イラストが得意な人はLINEスタンプを作り収入を得ることを考えたことがあるのではないでしょうか。LINEスタンプは副業の収入になるのでしょうか。また、売上や報酬、利益はどのくらいになるのでしょうか。LINEスタンプで稼ぐことができるのかをまとめました。
2014年にLINE株式会社が導入したLine Creators Market制度で、一般人でも気軽にLINEスタンプを販売することが可能になりました。そのことにより多種多様なLINEスタンプが作成され、プロ以外の人でも副業などとしても収入を得ることができるようになりました。
クリエイターになり作成し売り上げたLINEスタンプは、どのようにして利益になり報酬として稼ぐことができるのでしょうか。
2014年にLine Creators Market制度ができ、一般人でもクリエイター登録しLINEスタンプを販売することができるようになりましたが、実際に販売した時の売上や報酬、利益はどのように計算されるのでしょうか。収入に大きく影響するスタンプの販売価格や売上、利益、報酬の仕組みをみていきましょう。
LINEスタンプを販売するには、まずクリエイター登録が必要です。登録をしたら規定に沿ってスタンプを作成し、LINEの審査を受けクリアしたら販売することができます。LINEスタンプの審査が通ったら、重要なのが報酬となるLINEスタンプの設定です。
LINEスタンプは、静止画とアニメーションで1セットの個数は異なりますが8個~40個で、価格設定は120円、240円、360円、480円、600円の5段階ありクリエイターが報酬を獲るために自由に価格設定ができます。だいたいの人が120円に設定しているようです。
スタンプを作成し審査が通り価格を決めたらLINEスタンプが販売開始されます。作成したLINEスタンプが売られる場所ですが、LINE STOREとアプリ内スタンプショップの2箇所あります。この売られる場所が売上や報酬、利益に大きく影響してきます。
LINE STOREでは設定した価格で販売されますが、アプリ内スタンプショップではLINEコインをチャージしてスタンプを購入することになります。実はどちらで購入されたかにより報酬に違いがでてきます。
作成したLINEスタンプを販売できる場所はLINE STOREとアプリ内スタンプショップの2ヶ所となります。どちらで売れたかにより売上、報酬、利益が変わってきます。どちらも売れた場合は35%の報酬、利益になりますが、仮に120円の価格設定で販売した場合どれくらい変わるのか説明します。
LINE STOREで購入された場合は、120円で価格設定をすると120円で販売されます。売上に対する報酬は120円の35%の42円となります。LINE STOREでスタンプを販売すると利益は42円ということになります。
一方、アプリ内スタンプショップでは120円は50LINEコインで販売され、LINE内の通貨で購入されることになります。このLINEコインは1LINEコイン=1円ではなくその時のレートで試算され、時々により50LINEコインの価値は異なります。
現在のは1.76円なので120円で販売すると88円で販売したことになりアプリ内スタンプショップで購入された場合の報酬は88円の35%で利益は31円となってしまいます。LINE STOREで購入された方が、利益が大きいので稼ぐことができます。
クリエイター登録すればLINEスタンプを販売できる制度Line Creators Marketを2014年に導入したLINE株式会社ですが、始まった当初は現在と報酬が違い売上によってクリエイターが獲る利益は違いました。
また、誰もがクリエイターになれLINEスタンプを販売できるということが空前のブームになり、その中でもスタンプの売上トップクリエイターが誕生します。
LINE株式会社は、企業のみ販売や配布を展開していたINEスタンプをクリエイター登録すれば誰でも作成と販売ができるプラットフォームLINE Creators Marketを2014年に開設します。このことによりトップクリエイターを生みLINEスタンプは空前のブームとなります。
一般人でもクリエイター登録すれば販売することができるLINEスタンプの2014年Line Creators Market開設当初の気になる売上ですが、開設半年のLINEスタンプ販売数で、人気上位の平均売上は3860万円にものぼりました。
現在では35%の報酬ですが、当時は50%の報酬だったので単純に計算しても1840万円の報酬となりLINEスタンプは副業として稼ぐことができるのではないかとブームになります。
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