Huluは4Kテレビに対応していない！対応している動画配信サービスや楽しむ裏技を紹介！

動画配信サービスのHuluは動画を楽しめる機器が多く、インターネットに繋がっていればスマホやタブレットやパソコンだけでなくゲームでも視聴でき、もちろんテレビでも視聴できます。Huluを高画質の4Kテレビで楽しみたいという人もいるのではないでしょうか。しかし、Huluの動画コンテンツは4Kテレビに対応していません。

4Kテレビの”4K”とは約4,000×2,000の解像度を表す言葉で、非常に高い画質の映像を楽しめるテレビです。Huluの最高画質は約1300×700の解像度のフルHDで、およそブルーレイディスクの画質と言われています。

フルHDでも充分高画質で視聴できますが、フルHDの倍以上の解像度を持つ4Kは細部まで鮮明に映像を楽しめるので、4Kを体感した人はフルHDが物足りないかもしれません。

Huluの最高画質はフルHDで4Kには対応していませんが、Huluの動画コンテンツを4K相当の画質で見られる裏技の設定があります。

裏技の方法は、4Kテレビと、画質を上げる4KアップコンバータをHDMIケーブルで接続してFire TV Stick等でHuluをテレビで見られるように設定します。裏技に欠かせない4KアップコンバータはフルHD程度の画質を4K程度まで引き上げる役割を持っています。

4Kアップコンバータは便利なデバイスですが、少しラグが発生するという注意点があります。4Kアップコンバータを使うとHDMI出力に干渉して画質を上げるので、出力に少し時間がかかってしまいます。Huluの場合は音と映像がズレるわけでは無くあまり気にならないかもしれませんが、TVゲームの場合はラグの影響が大きいため不向きと言えます。

もしも裏技で4Kアップコンバータを設定してHuluだけでなくゲームも楽しもうと考えている人は、ラグがあるという点を覚えておきましょう。

Huluに限らず、動画配信サービス全体でも4Kで楽しめる動画は多くありませんが、4Kテレビに対応している動画配信サービスについて紹介します。

"U-NEXT"、"dTV"、"Amazonプライムビデオ"、”Netflix"の4つの動画配信サービスは4Kテレビ対応の動画を配信しています。いずれも1ヶ月の無料体験ができるので、自分に合うものを探してみるのもおすすめです。なお、料金は2019年9月現在の金額です。

U-NEXTは月額税抜1,990円で約13万本以上の動画コンテンツと70冊以上の雑誌を楽しめる、見放題・読み放題の4Kテレビ対応動画配信サービスです。1200円分のポイントが毎月付与されるので、月額以上にお得に楽しめます。

4K対応作品は”精霊の守り人”シリーズや”ダーウィンがきた！”等のNHKオンデマンド作品が中心で、4Kの高画質映像が視聴できます。

スマホキャリアのdocomoが運営するdTVは、月額税抜500円で約12万作品の動画コンテンツを楽しめる4Kテレビ対応の配信サービスです。料金の安さが非常に魅力的でdocomoの携帯回線を持っていなくても契約できます。

4K対応作品はオリジナル作品や4Kデジタル修復版の映画等がありますが、4K対応作品は時期により増減するようです。4K作品は多いとは言えませんが”dアニメストア”等、他のコンテンツも充実しています。

AmazonプライムビデオはAmazonプライム会員が利用できる動画配信サービスで、月額税込500円か年額税込4,900円で利用できます。動画視聴だけでなく、Amazonプライム会員の他の特典も受けられます。

4K対応作品は自然を楽しめる紀行作品や「電影少女」等の国内ドラマがあります。また、Amazonオリジナル作品も4Kで楽しめます。

Netflixは月額税抜1,800円のプレミアムプランの加入で4K対応作品を視聴できる動画配信サービスです。他にも月額が安いプランもありますが、4K対応作品を視聴できるのはプレミアムプランだけなので、サービス申し込み時に間違えないように注意しましょう。

4K対応作品は加入前に確認できませんが、映画だけでなくNetflixオリジナル作品にも力を入れている点が特徴です。

Huluは裏技設定をしない限り4K画質で動画を視聴できませんが、4Kテレビ以外でもHuluで動画コンテンツを楽しむ方法を2つ紹介します。

Huluの視聴方法はテレビだけでなくスマホ・PC・タブレットで楽しめますが、Huluを4K以外のテレビで楽しみたいという人に特におすすめの"Fire TV Stick"と”Amazon Fire TV"を紹介します。どちらもAmazonで販売されているデバイスなので購入しやすい点も利点です。