漫画村に変わるマンガ読み放題サイトとして新・漫画村というクローズドなサイトがオープンしたという噂がありますが、その真偽とはどうなのでしょうか。新・漫画村は有料だとのことですが本当に安全に漫画を読むことができるのかこの記事では検証してみます。
新・漫画村というサイトが巷で話題になっています。無料で漫画が読み放題できるサイトということで、URLなどを探している人も多いのですが、いったい新・漫画村とはどんなサイトでどこにあるのでしょうか。
漫画が無料で読み放題できるサイトは漫画村が有名でした。しかし、著作権のある漫画を勝手にアップロードして広告収入を不当に得ているサイトとして、違法性が高いということで2018年4月に接続できなくなってしまいました。
その後、漫画村の代わりに出現したといわれているのが新・漫画村なのです。漫画村のように好きな漫画を読み放題できるサイトとのことなのですが、正直なところその実態は不明です。
漫画村と新・漫画村の大きな違いというのは、有料でクローズなサイトだとのことです。漫画村はクローズドではなくオープンなサイトで漫画を読もうと思ったら無料で好きな漫画を読み放題できました。しかし、新・漫画村とは基本的に限定された人数しか利用ができないクローズドなサイトだとのことです。
しかもクローズなサイトだということだけではなく、有料なサイトだとのこと。有料ということは利用料金がかかるということです。しかし、有料の料金設定もどのくらいかかるのかは不明です。
新・漫画村は優良なクローズドなサイトとのことですが、利用できるのは限定100名だけとのこと。Twitterで新・漫画村の公式アカウントを名乗るツイートをリツイートした人だけが利用できるとのことですが、クローズドでたった100人しか利用できないとのことです。たった100人で有料のサイトの運営ってできるのかどうか気になるところです。
漫画村の代わりに漫画が読み放題できるクローズドな新・漫画村とは、いったいどこにあるのか気になるところです。GoogleやYahoo!で検索をしてみても、新・漫画村のサイトはいくら探しても出てきません。新・漫画村とはどこにあるのでしょうか。
クローズドな新・漫画村が存在するらしいというのは、Twitterに新・漫画村の公式アカウントを名乗るアカウントが登場したことが発端で広まりました。下の画像のツイートが2018年5月ごろにTwitterに登場しました。
最初はサンプルとして100名限定で、マンガ読み放題の新・漫画村を利用してもらって、その後は月に何度か50名ずつ招待するとのこと。そのツイートをリツイートすると招待コード配布の抽選に参加できるとも書いてあるのですが、そのアカウントが本物なのかどうかはわかっていません。
Twitterから新・漫画村の公式アカウントとされる、りらっくま@新・漫画村公式(@manga_rarikkuma)を探してみたのですが、現在はこちらのTwitterアカウントはツイートが見られない状態になっています。
果たして現在もTwitterにアカウントが存在していて、非公開になっているのか、Twitterからブロックされてしまっているのか、アカウントそのものが既に削除されてないのか、まったくわからない状態ですが、2019年4月現在は、新・漫画村の公式アカウントとされるアカウントにはアクセスできない状態です。
さて、ここで気になるのがクローズドな新・漫画村にアクセスできたとして、果たして安全なサイトなのかどうか、ということです。漫画村が閉鎖された理由は、違法にアップロードされた漫画の書籍を誰もが無料で読めるようにした、ということで、違法性が問われたからでした。
現在の日本の法律では、違法にアップロードされた作品だと知りながらダウンロードした場合には、ダウンロードした人も刑事罰の対象になります。漫画村の作品も違法アップロードされたものなので、違法性を承知で利用していたら、読者も刑事罰の対象になる可能性がありました。
新・漫画村は漫画村の後継サイト名乗っているようなので、掲載されている作品は違法性が高いと考えていいでしょう。また、次に理由からも安全なサイトとは言えない可能性が高いと思われます。
漫画村も同じでしたが、新・漫画村はどのような人や団体が運用しているのか不明です。国内であれ国外であれ、ちゃんとした企業や団体が運用しているサイトであれば、住所や連絡先を明記しているはずですが、新・漫画村のアカウントにはTwitter以外の連絡手段がなかったようです。
また、漫画村は広告収入を得て運用していたようですが、実は仮想通貨マイニングのコードがサイトに埋め込まれていたことも確認されています。仮想通貨のマイニングとは、仮想通貨を手に入れる方法なのですが膨大な計算の手間がかかります。
漫画村にアクセスしたPCやスマホに、利用者が知らないうちにその膨大な計算の一部を担わせていたことがわかっています。新・漫画村も同様の仕掛けをしていないとは限りません。運用元が信頼できないサイトにはアクセスしないことが、自分を守ることになります。
新・漫画村の公式TwitterとしてあったTwitterも、実は本物かどうかがわかっていません。その後、新・漫画村へのアクセスに成功した、という声もネット上には上がっていないのが現状です。
もしかしたら、漫画村の後継サイトを有料でクローズドで開設する、という宣伝をしてクレジットカード情報だけを入手したかもしれません。新・漫画村というのは正体不明なサイトである、というのが本当のところです。
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