自宅のPCなどでDVDを再生する際、まれにISOファイル形式のデータを読み取る必要がある場合が出てきます。今回は、このISOファイルについて焦点を当てて特集していきます。ISOファイルの再生方法が分からない方に向けてその方法と便利なフリーソフトも紹介します。
皆さんがパソコンを使ってDVDなどを閲覧するときは、MacでもWindowsでもファイルをパソコンに読み取らせる必要があります。その時に多用されるファイルの1つがISOです。ISOは何かというと、ファイル形式の一種です。データを記録する際の拡張子という場合もあります。ISOは、映画のDVDなどの映像ファイルに使われることが多いです。
つまり、DVDをパソコンで再生する際にはこのISOファイルを読み取ってくれる仕組みが備わっていないと、映像を再生することができません。ISOファイル形式に対応したDVDソフトを利用して閲覧する必要があります。
DVDなどの映画にこのファイルが使用されていますが、ディスクイメージファイルと同等なものです。つまりデータのみでDVDのディスクを再生しているのと同じ働きをすることになります。物理的にDVDのディスクがなかったとしても、実際にDVDを読み込ませているのと同じイメージで使用してください。Windowsで使用する際に注意点があります。
ISOファイルはDVDを挿入したのと同じだと先ほど記載しました。Windowsにデータがあるだけでは再生はされません。このISOファイルを「DVDを挿入した」ことと同じようにして再生するためには、「マウント」させる必要があります。該当のISOファイルを右クリックし、「マウント」があればそれをクリックして、ISOをマウント状態にしてください。
WindowsでISOファイルを再生するためにISOファイル上で右クリックして「マウント」状態にするといいましたが、Windowsの古いバージョンではマウントのメニューが存在しない場合がありますので、すべてのWindowsで同じ方法ではISOがマウントできません。再生する際に、この点には注意してください。
もし、再生する際にISOのマウントが右クリックメニューにないときは、「プロパティ」からISOファイルの割り当てをすることができる場合があります。ですので、エクスプローラー上のISOファイルで一度確認してみてください。
ここからは、WindowsとMacのPC両方に対応し、ISO再生ができるフリープレイヤーを紹介していきます。無料でインストール、再生することができますのでISO対応のプレイヤーが無い場合は、是非試してみてください。プレイヤーは複数あります。最初に紹介するのは「5KPlayer」というプレイヤーソフトです。
フリープレイヤーですが、インストールには対応しているOSが入ったWindowsまたはMacを使用する必要があります。どのようなOSに対応しているのかを紹介します対応しているのは最新OSのWindows 10はもちろんのこと、8.1/8/7/2000/XP/Vista まで対応しています。基本的には不都合の無い範囲のWindowsでISOが再生できます。
Macでは、OS X 10.11 El Capitan/10.10 Yosemite/10.9 Maverickまで対応しています。この中のOSを搭載していれば、問題なくISOが再生されます。プレイヤーのインストール前にご自身でお持ちのPCのOSバージョンを確認してからISOの映像を楽しんでください。
ISOファイルの再生ができるプレイヤーソフトではありますが、ISOとは別の形式のファイルも再生することができます。DVDにはISOだけでなく他の形式でデータが書き込まれている場合もありますので、このソフトで、フォーマットごとに合わせた対応ができるのは便利です。ISO以外に対応しているファイル形式についてご紹介します。
AVIやMPEG、そしてWMVからFLVなど、メジャーなファイルに対応しています。その他にもMKV/OGM/VOB/MOV/3GP/ASF/OGG/など、あらゆるファイル形式を再生することができますので、安心して使っていくことができます。それでは、これとは別のISO再生ソフトも紹介していきます。
2つ目にご紹介するISO再生ソフトは、「VLC Media Player」です。もちろん無料でお使いの端末にインストールすることができます。少し他の再生ソフトと比べて動作が重いという声もありますが、非常に多くのファイル形式に対応していますので、ISOだけでなく様々なDVDを再生して楽しむことができます。
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