iPhoneのネット閲覧に欠かせないWebブラウザーのSafariですが、サイト内で一致する文字を検索する「ページ内検索」の方法を知らないために不便に感じている人も少なくないようです。今回は、Safariでのページ内検索のやり方を詳しくご紹介します。
文字が多いWebサイトで目的の情報を探したいときには、今見ているサイトのページ内で特定の文字を検索する「ページ内検索」が有効です。パソコンの場合は、Windowsなら"Ctrl + F"、Macなら"Command + F"で検索できますが、iPhoneのSafariでの検索方法は意外と知られていないようです。
Safariで表示しているWebサイト内で任意のキーワードを検索すると、ページ内の対象キーワードがハイライト表示されます。Safariを使って目的の情報を検索するのにとても簡単で便利なので、ぜひ覚えておいてください。
SafariでWebページ内の特定の文字を検索するには2通りの方法があります。「アドレスバーから検索」する方法と、「シェアシートから検索」する方法です。
まず、iPhoneの"Safariのアプリ"を起動し、該当のWebサイトを開きます。
Safariで開いたページ内で任意の文字を検索する方法は2通りあり、それぞれ以下のようになります。今回は「インスタグラム」という文字を検索対象として、その方法をご紹介します。
(1)まず、Safariで開いた検索したいページの"アドレスバー"をタップします。
(2)次に、"アドレスバー"に検索したい文字(今回はインスタグラム)を入力します。
(3)そして、検索結果の下のほうにある「このページ」の中に、「"インスタグラム"を検索」が出ているので、この部分をタップします。このとき、キーボードの「開く」や「Go」を押すと、検索エンジンで検索されてしまうので注意してください。
(1)まず、Safariで開いたサイトの下に表示される"シェアボタン"をタップします。
(2)出てきたシェアシートの下段を左にスワイプして、右側にある"ページを検索のアイコン"をタップします。
(3)ページ内検索画面が表示されるので、検索したい文字(今回はインスタグラム)を入力します。
検索結果は、Safariで開いたページ内の一致した箇所が上から順に黄色でハイライト表示されます。そして、左下にある"∧"と"∨"のボタンを使って、前候補と次候補へ移動することができます。
右下の"完了"をタップしてページ内検索画面を閉じ、Safariでのページ内検索を終了します。
Safariのページ内検索の結果はあるのに、画面上には見当たらないという場合があります。これは、サイトがハンバーガーメニューを使っている場合に起こりえます。つまり、検索対象のキーワードがハンバーガーメニューの中に含まれているからです。
例えば、先ほどのWebページで「音楽」という文字を検索してみます。検索結果は1件一致してるのでハイライト表示されるはずですが、該当の文字がある場所へ遷移してくれません。実際にサイト内を目視しても対象の文字は見当たりませんでした。
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