一部のAndroidスマホは、有線LANを使ったネット接続が可能です。しかしネット接続にはLANケーブルとの接続を繋げる変換アダプターが必要になります。今回はAndroidスマホの有線LANを使ったネット接続方法と、購入におすすめのアダプターも紹介します。
無線LANと有線LANの違いは、インターネット回線機器のモデムとお使いのAndroid端末がLANケーブルを使って接続されているか、無線接続なのかというところにあります。Androidスマホの方は無線LANであるWi-Fiを使ってインターネット接続をしている場合が多く、わざわざLANケーブルが邪魔な有線LANを使う人は少ないです。
ですが場合によっては無線LANよりも、有線LANの方が便利なことがあります。
ではAndroidスマホを有線LANで接続すると、どのように便利になるのでしょうか?Androidスマホで有線LAN接続するメリットについてご紹介します。
有線LANを接続するメリットとして、通信環境の安定と速さが挙げられます。有線LANはLANケーブルで直接Androidsスマホを接続するため、無線LANのように電波が不安定になることがありません。また、インターネット回線における受信ラグも少なくなるため、YouTubeなどで長時間の動画を視聴するときも動画が途中で止まってしまうということが少なくなります。
有線LANは基本的にPC利用が前提のため、Androidスマホによっては有線LANに対応していないものもあります。
有線LANとの接続が可能なAndroid対応機種は、NexusもしくはAndroidバージョン5.0以上のものといわれています。
Androidスマホと有線LANの2つを直接つなぐことはできません。お互いの差込口タイプが異なるからです。そのために、AndroidスマホをUSBタイプに変換するアダプターと、USBタイプからLANタイプへ変換するアダプターの2種類が必要になります。
それでは、早速Androidスマホと有線LANを接続させてみましょう。接続に必要な、Androidスマホ、有線LAN、アダプターが揃えば、後の設定は簡単です。
Androidスマホと有線LANの接続方法は、以下の通りです。
①機内モードを利用し、モバイルデータ通信・Wi-Fi通信を「オフ」にする
②「Androidスマホ」→「USB Type-Cアダプター」「LANアダプター」→「LANケーブル」の順に接続する
LANケーブルに接続したのにインターネットへ接続できないときは、正しくUSB接続が認識されていない可能性があります。Androidスマホの「設定」からUSB接続を確認しましょう。
USB接続の選択方法は以下の通りです。
①Androidスマホの「設定」を開き、「システム」をタップ。
②「開発者向けオプション」をタップ。
③「USB設定の選択」をタップし、「RNDIS(USBイーサネット)」にチェックを入れる。
Androidスマホと有線LANの接続にはアダプターの購入が必須です。
AndroidスマホにはUSBタイプが「USB Type-C」のものと「USB Type-A」のものに分かれます。アダプター購入の際にはお使いのAndroidスマホに合うタイプのものを購入してください。
「Anker」は、モバイルバッテリー・充電器・ケーブルなど、スマホ関連商品の高品質さに定評のある会社です。そんなAnkerが取り扱うLANアダプターがこちらになります。USBアダプター商品の中でも評価は高く、価格は1,999円となっています。
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