今回の記事では、Chromeのキャッシュってなに?Chromeのキャッシュはどこにあるの?についてご紹介します。また、Chromeのキャッシュの保存場所/変更。Chromeのキャッシュからの画像や動画の復元方法について解説していきます。
キャッシュとは、一度閲覧したページの画像や検索、そのほかの情報などをデータとしてブラウザが自動で保存しているデータファイルです。
Chromeブラウザで訪問したデータがキャッシュとして保存されることにより、ページの表示を高速化することができます。
なぜ高速化できるのか?1度訪れたページの情報を保存しておき、再度同じページに訪れた際に、改めてインターネット経由でページの情報を取得するのではなく、Chromeのキャッシュに保存されているデータを読み込み表示させるためインターネット経由でページを読み込むより速く表示させることができるのです。
Chromeのキャッシュは使っているうちに自動で更新され保存されていきます。これが溜まり、多くのデータから情報を探し出してこなければならないため、ブラウザの動作を遅くしたり、ページを開くまでの時間がかかってしまうのです。
ブラウザの動作が遅くなってしまった時の応急方法として、この自動で蓄積されたChromeのキャッシュを削除し、データをクリアにする事により動作が改善される事があります。
溜まったキャッシュを削除し、データをクリアにするためには、キャッシュがどこにあるのか?不要なデータを削除し、クリアにしてChromeを少しでも快適に使えるようにキャッシュの保存場所を確認していきましょう。
こちらではChromeのキャッシュが保存されている場所についてご紹介いたします。使用しているアカウントによりフォルダが分かれているため、しっかりと確認をしていきましょう。Chromeのキャッシュの保存場所がどこなのか、どのようにしてアカウントを見分けるのか、保存場所を見つけるのか順を追って説明いたします。
では早速、WindowsでChromeのキャッシュが保存されている場所を表示させましょう。Windows 10/8/7/Vista の場合、Chromeのキャッシュは同じ場所に保存されています。ですが、Chromeのキャッシュのデータが保存されているフォルダは「隠しフォルダ」になっているので一番最初に「隠しフォルダ」を見えるようにしていきましょう。
まず、「エクスプローラー」を開きます。開くと左上に「表示」とあるのでそれをクリックし選択してください。
「表示」を選択すると右上あたりに「隠しファイル」というチェックボックスが表示されるのでここにチェックを入れます。
これでChromeのキャッシュの保存場所が表示されるようになりました。
Chromeのキャッシュの保存場所は通常だと見えないようにされているためきちんと見えるようにしてから確認を行っていきましょう。続いて、見たいChromeのキャッシュのデータフォルダがある場所を探していきます。
先ほど同様「エクスプローラー」を使っていきます。
検索バーから
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data
を検索し表示させましょう。
このフォルダ内にChromeのキャッシュデータが保存されています
※ユーザー名はWindowsで使用しているユーザー名を入力してください。
このUser Dataの中に、Default、Profile 1、Profile 2…というフォルダがあります。このフォルダ内にキャッシュがあります。User Data → Default .Profile1.2… → キャッシュのフォルダ
複数のGoogleアカウントを利用している場合、Chromeのキャッシュの保存場所が複数に分かれて保存されるためUser Data フォルダの中にDefault、Profile 1、Profile 2のようにフォルダがいくつかできてしまいます。アカウントを1つしか使用していない方は主に「Default」となっています。
アカウントを複数使用している方は確認したいアカウントでChromeを開くと、フォルダが新しく更新されるため更新日時を確認し、アカウントの確認を行うことができます。
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