iPhoneで4K動画を撮影できるのはご存知でしょうか。4K動画はフルHD(1080p)に比べて解像度がとても高く、高画質です。しかし、その分注意点もあります。今回は、4K動画をiPhoneで撮るときの注意点、撮影編集方法についてご紹介します。
iPhoneで動画を撮るとき、4Kで撮影できるんです。4K動画は再生したときに、とってもきれいな映像のビデオになっています。しかし、そもそも4Kとはどのようなものなのでしょうか。HDと比べながら、少し詳しく説明します。
4Kとは、横4000×縦2000ピクセル前後の映像表示技術です。1080pと比べて4Kは、4倍の解像度になっています。そして、4K動画とは、横3840画素×横2160画素になっています。動画の再生中に2倍に拡大したとでも、1080pの解像度を保ちます。
はじめにHDとは、HighDefinitionの略です。HDの解像度は、横1280画素×縦720画素であり、フルHDの解像度は横1920画素×縦1080画素になっています。
iPhoneで動画や写真を見ている分には、4K動画とはあまり違いが分からないかもしれません。しかし拡大したときや、数字で見てわかるように、HD<フルHD<4Kの順に高画質になるといえ、4Kで撮るビデオのほうが再生したとき、高画質です。
4KとHDの違いは理解できたでしょうか。次に、実際にiPhoneで4K動画を撮る方法についてご紹介します。動画を撮る前に、iPhoneのカメラの設定を変えなければいけません。まずは、設定を変えましょう。
iPhoneは最初から4Kの設定にはなっていないので、まず4Kの動画を撮るには設定を変更しなければなりません。iPhoneの設定画面から「カメラ」を選択してください。
「カメラ」を選択すると、下のような画面が出てきます。赤枠で示した「ビデオ撮影」を選んでください。
「4K/60fps」を選んでください。これで、4K動画を撮影する準備は完了です。iPhoneで4K動画を撮りましょう。
ちなみに右横についているfpsは、1秒間に何コマの静止画が記録されているかという値です。数値が高いほど動きが滑らかな動画になります。わかりやすく言うと、パラパラ漫画は描いた枚数を1秒内に多くめくったほうが、動きが滑らかになりますよね。
iPhoneで4K動画を撮る方法は通常の動画を撮る方法と何も変わりません。iPhoneの標準アプリの「カメラ」を開き、赤いボタンを押せば、撮影開始、撮影終了の時はもう一度赤いボタンを押してください。設定を変えないと、4K動画にはならないので注意してください。
iPhoneで撮影した4K動画を再生する方法も、通常時と変わりませんが、「撮影後すぐにビデオを再生する」「写真アプリからビデオを再生する」の2つの方法に分けてご紹介します。
撮影した画面からすぐにビデオを再生したい場合、撮影画面の左下部分を選択してください。直前に取った映像が出てくるので、中央あたりにある、白い部分をタップすると、すぐに再生できます。赤枠の部分は、直前に撮影したものが、表示されます。
元の画面に戻りたい場合は、画面左上の赤枠で囲んだ部分のくの字をタップしてもらうと、元の画面に戻ることが可能です。
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