画面

ページ右側中央に表示される「オプション機能の管理」をクリックします。オプション機能の欄の上の方に「機能の追加」ボタンが表示されるので、クリックすると一覧が表示されます。その中にIE11があるので、インストールし再起動すれば、再インストールは完了です。

Windows7/10ではIE11をインストールできない時の対処法が違う

Windows7からWindows10にバージョンアップした時に、今までと操作性が全く変わりました。そのため、IE11をインストールするときのトラブルや対処法もWindows7であるか、10であるかでそれぞれ異なってしまいました。そのため、インストールするときは必ず自分のパソコンのバージョンを把握して行うことが大きなポイントとなります。

Windows7でも10でもIE11は便利なブラウザです。ぜひ、インストール時のトラブルを解決してIE11を活用できるようになりましょう。

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この記事のライター
柚月