Linux cutコマンドの使い方を紹介します。さらに、さまざまなLinux cut関連コマンドである、「strings」や「shell」、「bash」や「grep」についても詳しく紹介します。また、出力指定オプションについても紹介します。
まずはじめにLinuxについて紹介します。Linuxとは、サーバー用として使用するos(コンピューターのハードウェアを管理しているソフトウェア)のことで、cutコマンドとは、テキストファイル書かれている内容を、指定した文字列のみを抜き出す取得する際に使用するのがcutコマンドです。
下記では、Linux cutコマンドについて詳しく紹介します。Linux cutコマンドを利用することで、作業の効率化を図りましょう。
文字列を抜き出すcutコマンドとは、文字列から指定した文字列のみを抜き出すことができるコマンドのことを言います。cutコマンドは、色々な場面で使用することができ、例としては「a.bcde.fgh」の「bcde」だけを抜き出す場合、cutコマンドを使用すると簡単に抜き出す文字列だけを抜き出すことができます。
unixとはとても古いosの1つで、unixは色々なosの見本となったosとも言えます。unixは、古いだけあって安全性もあり、カーナビや携帯にも使われています。Linuxとunixは共に、安全面や企業で使われているなどの共通した面が多く、Linuxはそもそもunixを参考にして作られたosなので、Linuxとunixはほとんど一緒です。
unixに慣れている方などは、安心してLinuxを使うことができます。さらに、unixとLinuxは似ているので、作業もunixを使用していた時と変わらず使用することができます。
下記では、Linux cutコマンドのオプションの種類について紹介します。出力指定オプションやリストの指定方法などを詳しく紹介します。その他にも、いろいろなcutコマンドのオプションを紹介するので、使ってみましょう。
ここでは、出力指定オプションについて紹介します。出力指定オプションとは、名前の通り指定して出力することができるオプションです。出力指定オプションには3種類あり、「b出力リスト(bytes)」「c出力リスト(characters)」「f出力リスト(fields)」となっています。
出力指定オプションの書式として、「$ cut オプション (ファイル名)」のように使用しましょう。「b出力リスト」の意味としては、切り出す位置のリストをバイト数で指定することができます。「c出力リスト」の意味としては、切り出す位置のリストを文字数で指定することができます。
「f出力リスト」の意味としては、切り出す位置のリストをタブ区切りのフィールドで指定することができます。
リストの指定方法の書式としては「$ cut -N(ファイル名)」から使用することができます。リストの指定方法には4種類あり、「N」「N-M」「N-」「-M」となっています。「N」は、N番目のバイト・文字またはフィールドという意味を表しています。
「N-M」は、N番目からM番目までを表しています。「N-」は、N番目から行末までを表しています。「-M」は、頭からM番目までを表しています。
ここでは、その他のオプションについて2つ紹介します。「-d文字(delimiter)」では、フィールドの区切り文字としてタブの代わりに使用する文字を1文字指定することができます。「-s」では、出力指定した箇所以外を出力することができます。
ここでは、Linux cutオプションの使用例を紹介します。「指定した行の切り出しについて」「指定した位置を切り出す」「指定した位置から行末までを切り出す」使用例を紹介します。それぞれのオプションの使い方や、使用するとどうなるのかなどを細かく紹介します。
ここでは、cutコマンドの使用例について紹介します。上記でも紹介した通り、cutコマンドを使用すると指定した位置からまたは行から切り出すことができたりと、とても便利なコマンドです。下記では、色々なコマンドを詳しく紹介します。
ここでは、指定した行の切り出しについて紹介します。まずはじめに使用するファイルを「fileA」とした場合の使用について紹介します。切り出しする際は、切り出しする行を確認しておきましょう。
$cut fileA
1a 2b 3c 4d 5e
6f 7g 8h 9i 10j
行頭から4行目までを切り出す場合
$cut -f -4 fileA
1a 2b 3c 4d
6f 7g 8h 9i
となります。
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