タイピング入力より便利で効率的だと注目を浴びている音声入力ですが、中でもGoogleドキュメント音声入力が精度も高く高評価です。そこで今日はGoogleドキュメント音声入力のPCとスマホでの使い方やメリット・デメリット、文字認識しない際の対処法まで解説します。
音声入力ツールやソフトが沢山ある中、Googleドキュメントの音声入力に高い評価が集まっています。そこでまずはGoogleのドキュメントの音声入力のメリットについて挙げていきます。
パソコンは苦手という理由の一つにタイピングがあります。パソコン作業においてはタイピングは必要不可欠だったからです。ですが、タイピングと音声入力を併用することで文字入力の速度は断然速くなります。
テキスト作成をする際、音声入力とタイピング入力の文字数にどの程度差があるのか例を挙げてみましょう。日本情報処理検定協会という団体が実施するパソコンスピード認定試験という検定があります。1級に認定されるためには10分間に1000文字の入力が必要です。ですが音声入力の場合、初心者で10分間に1000文字、慣れてくると10分で1500文字の入力が可能です。
つまり、タイピング上級者が作成するテキストを、音声入力初心者が同じ時間で処理できるということになります。
音声入力に限らず、仕事の効率化を図るソフトなどには製品版とフリーソフト、そしてGoogleの機能がよく比較されます。そして比較項目として挙げられるのがGoogleの機能は無料だということです。Googleドキュメントの音声入力機能も例外なく、無料で使うことができます。
Googleの色々な機能の特徴を挙げる場合、性能・精度の高さや処理スピードの速さが挙げられます。例えば、GooogleChromeは描画速度が速く、GoogleドライブのOCR機能は文字認識の精度が高く、テキストへの文字起こしの速度も速いと注目されています。
Googleドキュメントの音声入力も他のGoogleの機能と同様に、音声から文字へのテキスト化の速さ、さらにその文字認識の高さが特徴です。
使い方の項目で詳しく説明しますが、Googleドキュメントの音声入力はChromeブラウザで使用が可能な機能です。そしてGoogle Chromeといえば、どんな端末でも使うことができるブラウザです。つまり、WindowsでもiMacでもiPhone、AndroidでもGoogleドキュメントの音声入力を使うことができるということです。
文章を書くことが苦手な人や、自分で入力した文章に違和感を感じてしまう、また、タイピング入力の際に漢字変換でいちいちつまずいて先に進めない、といった人には音声入力にするだけでスムーズに自然な文章を作ることができます。音声入力は、音声からテキスト化していくため話し言葉で文章を作成していくことができるからです。
もちろん、日本語には話し言葉と書き言葉がありますのでTPOに沿った文章を心がけることも大事ですが、ブログなどでは堅苦しさが抜けて自分らしい文章を作成することができます。
普段のパソコン操作でとても便利なショートカットキーは、Googleドキュメントの音声入力でも使うことができます。ショートカットキー「Ctrl+Sift+S」で音声入力のオン・オフの切り替えができます。
Googleドキュメントの音声入力は、音声入力中にそのままキーボードからもテキスト入力ができます。Googleの音声入力でショートカットキーの使用をおすすめしたのは、この音声入力中でもキーボード操作ができるからです。
音声入力中に言い間違えたら、ショートカットキーで音声入力をオフにし、バックスペースキーで言い間違え箇所を削除しついでにその箇所だけキーボードで入力してしまえば、後から遡って間違え箇所を探さなくても済みますし、キーボードの上に手が置いてあるなら音声オン・オフと文字の削除や修正などすぐに行え、さらに効率が上がります。
実際のパソコンでのGoogleドキュメントの音声入力機能の使い方を説明していきます。Googleドキュメントの音声入力機能はGoogle Chromeブラウザでのみ使用が可能です。Chromeは下記リンクよりインストールを行ってください。
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