Google先生がすごい!検索ワードによって検索結果の表示が違う?

Web検索をすることが日常的になった今では、Google先生は多くの人に重宝され、身近な存在となっています。検索するだけでも私達の助けになってくれますが、Google先生の更に便利な使い方から、面白い機能までご紹介します。

 Google先生がすごい!検索ワードによって検索結果の表示が違う?のイメージ

目次

  1. 1Google先生とは?
  2. 検索エンジンのGoogleを指す
  3. 2Google先生の使い方
  4. 検索ワードを演算子を使って検索してくれる
  5. サイト内検索をしてくれる
  6. ファイルを検索してくれる
  7. 音声で検索してくれる
  8. 計算してくれる
  9. タイマーで時間を教えてくれる
  10. 言語の翻訳・発音もしてくれる
  11. 海外の時間を教えてくれる
  12. 画像から検索してくれる
  13. 3Google先生はユーザーに合わせて検索結果を表示してくれる
  14. パーソナライズド検索
  15. パーソナライズド検索を反映させない方法
  16. 4Google先生で楽しもう
  17. Google先生を傾ける
  18. Google先生を回転させる
  19. Google先生を重力で崩壊させる
  20. Google先生で飛行体験
  21. Google先生の過去を見る
  22. 5Google先生にわからないことを聞いてみよう!

Google先生とは?

Google先生に教えてもらおう。そんな言葉を聞いた時に、どういう意味かわからなかった人はいませんか?Googleという言葉も、先生も、どちらも馴染みの深い言葉ですが、Google先生とはどういう意味なのでしょうか。

検索エンジンのGoogleを指す

Google先生とは、特定の人物を指しているのではなく、Googleの検索エンジンそのものを指します。聞けば(検索すれば)すぐに答えてくれることから、親しみを込めて先生と呼ばれています。パソコンやスマートフォンだけでなく、OK Googleと話しかける音声検索もできるようになったことから、Google先生の活躍の場は更に増えています。

Google先生の使い方

Google検索画面で調べたい言葉を入力することで、検索結果はすぐに表示されます。しかし、他にもGoogle先生には便利な機能が備わっていますので、使い方をご紹介していきます。

検索ワードを演算子を使って検索してくれる

検索ワードを複数入力すると、検索したいことを調べやすくなりますが、ほとんどの検索ワードに該当する検索結果が表示される場合もあり、調べたい答えを見つけられないこともあります。具体的に単語を設定して、絞り込み検索をすることができます。

絞り込み検索には演算子を使います。演算子とは、計算をするときに必要な記号のことです。使い方は、含めたい検索ワードの前に「+」を、除外したい検索ワードの前には「−」を付けて検索します。検索ワードの前に演算子を付けることで、設定を反映させた検索結果を表示してくれます

電卓

他にも「””」で検索ワードを囲むと、キーワードでの検索ではなく、フレーズで検索することができます。表現や単語の並びを正確に検索したいときに活用できる機能です。

サイト内検索をしてくれる

Webサイトの中にサイト内検索機能が付いていることもありますが、情報量の多いWebサイトだと、自分の知りたい情報が見つかりにくいことがあります。

Google先生はサイト内検索も可能です。使い方は、検索したいWebサイトのURLの前に「site:」を入力し、調べたいキーワードを入力して検索すると、そのWebサイトの中からキーワードを検索した結果を表示してくれます

ファイルを検索してくれる

Google先生でよく活用されるWebサイトの検索だけでなく、PDFやWordやExcel等のファイルを検索することもできます。

Google先生でのファイル検索の使い方は、まず「filetype:拡張子」を入力します。「拡張子」の部分には、「PDF」等、検索したいファイルの拡張子を入力します。次に、調べたいキーワードを入力して検索すると、指定したファイルの検索結果を表示してくれます

企業の資料やテンプレートは、ファイルで公開されている場合があるため、ファイル検索をすることでスムーズに探し出すことができます。

音声で検索してくれる

Google先生は文字入力だけでなく、音声でも検索をしてくれます。スマートフォンやタブレットでも、ノートパソコンやデスクトップパソコンでも、音声検索をすることができます。

WebブラウザをGoogle Chromeにし、システム言語を英語に設定して「OK Google」と話しかければ検索を開始できます。また、検索画面の右端のマイクのアイコンを押す場合は日本語に対応しています。

計算してくれる

電卓機能や、計算機能はスマートフォンやパソコン等にもありますが、Google先生は計算も得意です。「3+9」等のように、全角の記号で計算式を入力して検索すると、計算結果を表示してくれます。「+」で足し算を、「−」で引き算をすることができ、「*」で掛け算を、「/」で割り算をすることができます。また、「()」を使用した計算も可能です。

簡単な計算であれば、音声検索でも可能です。「さん、かける、きゅう」等、数式も言うことで、Google先生は計算結果を教えてくれます。

タイマーで時間を教えてくれる

Google先生は時間の管理も簡単に行うことができます。検索画面で「timer」と入力し検索すると、Google上でタイマーを使うことができます。複数のタブを開いているときもタイマーのカウントは進むので、他のタブを見ながら時間を測ることもできます。

