Macのデスクトップの壁紙はおしゃれではありますが、毎日砂漠の絵を見つめていると飽きてしまいます。そこで、Macの壁紙をおしゃれかつカッコいい壁紙に変更する方法を、簡単な変更方法から、ややこしいダイナミックデスクトップの設定方法まで、まとめてお教えします。
最近のMacは高解像度化が進んで、デスクトップの壁紙もとてもキレイに見ることができます。しかし、それは同時に壁紙用の元データも高画質のキレイなものでなければならないということを意味します。
そんなMacの壁紙に必要なのは、画像サイズがMacの画面サイズにピッタリ合っているのか、ということと、画像のフォーマットが壁紙に使えるものか、という2点です。
Macの壁紙に使える画像フォーマットは、PNG、JPEG、TIFF、PICTの4種類です。Windowsから持ってきたBMPフォーマットや、Photoshopで編集したPSDフォーマットは使用できませんので、別途アプリケーションを利用して、PNGやJPEGフォーマットに書き出して利用してください。
あなたのMacの画面サイズにぴったりの画像でないと、壁紙は縮小や拡大されるためキレイに表示されません。せっかく高画質のRetinaディスプレイを持っていても、壁紙のデータが小さければ拡大された汚い壁紙になってしまいます。そのため、あなたのMacの画面の解像度をしっかりと知っておく必要があります。
あなたのMacの画面サイズは、メニューバーの左端のアップルメニューから「このMacについて」を選択し、「ディスプレイ」タブを選べば表示されます。
Macの壁紙の変更方法には、以下で説明する3種類があります。
あらかじめMacに用意されている壁紙を使う場合は「システム環境設定からデスクトップの壁紙を変更」を、自分で撮った写真をMacの壁紙にする場合は「写真Appからデスクトップの壁紙を変更」を、友人からもらったりネットから収集したりした画像をMacの壁紙にする場合は「Finderからデスクトップの壁紙を変更」を参考にしてください。
システム環境設定からMacの壁紙を変更するには、まずメニューバーの「アップルメニュー」かDockから「システム環境設定」を選択します。その上で「デスクトップとスクリーンセーバ」を選びます。
「デスクトップとスクリーンセーバ」の画面が開いたら「デスクトップ」タブを選択し、壁紙にしたい画像を選びます。
下にある「ピクチャを変更」にチェックマークを入れると、各フォルダー内の壁紙を指定した時間で変更できます。また自分で集めた背景画像のフォルダを指定することも可能です。たとえば猫ばかりの背景画像を集めたフォルダを左下の「+」ボタンで追加して、「ピクチャを変更」を選ぶと、分替わりの猫の背景画像を楽しめます。
Macの写真.appから、あなたの撮った写真を壁紙に選ぶことも可能です。写真.appを立ち上げ、目的の写真を右クリックして「共有」→「デスクトップピクチャを設定」を選択するだけ、選んだ写真を壁紙に設定できます。
壁紙にしたい背景画像を、Finderから選択することもできます。その場合は、目的の背景画像を右クリックし、「サービス」→「デスクトップピクチャを設定」と選択します。
macOS Mojaveからは、時刻に合わせて壁紙の画像が変化するダイナミックデスクトップが利用可能になりました。前章の「システム環境設定からデスクトップの壁紙を変更」の項で触れた「デスクトップ」タブの「デスクトップピクチャ」のフォルダで「ダイナミックデスクトップ」の壁紙が2種類、「モハベ」と「ソーラーグラディエント」を選べます。
時間とともに変化するダイナミックデスクトップは、同じ場所の写真を時間に合わせて入れ替えることで、窓の外の動く景色を思わせる画像の変化を楽しめます。しかも位置情報を使って、季節に合わせた陽の当たり具合の画像を表示するという芸の細かさです。
しかしこの動く景色は、上でも記したようにMacの壁紙フォルダには2枚しか収められていません。そこで、このダイナミックデスクトップ用の動く背景画像を自作してみます。
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