iPhoneでSuica使ってますか?iPhone7の発売から提供開始されたApple PayでのモバイルSuica。今回の記事では新規登録の方法と登録後の便利な使用方法を解説しますので、ぜひ参考にして登録してみて下さい。
モバイルSuicaは元々2006年にガラケーやAndroidスマホで提供されていたJR東日本のモバイルICカードのサービスで、2008年に発売されたiPhoneのユーザーから長年にわたってサービス提供の要望がありましたが、JR東日本による長年のAppleとの交渉で遂に2016年9月16日に発売されたiPhone7から待望のサービス提供開始になりました。
Suicaは、鉄道、バス、買い物などで利用できるJR東日本のICカードで、あらかじめ入金(チャージ)することで、乗り降りしたり途中で下車したりしても改札機で自動精算できて窓口で精算をする必要がありません。
Suicaで、北海道から九州までKitaca、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、PiTaPa、SUGOCA、nimoca、はやかけん、icsca、odecaの各エリアにおける鉄道・バス等の利用が可能になります。
通常AndroidスマホやガラケーでモバイルSuicaを利用する場合、JR東日本発行のビューカードで登録しない場合には年会費が1,030円発生します。
しかしPhoneでモバイルSuicaを利用する場合はこの年会費が無料になります。これはAppleとJR東日本のモバイルSuicaの利用促進の施策ですが、2020年2月26日(予定)以降の会員登録及び継続は、会員種別およびご登録のクレジットカードによらず無料となる予定です。
モバイルSuicaに対応するiPhoneの機種は、iPhone7・iPhone7PLUS・iPhone8・iPhone8PLUS・iPhoneX・iPhoneXR・iPhoneXS・iPhoneXS MAX、Apple WatchではApple Watchシリーズ2以降が対象になります。
iPhoneでモバイルSuicaを新規に利用するには、まずApp StoreからモバイルSuicaアプリをダウンロードする必要があります。
またモバイルSuicaアプリからのSuicaの新規発行には、iPhoneのウォレットアプリに登録されているクレジットカードか、モバイルSuicaアプリ内でのクレジットカードの登録が必要です。クレジットカードを利用しない場合は後述する手持ちのSuicaをiPhoneに登録する方法があります。
ダウンロードしたiPhoneのモバイルSuicaアプリを起動するとSuicaの新規発行画面になりますので、新規発行をタップします。
するとSuica発行画面で発行するSuicaの種別を選択になりますので、「記名式」「無記名式」「Suica定期券」のいずれかをを選択して発行手続きをタップします。この中の「無記名式」については後述します。また定期券を使用しない方は「記名式」を選択する事をおすすめします。
「モバイルSuica会員規約」「モバイルSuicaによる鉄道利用に関する特約」に同意の上、会員登録をタップします。
続いて会員情報を入力します。ここでクレジットカードの登録項目(赤い点線の囲み)が出てきますので、登録する・登録しないのどちらかを選択して次に進みます。モバイルSuicaアプリ内で登録できるクレジットカードは、ビューカード(JR東日本グループのクレジットカード)・JCB・VISA・Mastercard・American Express・Diners Club・JR東海エクスプレス・カードになります。
モバイルSuicaの新規発行時には最低1,000円のチャージが必要です。Suicaアプリケーションに登録したクレジットカードまたはApple Payで決済できます。「金額を選ぶ」からSFチャージ(入金)金額を設定後、決済方法を選択します。
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