Googleタイマーのタブでの表示画面

言語の翻訳・発音もしてくれる

Google翻訳という機能もありますが、Google翻訳のページを開かなくても、検索画面で「翻訳」と入力して検索すると、検索結果画面でGoogle翻訳の機能を使うことができます

長文を翻訳することは難しいですが、辞書として手軽に使うことができます。単語の発音機能も使用できるので、発音の勉強にも適しています。

海外の時間を教えてくれる

Google先生は世界時計としての使い方もできます。国や都市の地名に「+時間」を付けて検索すると、検索結果に海外の現在時刻を表示することができます。海外の相手に連絡するとき等、自分のいる場所との時差も簡単に確認することができます。

画像から検索してくれる

Google検索画面を開くと最初に表示されるのがWeb検索ですが、画像検索も使い方が簡単で便利な機能です。

Google検索画面

Google画像検索の使い方は、まず、通常のGoogle検索画面を開き、右上の「画像」を押して画像検索画面を開きます。

画像検索画面

次に、画像検索画面に写真をドラッグ&ドロップすると、Google先生はWeb上から似た写真を探し出して、推測される検索結果を表示してくれます。撮影場所や、場所の名前がわからなくなったとき、思い出せないとき等に便利です。画像検索からWeb検索に戻るには、右上に表示されている四角のアイコンを押すことでWeb検索画面に戻ることができます。

画像検索画面

Google先生はユーザーに合わせて検索結果を表示してくれる

Google先生が行う検索は、入力されたキーワードに最適と考えられるものから順番に検索結果が表示される仕組みになっていますが、他の人が同じキーワードで検索しても、全く同じ検索結果が表示されるとは限りません。Google先生はユーザーひとりひとりに合わせて、検索結果を表示してくれています

パソコンで入力する人物

パーソナライズド検索

Google先生はWebサイトに対して、そのサイトの情報量や検索キーワードとの一致性等、多くの評価基準を設定しています。その情報と、検索するユーザーが入力したキーワードとを組み合わせて検索結果を表示していますが、検索する側の意図に沿うために、パーソナライズ検索も行っています。

パーソナライズ検索とは、ユーザーによって検索結果を変更する検索のことを指します。

取得される情報

パーソナライズ検索で取得される情報は、検索するユーザーの居住地域や、検索をした履歴や、Google+(ソーシャル)の繋がり等です。過去の検索キーワードや、他のユーザーが過去に行った検索キーワードの情報もパーソナライズ検索で取得されています

パーソナライズド検索を反映させない方法

Webサイトやブログを作成する人等、頻繁に検索するWebサイトの評判を客観的に知りたい人にとっては、パーソナライズド検索を反映して欲しく無い場合もあります。

パーソナライズド検索を反映させない方法

パーソナライズド検索を反映させないようにするには、検索結果のページの右上にある「設定」を押して、表示されたメニューから、「プライベート検索結果を表示しない」を押すと、画面が切り替わります。また、シークレットモードで検索すると、パーソナライズ検索を反映することはありません。

Google先生で楽しもう

Google先生は優秀な検索機能を持っていますが、その機能を活かした、変わった機能を持っていて、Googleの遊び心が伝わります。中にはGoogle公式ではないものもあり、Google先生が多くの人に親しまれていることが分かります。IEは動かないことがありますので、Chromeで楽しむことがおすすめです。

Google先生を傾ける

「斜め」か、「tilt」か「askey」のいずれかを入力して検索すると、Google先生が首を傾げたかのように傾きます。

Google先生を回転させる

「一回転」か、「do barrel roll」か、「Z or R Twice」のいずれかを入力して検索すると、Google先生が一回転します。

Google先生を重力で崩壊させる

「Google Gravity」(小文字でも可能)で検索し、一番上に表示されたリンクを開くと、Google先生が重力で崩壊します。

Google先生で飛行体験

Google Earthをインストールしていれば、飛行体験をすることができます。Google Earthを起動し、「ツール」、「フライトシミュレータを開始」を押すと、飛行訓練をすることができます。

ショートカットキーでも起動することができ、Windowsの場合は「Ctrl+Alt+A」を、Macの場合は「command+option+A」を押すことで飛行体験を楽しめます。

Google先生の過去を見る

記念日やスポーツの世界大会等、検索ワードを入力する画面が通常と異なった装飾をされていることがあります。「Doodle」で検索すると、Google検索画面の過去に使用されたロゴを見ることができます

Google先生にわからないことを聞いてみよう!

Google先生の便利な使い方から面白い機能までご紹介しました。よりスムーズに調べることができる機能を使って、わからないことをGoogle先生に聞いてみましょう。

関連するまとめ

Original
この記事のライター
pen
分かりやすい情報をお届けできる記事の執筆に努めます。よろしくお願い致します。