Twitterでできるだけツイートを拡散しないための防御策として鍵垢にする方法があります。この記事では、Twitterの鍵垢とはどういった特徴があり、どのように設定すれば良いのか、鍵垢にした後のトラブルへの対処法などについて解説します。
Twitterではちょっとしたことが思わぬ方向へ拡散されてしまい、アカウントが炎上してしまうことが度々起こります。自分ではちょっとした冗談のつもりでツイートしたことでも、自分とは違う考えの人の反感を買ってしまうと、思わぬ炎上を招いてしまうのです。
こうした炎上を未然に防ぐ方法として推奨されているやり方に、Twitterアカウントを鍵垢にする方法があります。この記事では、Twitterの鍵垢とはどういったもので、どのように設定すれば良いのか解説します。
Twitterの鍵垢とは、非公開アカウントのことです。Twitterにはすべての人にツイートが公開される全体公開と、限られた人にだ公開される非公開アカウントがあります。Facebookなどの他のSNSでは、非公開アカウントというと自分だけしか見られない設定になります。
しかし、Twitterには自分だけが見られるアカウントの設定方法はありません。Twitterの非公開アカウントである鍵垢には次のような特徴があります。
Twitterの鍵垢である非公開アカウントの最大の特徴は、自分のアカウントをフォローしてくれているフォロワーしかツイートを見られなくなることです。限られた人しか見ることができなくなるので、拡散して炎上する危険性がかなり低くなります。
また、鍵垢にされたアカウントをフォローするためには、アカウントの所有者の承認が必要になります。フォローリクエストを出して、承認されないとフォローしてツイートを見ることができません。
アカウントの所有者は、自分が認めた人にだけツイートを公開することができるので、炎上リスクを低減できます。ただし、鍵垢にする前のフォロワーをブロック以外で外すことはできません。
鍵垢にすると炎上リスクを大幅に下げられる理由は、鍵垢のツイートはリツイートできない点にあります。他のSNSに比べてTwitterが炎上しやすいのは、ワンクリックで他の人のツイートを自分のアカウントで紹介できるリツイート機能にあります。
鍵垢にするとリツイートされなくなるので、ツイートが爆発的に拡散して炎上する危険性を大幅に低減できます。ただし、画面をスクショされて拡散されてしまう可能性は鍵垢でもあるので、鍵垢にしてもTwitterの使い方そのものには気をつけましょう。
Twitterアカウントを鍵垢にすると、ツイートの内容は検索結果に表示されなくなります。ツイートの内容が検索結果から見られなくなるので、炎上のネタなどを探している人の目にも留まらずに済みます。
ただし、鍵垢にしていてもユーザー名は検索結果に表示されます。完全にTwitterの検索結果に表示されなくなるためには、Twitterを退会するしかありません。
上記のように鍵垢にすると炎上のリスクを低減できますが、デメリットと言える点もあります。それはアカウントをフォローしてくれている人に対してしかリプライができなくなる点です。
Twitterのメリットとして、気になる人や有名人に対して気軽にリプライで話しかけられる点があります。しかし、鍵垢に設定してしまうと、自分のアカウントをフローしていない人に対しては、リプライができなくなります。
リプライを送りたい場合には、フォローリクエストを送ってフォローしてもらう必要があります。
ただし、DMは誰からでも受け取れるように設定すれば受け取れるようになります。鍵垢にしてしまったからといって、DMでもフォロワー以外の人とやりとりできなくなるわけではありません。DMを誰からでも受け取れるようにする設定方法は後述します。
自分のTwitterアカウントを鍵垢に設定するやり方を解説します。
スマホのTwitterアプリでの鍵垢の設定方法は次の通りです。
スマホのTwitterアプリを開いたら、左上の「≡」をタップします。
「設定とプライバシー」をタップします。
「プライバシーとセキュリティ」へ入ります。
「ツイートを非公開にする」をオンにします。するとTwitterアカウントが鍵垢になります。
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